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最小エネルギーは他の言葉で表現できますか?

エネルギーが最小の状態を 「エネルギーが安定している」 と表現するのは正しいですか? (例)一般に、強磁性体は還流構造をとっている。なぜなら、この磁区構造が一番「エネルギーが安定している」からである。 例えば、上の文章で「」の部分の表現を使うことは可能ですか?教えてください。よろしくお願いします。 また、「」の部分において、他の表現があったら教えてください。

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  • First_Noel
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回答No.1

分野の人が慣用的に言う場合には意味は通じて許容されるかも知れませんが, 一般的な言い方とすれば,それでは極小の値にあるのか, 流出入があって平衡状態なのか,或いはそうそうの条件では変質しない エネルギーそのもののことなのかが不明です. また「安定」には,「不安定安定」「安定」「漸近安定」があります. 不安定安定は,ちょっと不安定になると急速に安定点から外れる安定状態, 安定は,外乱があっても大体安定点辺りに留まっている安定状態, 漸近安定は,外乱があってもすぐに安定点に復帰する安定状態です. 「エネルギーが最小である」とは,仮定された条件等の範囲内での最小値, 或いはこの宇宙で取り得るあらゆる条件の中で最小値である言う意味になります. もっと広く,「エネルギーが極小である」などの言い方の方が 良いかと思います.

honisu
質問者

お礼

なんとなく「安定」という言葉を使っていたのですが、「不安定安定」「安定」「漸近安定」などに分類されてきちんとした定義みたいのがあるんですね。 よく分かりました。ありがとうございました。

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