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強磁性材料や強誘電材料の自由エネルギーの大きさ

たとえば強誘電体の場合は、分極が+P, -Pどちらの状態でも同程度安定しています。 したがって強誘電体の自由エネルギーFはF(-P)=F(+P)を満たすような線対称の偶関数であり、F-PグラフはWの形状になると思います。(ランダウの相転移理論) これはP=0の状態(グラフWの極大値の点)よりも正負どちらかに分極した状態(Wの極小値の2点)の方が安定である事を意味しますが、自由エネルギーFが原点より下がるだけでなく負になることには物理的な意味がありますか? 一般的な話でも良いので自由エネルギーが負になる場合はどういう事を表すのか教えてください。

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  • stdyphy
  • ベストアンサー率77% (7/9)
回答No.1

自由エネルギーはポテンシャルエネルギーなので基準点には任意性があります。 重力に関するポテンシャルエネルギーと同じです。 https://withdom.jukendou.jp/articles/50

shizuokaken3
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

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