開先角度の強度について
- 開先角度45度以上の溶接において、大きな板厚では溶接量が増え、時間やコストがかかるため、開先角度を減らし溶接量を減らしたいと考えています。
- 完全溶け込み溶接の計算公式には、開先角度は含まれていないため、開先角度を減らすことで強度に影響があるのか疑問です。
- 開先角度を減らすことによって強度にどのような影響があるのかについて教えてください。
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開先角度の強度について
現在会社の製品で、完全溶け込み溶接で開先角度45度を標準として、溶接している箇所があるのですが、板厚が大きいもの(約28t以上)になってくると、溶接量が増え、時間やコストもかかってきます。そこで、開先角度を減らして溶接量を減らしたいと考えているのですが、開先角度を減らすことに、強度的な影響はあるのでしょうか? 溶接継手の計算公式を見ても、完全溶け込み溶接の場合、のど厚=板厚となっている為、計算式に開先角度までは含まれていません。 よろしくお願いします。
- issy121589
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- 溶接・組立技術
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お問い合わせの通り、開先角度は小さいほど溶接量が少なくて済みますが、小さすぎると溶け込み不良やスラグの巻き込みが起きやすく、溶接品質を低下させる危険性があると文献に書いてあります。 開先加工が難しくなりますが、レ形ではなく、X形開先として両面から溶接すれば、溶接量を低減できることも書いてあります。
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