アルミ材料の固定トルク

このQ&Aのポイント
  • アルミ(A5052)をバイスで固定する場合、材料固定部が変形しない最大トルクについて教えてください。
  • 材料固定時に指定トルクで締めると、0.1~2mmの段差が出てしまいます。社内規格の最大許容トルクと整合性が取れません。どのように最大トルクを決めていますか?
  • 降伏点が明確でないアルミに対して、上記のアプローチは有効でしょうか?
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アルミ材料の固定トルク

最近脱着作業を始めた初心者です。 アルミ(A5052)をバイスで固定する場合、材料固定部が変形しない最大トルクは皆さんどのように決めてらっしゃいますか?扱っている部品は、掌に乗る程度の小物です。 指定のトルクで締めると、レンチが「カチ」で止まる様注意しても0.1~2mmの段差が出来ます。指定トルクは以前から何となく決まっている社内規格です。そこで上記材料の耐力と固定部面積から0.2%変形の最大許容荷重を出し、レンチを使うボルト径と摩擦係数から許容荷重をトルク変換し最大許容トルクを出しました。 結果は社内規格より1~2Nm低い値になり整合性が取れません。質問は ?どのように最大トルクを決めてらっしゃいますか? ?降伏点が明確でないアルミに、このアプローチは有効ではないでしょうか? 「こんな感じに最後だけゆっくりレンチを回して・・・」といわれても、感覚的な細かい部分はどうしても熟練工の方に及びません。アドバイス頂ければ助かります。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

町工場の場合は数値で管理している所は 略 皆無と言って良いのでは! 管理しているにしても親会社から言われたとおりに管理する 整合性を問われて即答できる責任者も私は知らない。 >最近脱着作業を始めた初心者です。 >耐力と固定部面積から0.2%変形の最大許容荷重を出し、レンチを使うボルト径と摩擦係数から許容荷重をトルク変換し最大許容トルクを出しました。 多分、前職で設計などの経歴か 現場の応援? バイスに掴む前の加工精度は確認されましたか? 直角・平行が出ていないとトルクで管理しても・・・・・ 締め付け時の反力の伝わり方がポイント。 鉄なら「コン」と締まれば安心する。 アルミだともう少し微妙な感じかな 「グニュ」と締まれば要注意! ダイヤル・ピック等で浮き上がりを確認しながら締めれば良いけど 量産だとやっていられないよね。 バイスの種類や治具なども検討した方が良いと思う。 まあ、車の運転と同じと思って下さい。 机上の理屈では説明困難な事も多々あります。 理屈で考えるより「岩魚内 さん」の言うように五感で感じる 私のスキルでは「習うより慣れろ」と教えるしか無い ミスや失敗は許される範疇でやっておいた方が良い。 そこから学ぶ事も数多いと信じる。 貴殿のやりたいことは痛いほどわかりますが 一定の条件が揃わなければ数値化は困難でしょう。 でも、その姿勢で向かい合えば何か光明が見えるかも知れない。 最後に・・・「頑張ってください!」

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 設計者崩れです。今の仕事はバイトです。 そうですか。やはり根拠なしで量産する場合が多いんですね・・・。今の会社も2種類のトルク規格しかなく、その規格通りでも「ゆっくりまわして・・・」等私には出来ない部分が多く、悪い癖で理屈で管理できないかと考えた次第です。 直角水平は前工程で加工された面ですので、ある程度の精度は出ています。ただ固定治具の方は逆に怪しいですが・・・。 現実的問題として、アルミの「グニャ」の瞬間を感じる修練が一番かなとは思います。。。他にも細長い材料を長手方向に固定して座屈させて変形するのをトルク管理しようとしていたり(短い方向で固定すればいいのでは?と個人的には思うのですが・・・)と、固定方法自体見直せばいいような内容も多いのですが、私は脱着者なのでそこ迄出来ません。書いて頂いた通り、そのつど浮き上がりを測定しては量産では出来ないので、直近は修練で。同時に補正値が出せればと思います。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

? 100%勘に頼る。五感を働かせ、不足があって滑りだすようだと中断し増締め ? 面倒がらず計算するのは今後のトレンドだと思う。しかしシミュレーションでしか求まらないのをやるかと言うと・・・そんなのこそが問題になる。   アルミの場合は0.2%耐力の何割減とかになるのかナ。 >指定のトルクで締めると、、、0.1~2mmの段差が出来る  指定がなってない。無視してそのワークに合った適当なトルクを決め直す。  ねじ締めでトルクレンチはバラツキやすい。3σ=±30%とか。かと言って良策無し。  油圧バイスなら、手回し量=作動油の送出量∽締付力、なので再現性は良い。 >感覚的な細かい部分はどうしても熟練工の方に及びません ひたすら?の修練+?の科学的裏付け。締付力実測手段もあれば尚強力。 蛇足すると トルクレンチで普通のネジ締めをした時のσです。摩擦係数の変動が大きいから。 なので台形ネジで潤滑油も充分なバイスでは変動小さくなるはずです。 あと、ワークとバイスとの摩擦係数を上げる工夫もあります。基準側は難しいが可動側は様々に それと単品種量産ならバイスを使い続けるのは良くない。トグルクランプなどを使用した専用冶具に。固定方向を上からに出来るなら固定力は軽くなる

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 トルクレンチのバラツキは考えて見ませんでした。確かに校正された物ではないし、どこにでもありそうな物です。バラツキをを考慮すればレンチ自体を見直さないといけなくなると思います。多分そこまでやる会社ではないです・・・。 結果として一番に修練ですね。。。一応固定面積と許容トルクの関係図はグラフ出力して当面現物と比較して、補正値が出せればと思います。けどレンチのバラツキを考慮するとかなり正確な値とデータ数が必要そうですね。。。

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