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古典翻訳:ホラティウスの書簡集一の二

Nakay702の回答

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9774/12176)
回答No.3

いつも楽しい話題をありがとうございます。 私訳: You lose no time in taking out a fly, 蝿蚊、藁屑問わず目に入れば即刻、 Or straw, it may be, that torments your eye;目を傷めぬうちに、手早く除く。 Why, when a thing devours your mind, adjournなのになぜ、心蝕まれて放置する、 Till this day year all thought of the concern? なぜ未だ、顧みぬままにして心憂える。 Come now, have courage to be wise: begin:いざ、勇気もて賢者たらん。まずは、 You're halfway over when you once plunge in:一歩を踏み出さば、そはすでに道半ば。 He who puts off the time for mending, stands改めるべきを先に送るは、これ呆け A clodpoll by the stream with folded hands,流れの脇で手を拱くは、これたわけ。 Waiting till all the water be gone past聞けば、水の流れの絶えるを待つとか But it runs on, and will, while time shall last.流れは、悠久の時を刻むと知りてしか。

lived_in_room13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 今回のホラティウスの詩は、「目、心、川」と、場面の入れ替わりが激しく、読んでいて楽しいのですがこれを日本語でも表現するとなると難しく、無理して訳すと私の場合は説明調になりがちなので、今回はそれからの脱却を試みました。 ナカイさんの今回のお作品は、ずいぶんと堅実に攻めましたね! >>You lose no time in taking out a fly, 蝿蚊、藁屑問わず目に入れば即刻、 Or straw, it may be, that torments your eye;目を傷めぬうちに、手早く除く。 「藁屑」とは流石、適語探しの天才! たんに「藁」ですと、なんだか「藁を丸々一本が、目に入っちゃう事ってある?」って感じですが、藁屑なら目に入りますものね。 >>Why, when a thing devours your mind, adjournなのになぜ、心蝕まれて放置する、 この場面が突然「目のたとえ」から「心」に切り替わる箇所をスムーズに訳されましたね。さすがです。 >>Till this day year all thought of the concern? なぜ未だ、顧みぬままにして心憂える。 「顧みぬまま」&「心憂える」のビシッとくる言葉をありがとうございます。 ところで、この箇所を私も、質問文では読み間違えて訳し間違えたんですが、Till this day yearは、「来年の今日まで(休止/延期する)」でしたね。 >>Come now, have courage to be wise: begin:いざ、勇気もて賢者たらん。まずは、 「いざ」は、このCome nowの名訳ですね! 「賢者」の使い方もお上手ですね。(私は「賢者」と言う言葉をうまく使いこなせません。) >>You're halfway over when you once plunge in:一歩を踏み出さば、そはすでに道半ば。 これですね!こういう事なのです。やはり言葉選びの天才ですね! >>He who puts off the time for mending, stands改めるべきを先に送るは、これ呆け A clodpoll by the stream with folded hands,流れの脇で手を拱くは、これたわけ。 今までいただいたお作品の脚韻のなかでも特に「ぐっ」ときました! やっぱり面白味があると脚韻もずっと映えますね。 >>Waiting till all the water be gone past聞けば、水の流れの絶えるを待つとか But it runs on, and will, while time shall last.流れは、悠久の時を刻むと知りてしか このつなげ方できましたか!!! 前の2行とのつながりを「聞けば」でつなげるとは、さすがでした! やはり流石ナカイさんだと今回も思いました。 また、よろしくお願いいたします。

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  • 翻訳をお願いします!

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