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天皇家神道の矛盾。

oska2の回答

  • oska2
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回答No.2

>天皇家の神道は神がどこにでもいる八百万の神という考え 天皇家の神道は、八百万の神ではありません。 あくまで「(科学的根拠は無いですが)アマテラス神道」です。 何故か、明治政府は「天皇は、アマテラスの子孫」という事で国家神道・天皇制の正当性を考えましたよね。 アマテラスは、神道系の位がありません。 伏見稲荷の神さん等は、正一位という位を授かっています。 神階は、正六位から正一位までの15段階もあります。 この神階は、天皇=朝廷が決定して授けていました。 アマテラスは、神さんの元締めなんです。 >神はどこにでもいるのに神社という固定箇所を作ったのでしょう? 誰もが、アマテラスを信仰していなかったからです。 全国各地には、それぞれの神さんが存在していました。 氏神・山の神・川の神・木の神・石の神・火の神・水の神など。 日本人は、農耕民族ですから「自然=神」と考えていたのです。 天皇家よりも古い信仰を、明治政府でも変える事は不可能でした。 そこで、明治政府は「郷社制度」を新たに設けて「地域・村単位で、神社を設定」したのですね。 神社の統廃合が、強制的に行われたのです。 ※明治時代に無くなった神社も多い。 (伊勢)神宮を頂点とした、神社の統制が出来たのです。 >神社は神様を祀るものではなく、神様の監獄では? こういう意味の神社は、確かに存在します。 有名なのは、出雲大社ですかね。 出雲の王であった「大国主」は、侵略者である朝廷軍に敗れました。 ※神話では、「出雲国譲り」となっています。勝者が作った神話です。 約50メートルの監獄は、流石に大国主でも脱獄する事は出来ませんよね。 質問者さまはご存知か否か分かりませんが・・・。 拝殿正面には、大国主は居ません。 正面に居るのは、朝廷から派遣された看守3名です。 一人は、槍を持ち。一人は、弓を持ち。もう一人は指揮官。 槍・弓の標的(照準)は、大国主に向いています。 では、大国主は何処に? 拝殿正面の右側です。 ですから、(地元民・歴史が好きな方など)参拝者は拝殿正面からお祈りした後で+本殿左側に向かい+再度参拝しています。 この時点で、初めて大国主と向かい合うのです。^^; 全国各地にある「氷川神社」「ヒカワ神社系」も、監獄です。 神話の神武天皇に滅ぼされた首長・王を、神として祭っています。 ※天皇家よりも、古い家系を誇る豪族です。 余談ですが・・・。 皇族の娘さんが、出雲大社神主家に嫁ぎましたよね。 これも、古代の神秘を知っていれば必然かもね?

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