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関係代名詞

薬袋善郎著『基本文法から分かる英語リーディング読本』pp246より 以下の説明及び図解が何をさすのか解説をお願いします。 1..名詞+前置詞+関係代名詞という形は次の2つの可能性がある (1)名詞(前置詞+関係代名詞) (2)(名詞+前置詞+関係代名詞) 2..前置詞+名詞+前置詞+関係代名詞という形は次の2つの可能性がある (1)前置詞+名詞(前置詞+関係代名詞) (2)(前置詞+名詞+前置詞+関係代名詞) 特に()の範囲の違いが何の差異を表しているのかが非常に理解し難いのです。 どなたかご解説をお願いします。 p.s.前回同様の質問をした際、コメントを頂いた方ありがとうございました。 システムトラブルで画像が添付できず、アカウントごと作り変えた次第です...

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  • Nakay702
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回答No.2

補足を拝見しました。 (a)the village(which he was born in)=彼が生まれた村 (b)the village(in which he was born)=彼が生まれた村 (c)a mountain(of which the top is covered with snow)=頂上が雪で覆われた山 (d)a mountain(the top of which is covered with snow)=頂上が雪で覆われた山 (e)a town(in the center of which is a market)=中止 →中心に市場がある町 (d) →(f)a town(the center of which is a market)=中止 →中心が市場である町 *誤植と思しき箇所を→の後のように訂正して考えます。 これを拝見しても、確かに、図解中の赤括弧( )の意味は分かりにくいですね。浅学のせいか、私の知る範囲でこの種の説明には初めて出会いました。それで、ちょっと長くなりますが、推測を交えて私なりに考えたことをお答えします。 例文・注・図解をつき合せながら考えた結果、私は次のように推測しました。すなわち、図解の1(2)や2(2)のように、全体が赤括弧( )内にある場合に対して、1(1)や2(1)のように、名詞とそれに続く前置詞との間に赤色括弧開く『( 』がある場合は、そこにやや強い切れ目があることを示しているらしい、ということです。図解での括弧の使い方とちょっと異なりますが、キッコウ括弧〔 〕でその強い切れ目を示し、丸括弧( )で弱い切れ目を示しながら分析記述してみます。 1.(a)(b)の例は、「名詞〈先行詞〉+前置詞+関係代名詞…」の用例ですね。括弧で区切り目を示し、矢印『← や、→』で修飾関係を示すと、次のようになります。 (a)the village ←(which he was born in)=(彼が生まれたところの) →村。 (b)the village ←(in which he was born)=(彼が生まれたところの) →村。 *関係節が先行詞の直後に来る場合は、たとえ(b)のように関係詞の前に前置詞がついていても、関係節と先行詞との結びつきが密接であることに違いはありません。(a)(b)ともに、図解1の(2)に相応する用例と解釈できます。 2.(c)の例は、「名詞〈先行詞〉+前置詞+関係代名詞…」の用例ですね。(a)(b)同様、括弧で区切り目を、矢印『←』で修飾関係を示すと次のようになります。これも図解1の(2)に相当すると考えられます。 (c)a mountain ←(of which the top is covered with snow)  =(頂上が雪で覆われたところの)→山。 *of which the top is covered with snowの部分は、形容詞的用法の関係節(=形容詞節)で、先行詞の mountain を後ろから修飾している恰好ですね(後置修飾と言います)。(a)(b)同様、等号『=』の後に日本語訳での修飾関係を示しておきました。 3.(d)の例は、「名詞〈先行詞〉+名詞〈関係節中の主語〉+前置詞+関係代名詞…」の用例ですね。名詞が2つ並ぶので、視覚的にその名詞と名詞の間にやや強い切れ目があるようにを感じます。上述のような2種類の括弧〔 〕・( )と2種類の矢印『⇐』・『←』で、それぞれ強弱の区切り目と修飾関係を示すとこうなります。図解1の(1)に相当します。 (d)mountain ⇐〔the top →(of which is covered with snow)〕  =〔頂上が←(雪で覆われた)ところの〕⇒山。 *mountainとthe top の間に、比較的強い切れ目があることを示しています。しかし、それでも、the top以下の関係節が先行詞mountainを修飾しているという構図であることは、(d)の場合と同じです。異なるのは、切れ目の強弱の違いだけです。 4.(e)(f)の場合は、それぞれ「名詞の前に前置詞がついている」だけで、基本的には上の場合と同じ対応関係です。つまり前置詞の存在を別にすれば、(e)は(c)と同じ構造であり、(f)は(d)と同じ構造です。 (e)a town ←(in the center of which is a market)  =(中心に市場があるところの)→町。 (f)a town ⇐〔the center ←(of which is a market)〕  =〔中心が ←(市場であるところの)〕⇒町。 *以上から、(e)は図解2の(2)に相当し、(f)は図解2の(1)に相当することがわかります。 まとめ: ①(a)~(f)のいずれの例も、先行詞と形容詞的用法の関係節との関係を表している。 ②どの場合も、関係節が先行詞を修飾している(=後置修飾)。 ③先行詞の直後に関係詞が続く場合(関係詞の前に前置詞がつく場合を含む)、先行詞と関係節の関係はより密接である。 ④先行詞の直後に名詞が挟まる場合(=関係節の冒頭に名詞が置かれる場合)、関係節が先行詞を修飾するという事実は③の場合と同じなのに、ここでは先行詞と関係節の関係は比較的疎遠である、すなわち、先行詞が関係節から遊離・孤立しているような印象を与える。 この疎遠な関係を示すために、『基本文法から分かる英語リーディング読本』では丸括弧( )をつけているらしいことが判明しました。そして、関係節と先行詞の弱いつながりを示すのに私はキッコウ括弧〔 〕を用いて強いつながりと区別しました。以上がお尋ねに対する回答の骨子です。なお、言語学では③のような関係を「内心構造」と呼び、④のような関係を「外心構造」と呼ぶそうです。

7685agt
質問者

お礼

ご丁寧に回答をお寄せ頂きましてありがとうございます。 私が参考にしている教材が、解説は丁寧なのですが少々とっつきにくいというか、そのような部分がありまして、違う角度から教えて頂いて目から鱗が落ちました。 大変ありがとうございました。 これからも語学の学習を頑張りたいと思います。 それでは失礼いたします!

その他の回答 (1)

  • Nakay702
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回答No.1

しつこくてすみませんが、p. 245の画像を添付してください。 今回あなたが添付した図解の上に小さい字で、(p. 245注4参照)とありますね。つまり、この図解の説明のもとになった例文がそこに書かれているはずなのです。画像の添付が無理でしたら、せめてその例文だけでも書き取って、このスレの補足欄あたりにコピーしてください。とにかく、もとの例文が分からないと、お答えのしようがないのです。よろしくお願いします。

7685agt
質問者

補足

度々のご無礼にも関わらずご助力下さってありがとうございます。 当方で調べてみたのですが、どうしても2枚目の画像が添付できなかったため、直接問題文を記入させて下さい。以下、該当部分にあります例文です。 (a)the village (which he was born in) =彼が生まれた村 (b)the village( in which he was born) =彼が生まれた村 (c)a mountain (of which the top is covered with snow)=頂上が雪で覆われた山 (d)a mountain(the top of which is covered with snow) =頂上が雪で覆われた山 (e)a town(in the center of which is a market)=中止に市場がある町 (d)a town(the center of which is a market)=中止が市場である町 ※本来テキストでは()内の部分が形容詞節として先行詞(the village, a mountain, a town)を修飾していることを表す矢印がついています。 pp245の注釈として 注3 前置詞+関係代名詞で、関係代名詞だけを前に動かすときは、前置詞の後に副詞以外の語句が来てはいけません。 注4「前置詞+関係代名詞」の形容語句を前に動かして「被修飾語の名詞」を後に残す書き方は、「被修飾語の名詞」が主語のときにだけ可能です。 注6「前置詞+関係代名詞」によって修飾される名詞が前置詞の目的語の場合には、「前置詞+名詞+前置詞+関係代名詞」をまとめて前に置くことができ、特に場所や手段を表す副語句の場合には必ずそうしなければいけません。 となっています。 長文になりましてすみません。 何分不明瞭な部分もあるかと存じますがご解説をどうぞよろしくお願いいたします。

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