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【電気】コンタクトチェッカーは接点消耗量測定ですよ
【電気】コンタクトチェッカーは接点消耗量測定ですよね? 接点消耗量ということは遮断器は投入状態でないと接点消耗量は分からないのでしょうか? 遮断器を開放状態で接触抵抗測定は出来ないのか教えて下さい。
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№ 1 の回答者の言われる通りなのですが、現在の遮断器は VCB、GCB が殆どで、直流電気鉄道変電所、製鉄所の圧延機用電動機を駆動する高圧DC回路で使用される高速度遮断器 ( HSCB ) 以外は、主回路接触子の接点損耗が問題視なることが殆どありません。その上、遮断器は通常の運転電流が流れる「 主接触子 」と、遮断時の高温アークに曝される「 アーク接触子 」が分離されていたり、VCB のようにアークを電磁駆動して接触子の同一点だけが損傷しないような配慮がなされたりしており、多数回の遮断アークによる接触子消耗による接触抵抗は殆ど増加しません。世の中の電気保安法人が行っている高圧自家用電気設備での月次・年次点検でも交流遮断器の接点消耗量をチェックしている所は皆無と言っても良いと考えます。 むしろ、危ないのは多数回の投入・遮断による機械的機構部の劣化を原因とする接触子の押し付け圧力 ( wipe と呼ばれます。) の低下でしょう。しかし、これもユーザーが行うにはちょっと敷居が高すぎ、メーカーが推奨する何年かに一度の精密点検でのメーカーによる試験項目でしょう。 老婆心ながら、この業界では、主回路の接点を「 接触子 」と呼ぶのが慣例です。
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- 69015802
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消耗量を測定するものではなく接触抵抗や通電電流による電圧降下(どっちにしても”V=RI”なんですけどね)を測るものなので通電状態(=投入状態)でないと測定できませんが。 でも接点消耗量がコンタクトチェッカーみたいな測定具で簡単に測れたらすごいなと思いますが、接点の劣化は消耗だけでなく表面の科学的劣化、転移、摩耗、異物の付着等々いっぱいありますからあまり意味ないかも。
お礼
ありがとうございました