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交感神経・副交感神経
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再びお邪魔します この件について前回再回答したのでしたが、時間差で締め切りでした さて、その参考書は条件が不足しています。単純に書きますと、 交感神経は体を自動的に闘争に適した状態にする神経で、運動系 や感覚系および立毛筋や発汗・体表の毛細血管などの防御系は亢進 されます。 一方下記の副交感神経支配の内容は抑制または拮抗的 な働きを示します 副交感神経は自動的にいやし・体の修復や補完に働く神経で、消化器系や排出系・免疫系が亢進されます。 副交感神経が亢進すると排出系が亢進されますのでぼうこうは 収縮し排尿を促進します。交感神経は拮抗的に反応し、ぼうこう を弛緩し尿意を抑えます。闘争には不利だからでしょう。 おもしろい？ところで 唾液には消化用の消化液を含むさらさら の唾液（舌下線顎下線由来）と、口腔内を保護する粘性の唾液 （耳下腺由来）があります。進化の過程で私たちの祖先がネズミ のような生物だった頃、最大の武器は牙で、しかしそれは柔らか い口の中にあります。粘性の唾液はそれを保護します。 ちなみに免疫系はふたつの状態をうまく使い分けています。 交感神経が亢進するとリンパ節にリンパ球が集中し、T細胞の 抗原認識が効率的に行われます。T細胞は担当する抗原が決まっ ているので、水疱瘡担当のT細胞は、インフルエンザのウィルス には反応しません。水疱瘡の抗原情報を取り込んだ樹状細胞が 水疱瘡担当のT細胞と出会い抗原提示する必要があります。 学校でよくいなくなる先生にどうしても会いたいなら、 朝会中の職員室に殴り込めばよく見つかります。 抗原情報を取り込んだ樹状細胞はリンパ節に移動する性質を 持っていますので、交感神経亢進状態でT細胞がリンパ節に 集まる性質は、樹状細胞とT細胞の抗原提示を速やかにします。 一方副交感神経の亢進はB細胞を活性化し増殖を促進します。 このように交感神経と副交感神経が二人三脚のように働き合う 事例もあります ちなみにワクチンは交感神経の活性化する午前 がお薦めです。 ではでは
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