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楽しからずや
古語で「楽しからずや」というのは 訳にするとどうなりますでしょうか。 「楽しくないだろうか、いや、楽しくないはずがない」で ニュアンスとしては正しいでしょうか。
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論語などで使われているのですが、 「楽しくないことがあろうか」という意味になります。 つまり、楽しくないことがあろうか→とても楽しい 打消しで問いかけて、強い肯定を表します。 今の言葉で言うと「楽しくないわけないじゃん」といった感じです。
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- Showa-no-Otoko2
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文脈にもよりますが、 文法的説明は、No1の方がされているとおりだと思います。 若山牧水に 「白鳥は悲しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」という短歌がありますが、 この「悲しからずや」は「悲しくはないのだろうか」という意味ですが、言外にある「悲しいに違いない」という意味を読み取らないと、歌としての深みに欠けますよね。 No1の方とNo2の方の回答を合わせただけのような、ずるい回答ですが、「楽しからずや」も上記のように考えればよいと思います。
お礼
文法、例文ともにとても参考になりました。 ここに相談してよかったです。 ありがとうございました。
- 320410km
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その表現が、どのように用いられているかによると思います。 「ずや」 打消の助動詞「ず」の終止形+係助詞「や」 文末に用いて打消の疑問や反語の意味であるなら、 危惧する気持ちを表して、 仰っているニュアンスの訳で構わないと思います。 下に推量の表現を伴って用いられているときは、 ためらう気持ちを表して、 「楽しいだろうか、楽しくないだろうか」という訳になると思います。
補足
文末です。 楽しいこと、好きなことの意のあとに打消がきていたので、少し不安になりました。 ニュアンスどおりでいこうと思います。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 「楽しくないわけないじゃん」 まさにイメージにぴったりです。 うれしかったです。 ありがとうございました。