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竹取物語「帝の求婚」
竹取物語の帝の求婚の 「おのが身は、この国に生まれ侍らばこそ使ひ給はめ、いとゐておはしましがたくや侍らむ。」 の現代語訳で 「私の身は、この国に生まれておりましたならば召使としてお使いにもなれましょうが、そうではないので、つれていらっしゃるのはとても難しいことでしょう。」 とあるのですが、 「そうではないので」 ってどの古語の訳ですか? 教えてください!お願いします!
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係り結びの「こそ……已然形」で、已然形のところで文末にならないで、読点「、」がついて文が後に続くときは逆接になるという用法があります。 たとえば、 http://jll.mukogawa-u.ac.jp/~f4044040440/bunpou2.html の "★「こそ」の特殊用法★" のところを見てください。 逆接の言葉自体はありませんが、 生まれ侍らば【こそ】使ひたまは【め】【、】(←この「、」がポイント) の【 】の部分があるので、「~だけれども」と逆接に訳さなくてはいけないのです。 決して意訳ではありません。 (お示しの訳も「そうではないので」と逆接になっていますね。) 係り結びの規則はは覚えていても、この逆接用法まで、きちんと覚えている人は少ないですが、文法のテキストなどには必ず書いてあります。 そして、見落としやすい表現なので、中間考査などにはよく出題されたりしますね。(^_-)
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- kingyo_tyuuihou
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回答No.1
>ってどの古語の訳ですか? 直接の訳ではないので 当てはまる言葉はありません。 こそ・・はめ で、ならば・・しょうが とあり、 ここの意訳で、(そうではないので)となっています。
質問者
お礼
そうだったんですね!! 丁寧に教えていただきありがとうございましたm(_ _)m
お礼
わかりやすく教えていただきありがとうございます!\(^o^)/ そうなんですね!テストのときは気をつけます( `・ω・´ )