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1970年代から少子高齢化、自民党は何をやって来た
少子高齢化になって、なんと半世紀が経過したそうですが、悪化する事はあれど回復の兆しもありません。 この間、数年を除いて、与党第一党であり続けた自民党は、半世紀もの間、少子高齢化に対して何も出来なかったと言うことですか?
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- 19satoru75
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政治にできることは、産みやすい環境・育てやすい環境を作り出すことだけ。 産む・産まないを決めるのは国民側の話。 自民党が何もやってこなかったわけではありません。 政府が何かを決めたら、少子高齢化が全て解決するとでもお考えでしょうか? 資本主義の行き着く先は少子高齢化であり、人口減少であることは、資本主義が提唱された頃から分かりきっていたこと。
- staratras
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もちろん世の中の変化に十分対応できなかった自由民主党にも応分の責任がありますが、「世の中の変化そのもの」まで自民党のせいにするのは公平さを欠くでしょう。 婚外子を考慮せず、大まかにまとめると、出生児数が減り続けているのは以下の式(1)(2)(3)このすべてが減少・低下しているからです。 出生児数=((1)結婚して子どもを生む世代の人口)×((2)結婚する割合)×((3)夫婦が作る子どもの数) 大きく変化したのは(2)で、1970年代(1985年まで)は男女とも5%未満だった50歳でも結婚したことがない人の割合が、2020年には男性は28.25%、女性は17.81%まで上昇しています。諸外国と比較して婚外子の割合が極めて低い日本ではこの影響は大きいです。 また(3)の夫婦の最終的な子どもの数(完結出生児数)も1970年代から2000年代はじめまでは安定して2.2人前後でしたが、2021年には1.90人まで低下しています。大した差ではないように見えますが、掛け算ですのでこれだけで十数パーセント減少します。 前の世代の(2)(3)により、(1)も減り続けています。3数とも小さくなれば3数の積が減り続けるのは小学生でもわかる算数ですが、偉い人の中にもまだ理解できていない人がいるようです。(1)が減少を続けることは今後20年以上確定していますので、出生数を増加に転じることがいかに困難であるか、というより今後数十年以上は事実上不可能であることを上記の式は示しています。 なお、「少子化」を考える場合、「出生率の低下」と「出生数の低下」は分けて考える必要があります。戦後まもなくから一貫して「出生率」は下がる傾向があり、このことは専門家だけでなく一般の人もわかっていました。回答者は昭和20年代末の生まれですが、親の世代は兄弟姉妹の数が多く、自分達の世代は2人か3人の家庭が多いことは子どもでも分かりました。 ただ、それが専門家は別として世間一般ではそれほど大きな懸念材料にならなかったのは、「出生数」は一貫して低下したわけではなく、昭和20年代前半の第1次ベビーブーム(団塊の世代)や、その世代の人たちの子ども(団塊ジュニア世代)が生まれた昭和40年代後半の第2次ベビーブームの際にはむしろ増えていたからです。 問題は年号が平成になり、人口が多い第2次ベビーブーム世代が親になるはずの90年代後半になっても、第3次ベビーブームは起きなかったことです。当時は就職氷河期と言われた就職難などの悪条件があり、そこには当然自民党をはじめとする政治の責任もあります。 ただしさらに大きな問題は世の中のあり方が大きく変わっていたことに、社会の指導的な立場にある人たちが気づくのが遅れてしまったことです。若い世代には想像できないかもしれませんが、日本で「人口問題」と言えば1970年代ころまで「日本の人口が増え過ぎないようにどうするか」という問題でした。皆でブレーキをかけようとしているときに「アクセルを踏め」と主張するにはそれ相当の見識と勇気が必要で、そのような政治家はほとんどいませんでした。 平成になってようやく一般の人も日本の「少子化」問題の深刻さを思い知らされ、「日本の人口が減り過ぎないようにしなければならない」事実に気がついたのではないかと考えます。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1957/7584)
何も出来なかったと言うより推し進めてきたと言えます。 自由な働き方等と言ってアルバイトを派遣社員が増えて若者の貧困化が進んで結婚もできない結果、子供が少なくなった。 経済界と仲良くして現場を知らない国会議員は金儲けしか考えられないのでしょう。
- mekiyan
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アホか!、何でもかんでも政治につなげるのは。 日本の少子化は、日本男子がだらしなく、この男の子供をいつか産んで立派に育てやる、という気持ちを奮いたたす男が劇減りしてるからや。見かけだけで、中身がいい男は、どこに消えてしまったんじゃい!金があるかないかは関係なし。 それで、日本女も、日本男には期待などなくし、ただ性欲を 一時的に満たしてくれればいいで、倫理観のない女も増えに増えとる。 世界中の女共から、日本男と結婚したいなんて、もう限りなく減ってしまって、世界中で一番モテない男が「日本人」なんてなっとる。情けなさすぎる。女を守れんような男の子は、産みたくも無しやがな。
- toka
- ベストアンサー率51% (1195/2326)
自民党の失政というか、国民の意識の変化を読み違えたんでしょう。 前の回答で言われたように、親はみんな子どもを1人2人に絞り、社会の上流に行けるように高い教育費をかけて大学まで行かせた。 ところが、そんな学歴の高い子どもばかりになって困るのは仕事現場です。ほしいのは手足となって働いてくれる子で、幹部候補生など要らないよ。 年収1000万くらいは稼いでほしいと期待して育てた子が300万の非正規しか仕事がない。大損です。 親は大損ですみますが、稼ぎの薄い中これからの人生生きていくだけの子は家族も家も持てず、更にかわいそうです。 今になってもなおリスキリングで雇用のミスマッチ解消と言ってますが、世の中に求められるにはどんなスキルがあればいいのか、実は誰もわかんないのでは。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2131/8006)
1970年代と言えば、学歴至上主義や住宅ブームが蔓延し、誰もが大学に行くのが常識化し、一戸建て住宅に住むのが理想とされ、学費と住宅ローンの負担が大きくなった結果、子供の数を減らすしか無くなった頃です。それまでは3人ぐらい子供がいる世帯は珍しく無かったのですが、この頃から2人ぐらいに減っています。現在の中国でも同じ事が起こっていますが、高学歴社会、一戸建て住宅を目指せば、少子高齢化になるのは必然です。 まして、現在の日本のように、経済成長が30年以上も止まっているのでは、少子高齢化が深刻な事態を生むのは当然でしょう。
- ithi
- ベストアンサー率20% (1973/9604)
Japadizeさん、おはようございます。 このデータは大阪万博くらいの時には、もう、はっきりしたものだったようですが、当時の自民党は、老人のほうに手厚い制度を整備しました。なぜなら、彼らは自民党にとっては、大きな票田だからです。当時の政治家にとっても、こんなことは、あんまり深刻に受け止めていなかったようですね。人口問題でこれほどの少子高齢化になるなんて世界的にも例がなかったそうです。