メタルソーの面粗度と加工条件について

このQ&Aのポイント
  • ハイスのコバルトコーティングをしたメタルソーを使用してクランクシャフトのキー溝加工を行う際の切削条件について解説します。
  • 切削速度と送り速度の設定によって刃底の面粗度が変化するため、目標の面粗度を達成するためには、送り速度の適切な設定が必要です。
  • 旋削の理論式を用いることで、目標の面粗度に合わせた適切な送り速度を計算することが可能です。
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メタルソーの面粗度

ハイスのコバルトコーティングをしたメタルソーをHSK50のマシニングセンターにセットしてクランクシャフトにキー溝加工をしています。カッター仕様は径φ50、刃数12枚、刃幅6.3で、切削速度47m/min、送り速度(1刃あたり)0.36?/revです。刃底の面粗度を 測定したら Rz=10~15μmでした。たとえば 12.5μm以内で加工することを目標にする場合、理論的には 切削速度を 現状のままとした場合、送り速度はどのようにして設定すればいいですか? 旋削の理論式が当てはまるのでしょうか? だとすれば コーナーRは カッター半径のことですか?よろしくご指導ください。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

単純にいえばその通りでしょうが、計算すると Ry=1000*f^2/8R=0.65μ とても理論と一致しません。 資料の(4)式の?C~非定要因?なる補正項がこれを遥かに上回ってます。 刃の振れを無くすと、樹脂などの軟質材では理論値に近づくと考えられますが、鋼切削では切削力に耐える刃の強度が得られず、?びびり振動?を惹起ることが大きい劣化の要因と思われます。 これを緩和するには、ハス刃や千鳥刃が有効だと思います。

参考URL:
http://www.mmjp.or.jp/kskmdf/theory/foundation/sample.pdf
noname#230358
質問者

お礼

早速のアドバイスありがとうございました。ホルダーの振れは若干気になっていました。もう一度セッティングをやり直して加工してみます。

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