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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:焼きならしの冷却速度)

焼きならしの冷却速度について

kuroneko2020の回答

回答No.6

関連する事項を思い出しました。 熱間加工-球状化焼鈍した市販SK鋼材(黒皮)から工業的に工具を製造する場合、まず切削加工で酸化物層及びその下にある脱炭層を完全に除去します。 黒皮除去の工程が無いナイフの製造では、それを補うために焼鈍後に冷間加工を施している可能性があります。

harubii
質問者

補足

ありがとうございます。効率化、材料の節約(削らなくていい)など経済的理由もありそうですね。 以下のように理解しているのですが如何でしょうか。 過共析鋼において (1)A1点、Ac1点、Ar1点は同義 (2)初析セメンタイトはすべて網目状セメンタイトである。 (3)網目状セメンタイトは初析セメンタイトとしてしか出現しない。 (4) (2)、(3)⇨初析セメンタイトと網状セメンタイトは同義。 (5)Acm点以上に加熱して全てオーステナイト化し、徐冷(完全焼き鈍し)あるいは空冷(焼きならし)した場合にのみ、網状セメンタイトは出現する。Acm点未満からの冷却では網目状セメンタイトは出現しない。 (6)網状セメンタイトが一旦できてしまうと、A1点前後で温度の上げ下げをする、圧延などの強力な冷間鍛造して網を寸断してから加温保持するなどの特殊な処理をしないと球状化しない。 (7)焼き入れ前の組織に網状セメンタイトがあると、焼き入れ後も残るため、焼き入れ変形しやすく、また、焼き入れ後の靭性が低くなり、切れ味が劣る。 (8)鍛造の過程で加熱しすぎた刃物がもろく、切れないのは網状セメンタイトのせいである。 (9)sk105の焼きなまし条件とされている750~780℃徐冷は、パーライトのセメンタイト層を球状化する加熱徐冷法である。 (10)冷間鍛造後、焼き入れ、焼き鈍しなどで再結晶温度以上の熱処理をすると、冷間鍛造による硬化はキャンセルされる。

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