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銃の正式名称の由来と命名の仕方
- 銃の正式名称の由来と命名の仕方について質問します。アルファベットや数字、名前が銃の名称につく由来は何でしょうか?
- 新たな新機軸や新技術で作られた銃器の命名方法について質問します。どのような言葉で名称が付けられるのでしょうか?
- アニメでよく見かける銃の名称や略称の由来について調べました。銃の名称には、アルファベットや数字、名前が使用されていることが多いです。
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1 M16はM14の後継で採用されたからです。なんでM15じゃないのかは分かりません。こういうときに奇数番号や偶数番号で繋げていくというのはよくある話です。 M4カービンは、まずM1カービンというのがあって、その改良版がM2カービン、そのM2カービンに暗視スコープを取り付けたモデルをM3カービンと呼んだのでその次のカービンモデルになるのでM4カービンです。 AK47は元々正式名称は「7.62ミリアブトマートカラシニコバ」になるのですがこれはいちいち書くのも口にするのも面倒くさいし、バリエーションが沢山出てきたのでそれと区別するためにAK-47という番号が割り振られてそれが世間に広まりました。 名前については、ドラグノフ狙撃銃はドラグノフさんが設計したから、ガトリング砲はガトリングさんが設計したからです。 オチキス社が製造したM1914機関銃はとても大成功したので、みんな「オチキス機関銃」と呼ぶようになりました。ちなみにフランス語はHを発音しないので、日本語読みすると「ホチキス」になり、ホチキス社はあの文房具のホッチキスを作っていた会社です。 2 StG44は、昭和の頃は日本のマニアの間では「MP44」と呼ばれることが多かったですね。 元々MKb42という試作銃があって、ヒトラーから開発の中止を命じられていたのですが、軍需大臣シュペーアが密かに開発を継続させました。それで改良版として作られたMKb43が実戦投入されるようになったのですが、このときこれは通称としてMP43と呼ばれたようです。ドイツ軍にはMP41という短機関銃がありましたからね。 それでMP43を使ってみたら大好評だったし、向かうところ敵なしにもなったのです。MP43を所有していた部隊が攻撃したらそれはいつも勝利していたのです。当然現場からも「もっと沢山くれ!」という要望が殺到して、遂にヒトラーの許可を求めることになりました。 開発を禁じたはずのものが開発されていたことを知ってヒトラー総統閣下は相当カッカしました(←ここ重要)が、MP43が非常に有効であることを知って生産を許可しました。 そしてそのMP43はMP44という名称を経てStG44という名前になりました。StGは「突撃銃」の略で、一説には名付け親はヒトラー総統閣下だといいますね。その英訳が「アサルトライフル」なわけで、つまりStG44をして「アサルトライフルの誕生」となったのです。 名称ちゅうのは、誰かが名付けて広まるか自然発生的に広まってゆくものですよ。
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- Sasakik
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「M16」は、M14自動小銃の次の自動小銃のトライアルに提出された「アーマライトAR-15」をベースにしたアサルトライフルの制式名称。 「AR-15の発展型だから16」になったのではないか と。 「AK-47」は、ロシア(旧ソ連)の「カラシニコフが設計した1947年制式の自動小銃」を意味するАвтомат Калашникова образца 1947 годаを略したもの。 冷戦時代”鉄のカーテン”の向こう側では、旧ソ連製のAK-47、改良型のAKM、AK-74などのほか、旧東側諸国のライセンス/コピー生産やオリジナルにはない独自の発展をした派生型も多かったし、西側ですべてを把握するのは困難であったので、「AKライフル」や「カラシニコフ銃」などと一括りで表現することも多かったコトの名残り。 「ドラグノフ(狙撃)銃」は、旧ソ連のドラグノフが設計した狙撃銃のシリーズ。 ソ連・ロシア製だけでも「SVDS」「SVU(OTs-03), SVU-A(OTs-03A), SVU-AS(OTs-03AS)」「 VS-121」「SVDK」「SVDM」などのモデルがあるし、AK同様に旧東側諸国で生産された派生型もあるので、AK同様にひとまとめにした「ドラグノフ」という呼び型が一般的になったもの。 「ガトリング砲(銃)」は、19世紀半ばにアメリカでR.J.ガトリングが開発した最初期の機関銃をルーツに持つ「外部動力多砲身砲(銃)」のこと。 ガトリングさんが開発した頃は「無駄に弾をばらまくだけ」として評価は低かったけど、20世紀後半に出たM-61バルカンなどの対空機関砲型の登場で再評価された。 米軍の制式拳銃は、メーカーのモデルネームであるベレッタM92やSIG M320とは別の、”米軍の統一命名法”に基づいたM9、M17/M18といった制式名を付与している。 日本の自衛隊だったら、小銃は、64式、89式、10式と”採用年の下2桁”なんだけど、けん銃に関しては、自衛隊創設以来のコルトM1911の「11.4mmけん銃」、1982年に制式化したSIG P220の制式名は「9mmけん銃」、2019年12月に制式作用されたH&K製のけん銃は「9mm拳銃SFP9」としている。 >「StG44」のような新たな新機軸あるいは新技術で作られた銃器を開発する場合、どのような名称を付けるのが多いのでしょうか? >というより、どんな言葉で名称がつけられるのでしょうか? 銃に限らず、装備品の制式名は、「それぞれの軍のルール」や「制式採用時の国や軍のトップの考え(好み)」によるものとしか言えない。 「画期的な技術」を強調するような単語を使うこともある(ex.ロシアの新兵器” 極超音速滑空体”「アバンガルド(アバンギャルド:前衛という意味」)けど、NEXT(次世代)を意味する”N”だとか、ADVANCE(発展型)を意味する”A”が追加されるだけで済ませる国・軍も少なくない。