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非上場会社の従業員には帳簿閲覧権は無い?
- 非上場企業の従業員には勤務先の帳簿の閲覧権はほとんどありません。上場企業と異なり、普通の平社員や新入社員がいつでも自由に帳簿を閲覧できる会社は少ないです。
- 経理部署以外の部長以下の非役員の中には、会計帳簿内容を把握できていないケースがあります。
- 非経理担当の全社員には会計帳簿の閲覧権を与えることはセキュリティ上の問題から難しいため、経理部長の立ち会いの下で帳簿データにアクセスし、紙のコピーを取る方法が一般的です。
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質問者が選んだベストアンサー
No.2です。 >役員クラスだったら、どこの会社でも、全員、無条件に自由に閲覧できるのが普通ですよね? 質問者さんが「役員」という用語をどのような意味で使っているのかわかりませんが、大きな企業では、役員というと会社法で言う取締役を示すことが多いように思います 取締役とは何をする人かというと、株主(出資者)に雇われて、会社の運営をする人とその監視をする人です。つまり、 1)出資者から預かったお金で会社を適正に運営して、利益を出して出資者に配当を配る役目の人。 または 2)上記の人がお金を不正に流用しないかどうかを監視する人。 ということになります。どちらも会社全体の経営状況を把握していなければならないので、決算書は業務として見なければなりません。「見ても良い」のではなく、「見なければいけない」人たちです。決算書を見て会社全体の経理・会計の状態を把握することが仕事の重要な部分になる人です。 場合によっては部長クラスの人を「役員」と呼ぶ場合もあるかと思います。 名目だけの壁際部長もいますが、通常は部長というと、その会社の一部分について、その部門全体に対して指揮・命令を出す権限を持ち、その結果としての業績について責任を負う人です。 業績、ということはその部門での利益に責任を負うわけですから、その部門でどれだけの売り上げがありどれだけの費用が掛かり、どれだけの利益があるのかを知らなければなりません。従ってこの人たちも、決算書を読むのは業務の一部であって、義務です。 役員クラスというのは、「無条件に自由に閲覧できる」のではなく、必ず見て内容を把握しなければならない職責を担っている人たちです。 役員であるにもかかわらず決算書を見ないとしたら、そんな人は給料泥棒です。
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- ruitarou
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追加の回答です。 会社は基本的に営利目的の組織です。 >社内で透明化して、定期的に全員でシェアして話し合える様な仕組みを構築し、状況の理解に努めて欲しい それをする事に経済合理性があると思えばもちろんそのようにします。 私が考える限りそのことによる会社のメリットは感じられません。
お礼
ruitarou様、ありがとうございました。 またお越しくださいね♪(^_-)-☆
- QCD2001
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まず、帳簿閲覧権の解説の中に書いてある「社員」というのは従業員ではありません。会社法等では、出資者を社員と呼びます。ここでは株式会社の株主または、有限会社・合資会社・合名会社・合同会社の出資者が持つ権利です。 出資者は企業に資金を提供しているわけですから、自分が拠出した出資金が適正に使われて、出資者への配当を出すに十分な使われ方をしているかどうかを知る権利があります。 事業資金として自分のお金を出しているわけですから、自分が出したお金の使われ方を知る権利がありますし、使われ方に口を出す権利もあるわけです。 従業員は雇われているだけで、自分のお金を会社の事業資金として出していません。当然、事業資金の使われ方について知る権利も、意見を述べる権利もありません。 質問者さんが何かの商売を始めたとします。その商売のためにアルバイトを雇いました。さて、そのアルバイトが質問者さんに「あなたの貯金通帳を見せてください。」といったとしたら、見せますか? 帳簿を閲覧するというのはそういうことなのです。
お礼
QCD2001様、ありがとうございました。 またお越しくださいね♪(^_-)-☆
補足
QCD2001様、ありがとうございます。 やはりそうですよね。^^; BSは門外不出、税理士さんか経理部長ぐらいにしか 閲覧を許可しないのが、やはり社会通念なのでしょうね。 役員クラスだったら、どこの会社でも、全員、無条件に 自由に閲覧できるのが普通ですよね?^^;
- ruitarou
- ベストアンサー率44% (258/579)
>勤務先の会社の会計帳簿をいつでも自由に気兼ねなく閲覧できる 会社なんて圧倒的に少ないでしょうか?^^; 極めてまれだと思います。 >経理部署以外の部長以下の非役員は、下手すれば、40代でも、 会計帳簿内容を把握できていないケースが、普通に、多々あるのでは 無いでしょうか? ほとんどすべての会社がそのようなシステムになっています。 >あなたの勤務先企業では、経理担当で無くても、いつでも誰でも 自由に会計帳簿を閲覧できる仕組みになっていますか? なっていません。 >経理部長だかの立ち合いの下、クラウド会計ソフト上の帳簿データに アクセスして、(それをUSBメモリにDLすると、流出のリスクも あるから、)紙のコピーを取らせてもらうみたいな感じですかね? それを許す会社も稀です。 弊社でもそのような事は許可されません。 >あなたが社員なら、イイと思いますか? メリットとデメリットがありそれが良いとは思いません。 >非上場企業の代表取締の立場の方も、会社の会計帳簿は、税理士さんや会計士さん、経理部長以下、経理担当社員以外には、見せたくないのが、本音というか、至極、普通の感覚でしょうか?^^; その立場ですが、管理職以外に見せたくありません。 そもそも、それを正しく理解して役に立てることができる人は限られています。 >社内で透明化して、定期的に全員でシェアして話し合える様な仕組みを構築し、状況の理解に努めて欲しいとかって思いますか?^^; 全く思いません。 >思わないは、何ですか? 繰り返しになりますが、それを正しく理解して役立てる人が多いとは思いません。 >・世界大百科事典 第2版「帳簿閲覧権」の解説 【帳簿閲覧権】 ここでいうところの社員とは、株式を持っている親会社の社員です。
お礼
ruitarou様、ありがとうございました。 またお越しくださいね♪(^_-)-☆
補足
ruitarou様、ありがとうございます。 やはりそうですよね。^^; 社長さんのご意見を伺えて光栄です。 アラフォーの著名な起業家の方も、BSは税理士さん ぐらいにしか閲覧させてはいけないと仰っていました。 役員未満なら、経理部長以下、経理部の管理職のみ、 ただ、役員クラスだったら、どこの会社でも、全員、 無条件に自由に閲覧できるのが普通ですよね?^^;
お礼
QCD2001様、ありがとうございます。 全くもって仰る通りですね。^^; 確認する必要も無かった様です(笑)。
補足
お礼を書いてから、補足質問が浮かんできたのですが、 ストックオプション制度がある会社で、 自社株を購入している経理以外の従業員や、 従業員持ち株会のある会社で、自社株式を 購入している経理以外の従業員の場合なら、 一応、株主という事で、会計帳簿閲覧権を 行使できるものなのでしょうか?^^;