日本が統治したのは朝鮮全体です。
戦後日本が手を引いた後、ソ連が占領した北方の地域に北朝鮮が建てられ、アメリカらが占領した地域に成立した大韓民国が対立し、互いに相手を征服しようとして「朝鮮戦争」が始まりました。
お互いに「あっちが先に攻めてきた」と言っている由。
常任理事国のソ連が理事会に欠席したのを幸いに、国連軍(実態はアメリカ軍)が南側救援に派遣され北朝鮮を追い詰めたのですが、中国共産党が人民義勇軍を派遣して押し戻しました。
劣勢に怒ったマッカーサーは「原爆を落とせ」と提言してトルーマンから「もう必要無い」と拒否されて解任されるなど、一進一退があり、北緯38度線あたりで膠着してしまったので、そこを臨時の堺目として「休戦協定」が締結されてこん日に至っています。
つまり、朝鮮戦争は休戦しているだけで、まだ終わっていないのです。
日本は参戦しませんでしたが、国連軍の求めに応じてトラックや食料その他を輸出して大いに儲けて、戦後復興に役立てることができたそうです。
警察予備隊・保安隊を経て、自衛隊ができたのもそのころです。
お礼
ありがとうございます。 今の日本は幸福とはいえませんが、一時期、急成長できたのは運が良かったのですね。