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金本位制のメリット・デメリットとは?
金本位制の利点・不利点がよくわかりません。歴史の本に必ずでてくるのですが、なんのために歴代の政治家が金本位制か切り離しかに取り組むのかが本当にわからないのです。 金をある国の通貨の基軸に据えると、グローバル化するので通貨の国際競争力にさらされる。だから、産業が未発展なままだと保護貿易ができなくなるのでモロに国際競争にさらされる。ということでしょうか?
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一番の基本は メリット インフレに強い デメリット 通貨供給量が金保有量に制限される、といったところでしょう。基本的には通貨に信用を与えるのが金本位制の役割です。 ただ世界的な不況などで他国が通貨の価値を落としている中で特定の国だけ金本位制を維持していると、その国の貨幣価値が相対的につりあがってしまい輸出不況になります。これに対処するには機動的に交換レートを引き下げることでしょうが、それをやると結局金本位制としての信用を失いかねません。そういった柔軟性のなさも政策面から見たデメリットといえるでしょう。 なお、金が金融商品となり、価格が変動(上昇)する現代なら、貨幣価値が金に引きずられると言うのもデメリットといえると思います。