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天皇家神道の矛盾。

fujic-1990の回答

  • fujic-1990
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回答No.4

 まさに「八百万の神々がいる」のです。  例えば特定の人が「ご神体」と崇める大岩にいる神を祀る神社を創っても、もともとその岩にいらした(という信仰な)のですから、閉じ込めたことにはなりません。  隣町の巨木にはその巨木の神サマがいるわけです。その神サマを連れてきて、巨石を祀る神社に閉じ込め、巨木を祀るのを禁じるのとは、発想が違います。  そのあたり、唯一神(この世に1柱しかない神様)を、特定の神社に祀ってしまって外では一切祀らせないのとは違います。  その点ね、いまの靖国神社の筆頭宮司さん(だったと思う)が、「英霊は靖国神社にいるのだから、天皇が現地に行って英霊に頭を下げる(慰霊の旅)のは間違いだ。天皇は靖国を滅ぼそうとしている」的な話をしたようです。  質問者さんのような「無数に神様はいるのに神社に閉じ込めた」という考え方をされると、「英霊は全部靖国神社にいる」になるんだろうと思いますが、それは間違いです。  人間に、神に対して所在地を指定する権能はありません。一定の人(靖国を信じる人)が、靖国「で」英霊を祀っているダケの話です。  神々は、日本の神々はどこにでも、居たいところにいます。  「ここにいるに違いない」「ここにいて、苦しんでいるだろう」と、英霊を思いやって苦しんでいる「生きている人の霊を慰める」のが、今上陛下の「慰霊の旅」の本質であると思っています。

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