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金本位制の欠点

「金本位制は、敵国が交換しろと言ったら絶対に交換しないといけない。断ることができないから欠陥だ」 みたいなことを書いてある本があって、何で断ることができないのですか?

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.3

 敵国からの要求だからと言って交換を断ったら、兌換券発行国が「正当と考える事情があれば」交換を断るという「前例」になります。  ということは、相手としては「今はいいが、何時兌換を拒否され紙くずになるか分からない」という状態に置かれるわけです。だれもそんな国の貨幣を持ちたいとは思わないでしょう。  つまり事情はどうあれ交換拒否の前例を作ると、兌換券としての信頼を失い、通貨としての価値・意味を失うから、だと思います。  ザックリ言えば、後々のことを考えると交換を拒否できない、ということです。  だから後々の事を考える必要が無い状態、戦争をやって負ける寸前になるなど、国家が「通貨に対する信頼を失っても良い(どうせ国家自体が潰れるんだから)」と判断したときは、国は金と兌換券の交換を断ると思いますよ。

その他の回答 (2)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11203/34803)
回答No.2

金本位制は必ず自国通貨を金に交換できないといけません。 現実的にはほとんどあり得ないけど、もし敵国が自国通貨を大量に保有して、これを金に替えろと迫ったら断ることができないってことですね。 でも過去にそんなことをやった国があったのかなあ?単なる机上の空論じゃないかなと思いますけれども。 金本位制の最大の欠点は、その制度である以上、その国は自国が保有する以上に通貨を発行できないことにありますね。お金というのは経済を動かす血液ですから、経済活動が活発になるほど多くの血液(通貨)が必要になってくるのです。

  • q4330
  • ベストアンサー率27% (768/2786)
回答No.1

金本位制とは言葉通りに金を基本とする制度。 紙幣に記載された金額と同額の金にいつでも交換することを保証する制度です。

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