CCT曲線とTTT曲線の使い分け

このQ&Aのポイント
  • CCT曲線とTTT曲線は、鋼の材料の冷却速度によって出現する組織の違いを見るための曲線です。
  • CCT曲線はオーステナイト域からの冷却速度の違いによって現れる組織の違いを示し、TTT曲線は変態開始温度と変態終了温度の関係を表しています。
  • CCT曲線は鋼の冷却速度を制御する際に使用され、TTT曲線は鋼の組織変態を予測するのに役立ちます。
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CCT曲線とTTT曲線の使い分け

鋼の材料のオーステナイト域からの冷却速度の違いによる出現する組織の 違い等を見るのに、CCT曲線とTTT曲線があると聞きました。  早速調べてみると同じような曲線図が出てきました。それぞれの使い分け についてよく理解できていません。皆さんはCCTとTTT曲線をどのように使い 分けていますか?  実際に使われている方、または作られている方などございましたら教えて下さい。 宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

CCTとTTT曲線をどのように使い分けていますか? 下記サイトの「熱処理データーベース」をご覧下さい。 ?CCT(Continuous Cooling Transformation):連続冷却変態曲線 ?TTT(Time Temperature Transformation):恒温変態曲線 冷却の時間スケールが違うと言う理解をしています。?は長時間保持したときの最終組織を示し、実際の冷却曲線により変態の状態を知るのが?だと 思います。

参考URL:
http://www.k-neturen.co.jp/gijutsu/ftc/ftc.html
noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答に感謝致します。 参考資料拝見させて頂きます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

>実際に使われている方 少ないと思う。   http://heattreatment.saltheat.net/data14.html   近年は焼入れ性の大きい鋼材が多く、S曲線やCCT曲線を使う機会も少なくなっており、   日立金属(株)の実際の鋼材に即した「半冷曲線」を使うことが多いようです 曲線から読取って焼入れすることが無いし、冷却中のデータを得るは実験用に道具立てしないと出来ないから。もっと言えば焼入れ作業自体が業者任せになって、炎色温度すら知らないヒトが多いのでは ベイナイト焼入とは? などを知るための教科書の中と、それ専門の焼入れ屋さんにとっては必要でしょうが・・・ 半冷曲線なら、計測しなくとも色の消える温度、油、水の音の仕方などで勘を働かせることができる。SC材の大物の熱処理に詳しい大和久重雄さんの本も理論+勘。 例えばコ○ツの建機、鉱山用超大型機械など、焼入れ屋さん頼みは難しいだろうしどうしているか興味がある

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 最近では半冷曲線なるものを使用するケースが多いのですね。 あまりCCT,TTT曲線を見ないのは、時代の移り変わりなのでしょうかね。 調べようとすると金属データとか、かなりの専門書にしか載っていないし 普段見かけるポピュラーな鋼種の資料は探すのが困難ですから。

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