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エタノールとメタノールの毒性について

はじめまして、お世話になります。 最近有機化学を勉強し始めた者ですが エタノールとメタノールの毒性について この両方はメタンとエタンにOH(ヒドロキシル基)がくっついた物だと思うのですが(ドキドキ^^;)エタノールはお酒の原料(酵母の嫌気発酵)のより生産され体内でアセトアルデヒドに変わると記憶してます。でもメタノールの毒性があり、量によっては失明の可能性があるとも聞きました(粗悪な酒・偽ウォッカとか)形の似たこの2つ、毒性を生むのは何が違うからでしょうか? 体の中で何がおきてるのでしょうか?胃酸と関係が… 今現在の知識を総動員して(泣)質問を書いてみました^^;どなたかご存知の方よろしくお願い致します。 どこか違う場合容赦なくつっこんでください(うっ)

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回答No.2

まず、エチルアルコール(エタノール)の体内での代謝ですが、 エタノール→アルコールデヒドロゲナーゼ(酵素)による分解→アセトアルデヒド(2日酔いの原因物質)→アルデヒド脱水素酵素→酢酸+水 に分解して無毒化される。 次に、メチルアルコール(メタノール)の代謝ですが、 メタノール→アルコールデヒドロゲナーゼ→ホルムアルデヒド(ホルマリンの水溶液)=防腐剤・有毒物質→アルデヒド脱水素酵素→ギ酸+CO2 となり、最終的に分解されても有毒物質が残ります。 残念ながら、胃酸は関係ありません。 参考までに… http://www.jarinko.com/monograph/bakudan.htm

その他の回答 (2)

  • nabla
  • ベストアンサー率35% (72/204)
回答No.3

お二方の回答で十分ですのでこれは蛇足と思ってください。 メタノールはカタラーゼという酵素によってホルムアルデヒドに酸化されるのですが、カタラーゼが網膜中に多いため目は特にメタノールの影響を受けやすいそうです。 そのためメタノールは死に至らなくとも失明することが多く、メチルアルコールにかけて"目散るアルコール"とも言います。

  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。メタンとエタンからできる物(誘導体といいます)だという事は御存じのようですね。 OHが付いたものをアルコールといい、これが酸化されると、アルデヒドになります。 OHが付いてる炭素(C)も含めて、 ーCH2ーOH が ーCHO というふうになります。 メタノールなら CH3OH が、HCHO 見やすく書くと HーCH2ーOH が、HーCHO です。 エタノールなら CH3ーCH2OH が、CH3ーCHO 害毒の程度が違うのは、ーCHO(アルデヒド基)という物の性質の強さによります。 メタノールからできる、HCHOはホルムアルデヒドで、シックハウス症候群で有名ですが、水に溶けた物はホルマリンです。 エタノールから出来た物は、CH3CHO、アセトアルデヒドといいます。 性質はホルムアルデヒドと似ていますが、頭にくっついてるCH3が働きを弱くしています。 その為、毒性の強さに差が出ます。

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