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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:科学者の倫理観よりも)

科学者の倫理観よりも

このQ&Aのポイント
  • 広島の原爆投下から75年が経ちましたが、科学者の倫理観について考えてみます。
  • 大量破壊兵器の開発は政治と科学者の共同作業であることは明確ですが、科学者の倫理観についてはあまり言及されません。
  • 私は東大や京大の学生に問いたいです。核兵器の開発や使用について考えることはありますか?倫理観についてもご回答ください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.8

No.7です。 わざわざお礼を記入頂きありがとうございます。 お礼の末尾に「どうお考えでしょうか。」とありますので、追加の説明をさせて頂きます。 お礼で、戦争と科学技術との関係をお考えになられる切っ掛けは分かりましたが、当初の御質問の趣旨とは些かズレがあるかと思います。 当初の御質問は要約しますと (1)政治と科学者の共同作業であることは明確です。 (2)政治に関しては政治評論家がいろいろと言っていますが、科学者に関しては誰も言いません。言えば口封じに何をされるか分からないからです。 (3)科学者は物理学の権威であり、原子爆弾は作るためにあるべきもの。という考えなのでしょう ではないのでしょうか (1)(2)につきましては日本学術会議の声明をご覧下さい。 (3)は多少誤解があるかと思います。 核分裂や核融合に関する研究は爆弾を作ることを目的としているものではありません。 核分裂や核融合の研究の結果を応用した技術は医療器具のレントゲンや原子炉に用いられています。 核分裂や核融合を急激に進行させたものが原爆で時間を掛けてゆっくり進行させたものが原子炉です。 レントゲンはこの中間です。 つまり科学技術的には同一の原理です。 このように科学技術をどのように応用するかは、基礎研究を行っている研究者には直接関係がありませんのでご注意願います。 科学技術が発達したから戦争が起きる訳ではありません。 戦争に使われる道具である武器の開発に科学技術の成果が必要とされているだけです。 戦争を起こすか否かは政治家の問題です。 科学技術の研究に携わっている研究者の問題ではありません、 たとえ最新の科学技術の使用を禁じても戦争は起きます。 戦争が科学技術の応用技術の発達を促すことは事実です。 とはいえ、応用技術の発達を促進するために戦争を起こしている訳ではありません。 現在中近東やアフリカの一部で戦争が行われていますが、応用技術の発達を目的として戦争している訳ではありません。 あくまでも政治外交問題を解決するために行われています。 戦争映画やドラマにご興味があるようですが下記の作品も一度ご覧下さい。 DVDのレンタルや購入でご覧いただけるかと思います。 エンド・オブ・ザ・ワールド 西部戦線異状なし 地獄の黙示録(Apocalypse Now) ハンバーガー・ヒル(Hamburger Hill) いずれも概要はWikipediaなどに解説があります。 エンド・オブ・ザ・ワールドは渚にてという小説に基づいた作品です。 主題歌はオーストラリアの国歌の候補にも上がりオーストラリア国民の愛唱歌になっています。you tubeで聞くことができます。 西部戦線異状なしは同名の小説に基づいています。 どちらの小説もAmazonなどネットで購入が可能です。 当サイトは議論の場ではありませんので、上記の作品のご紹介でお礼の「どうお考えでしょうか。」への回答の代わりとさせて頂きます。

meido2010
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 中東やアフリカで使われている武器ですが、そんなに時代遅れの ものでもありません。 手持ち式の地対空ミサイルや対戦車ミサイルなどは、普通に使わ れていますし、もっと高度な武器も使っています。 レーダー技術も凄いものを持っていますし、赤外線透視カメラや 生体反応感知カメラなど一昔前ならSFに出てきそうなものが 実際に使われているのです。 これだけでも恐ろしいのに、少年兵がこれらを使っているという 事実にも驚かせられます。 いつまでもAK47の時代ではありませんね。

その他の回答 (7)

回答No.7

>政治に関しては政治評論家がいろいろと言っていますが、科学者に関しては誰も言いません。言えば口封じに何をされるか分からないからです。 誤解無きように願います。 誰も言っていない訳ではありません。 今年の3月に日本学術会議が声明を出しています。 「軍事目的の科学研究は行わない」という声明は1950年と67年に出していました。 今回の声明はこれを踏襲するという趣旨です。 声明の詳細は日本学術会議のホームページにあります。 1950年の声明は明らかにご指摘のマンハッタン計画が念頭にありましたが今回は別な動機があります。 研究費用に防衛省からの補助金を充当する大学や研究室が増えてきたことに対する懸念です。 ロケット技術は御存じのようにICBMなどの使われる技術です、このように科学技術というのは軍事用か民生用かという境界が曖昧な世界です 原爆関連の技術も原発の技術と密接な関係があります。 原爆を研究したいか、という質問であれば答えはNOでしょう。 核分裂や核融合の研究をしたいか、という質問であれば理論物理を専攻している学生であればYESという回答になるでしょう。 物質の究極の姿である原子核を研究していれば当然の研究範囲です。 医療技術も同じような問題を抱えています。 介護に携わる人達の労力を軽減するロボットスーツなどは、兵士に着用させれば強力な武器になります。 最近盛んに開発されている車の自動運転技術も、戦車など戦闘用車両に搭載すれば無人の強力な兵器となります。 インターネット技術が軍事利用されるようになって急激に発達したように、膨大なデーターを使って最適解を出すAI技術も軍事用の利用が充分考えらる技術です。 日本以外の国の大学では軍部からの補助金に対して日本のようなアレルギーがありません。 戦争を起こさないという政治問題を科学技術の世界に持ち込んで議論しますと科学技術の発達を阻害することになってしまいます。 個人の倫理観などで解決できる問題ではありません。 再度総合的な観点から考え直してみて下さい。 ただし、軍事技術研究を野放しにしてもいいという意味ではありませんので誤解無きように願います。

meido2010
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 軍事技術の発展、これは今では世界を滅ぼしかねない威力を持って 人類の脅威になっています。 私は戦争映画を観るのも好きで、最近は「フェアリー」という 第二次世界大戦のドイツ国内でのアメリカ戦車の活躍を描いて いましたが、さっきまで普通に会話していた戦友が一瞬で亡く なってしまうという現実。これは酷い事態です。 また「眼下の敵」という名作も忘れられません。 ドイツのUボートとアメリカのバークレー駆逐艦との壮絶な戦いも 凄いとしか言えません。 その中でUボートの艦長の「段々と戦争に人間の入り込む余地が 無くなってきている。機械が全てを計算し、ライトがピカピカ光っ て敵を外すことなく魚雷が発射される」という言葉が心に引っ掛かり を持たせてくれます。 どうお考えでしょうか。

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1158/9169)
回答No.6

科学というのは、人間の願望や期待とは直接関係がないものです。人殺しがしたいかどうかは科学と何の関係もありません。逆に人殺しの道具が後になって人命を救うようになった例もいくらでもあります。まして科学者の倫理などという特別のものがあるはずがありません。また役に立つか立たないかも立場によっていくらでも逆転することは自明のことです。話題である核兵器にしたって保有国がほかの国に核兵器を持たせないようにしているのはよい例でしょう。

meido2010
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 仰られていることは、政治的な面が多く感じられます。 核抑止力にしても政治家がどう判断するかであって、科学者 にはタッチできないところです。 しかし、純粋に武器と言うものは人を殺すものです。 戦国時代に種子島という鉄砲が伝来して、各武将がそれを 買い入れて鉄砲隊を作り戰の形式が変わった時期がありました。 それで、戰が無くなったということはなく、むしろ大規模な戰が 繰り広げられた切っ掛けにもなりました。 近代の武器とはそういう性格を持っています。 北朝鮮が核の威力を手に入れて、大きな顔をしているのもそういう 意味からです。 これまで、核戦争の惨禍が第二次世界大戦以降無かったのは、幸運 だったと考えて良いでしょう。 幸運は奇跡の連続から無しえるものです。 しかし、奇跡は容易いものではないですね。 奇跡を舐めてかかってはいけません。

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1158/9169)
回答No.5

東大と京大の学生に限定した質問なのですか。またなぜ人殺しの道具を作りたいかどうか聞くのでしょうか。

meido2010
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 近代の武器は専門職の刀工や職人から、物理学の博士による 理論的で精工なものを作るように変わってきたからです。 ダイナマイトを発明したノーベル氏は、それが武器に転用さ れて多くの人が死ぬことを悲しみました。 科学は人類の平和に寄与するものだ。という信念の下、ノーベル 賞の設立を子孫に言い残してこの世を去ったのです。 この崇高な信念があってこその科学だと思いますが、核兵器が 製作されたのも科学の力です。 この矛盾を突いたつもりですが。

回答No.4

研究者は、研究費を稼いでいる訳では ありません。 研究費にしても、教育費にしても、 政府からの支給です。 民間で請負業者がクライアントに逆ら えないのと同じです。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2129/8001)
回答No.3

 核兵器に関しては放射線、熱線、爆風以外は何も考えない人が多いですが、物理学的に未知の要素が多いのを知って置いた方が良いですよ。核爆発が起こると、軍事機密で隠されている未知の物理現象が起こるのだそうです。  たとえば、有名なものとしては電磁パルスがあります。高高度核爆発をおこなうと非対称核爆発の放射線によるコンプトン効果で大量の電磁パルスシャワーが発生して大停電が起こり、コンピュータ回路が焼け切れて使えなくなり、情報社会が崩壊すると言われています。  大気圏内核実験がおこなわれていた当時に噂されていた話ですが、核実験する前に作業員が腕時計を合わせて置いたら、核実験後は爆心地からの距離に応じて時計の秒針が合わなくなる現象が起こるのだそうです。時間が逆戻りする現象として、当時、ずいぶん騒がれていました。  地下核実験をおこなうと、その地域で地震の発生が多くなるのも知られていますが、これも核爆発によって起こる物理現象の一つです。  他にも、核爆発直後には爆心地は1億℃にたっする高温になるわけですが、その時には超新星爆発寸前の恒星中心で起こっているのと同じ物理現象が起こるわけで、何が起こっているのかに関してマスコミは詳しい報道をしません。  核爆発は大量虐殺を起こすだけではなくて、時空間に与える影響がどのくらい大きいのかに関して、何もわかっていないのが実情です。

meido2010
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 広島の原爆投下直後に周囲の山間を走っていたバスやトラックなど 自動車全てがエンジン停止したそうです。 これも、核の不可解な影響なのでしょうか?。

  • stmim
  • ベストアンサー率24% (57/236)
回答No.2

いろいろ誤解があると思います。 当時の歴史的な経緯をお調べになってはいかがでしょうか? マンハッタン計画においては当時の科学者は研究をしながらこの成果が何に使われるのかは知らなかった人が多かったそうです。研究を細分化して全体として何を作っているのか科学者にもわからないように計画されていたのです。 核兵器を作りたいですか?という質問に多くの学生は興味ないです、と答えるでしょう。そもそも日本において核兵器の研究をするのは無理があります。 生かせる場所もないです。 それから科学者はまだ人類ができないことに興味があります。核兵器はもうたくさん作られていて未知の存在ではありません。当たり前の技術です。すでに可能になったことには科学者は興味ないです。

meido2010
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうですか、核兵器も過去の遺物ですか。 そして、科学者はどこへ興味を持つのでしょうか。 やはり、もっと強力なものなのでしょうか。 つまり、プラズマ兵器やパルスレーザー兵器。また惑星間ミサイル など、今までSFでしか見たこともないような代物も作ってみたい とか。 人類が太陽系の惑星を支配する西暦2300年には、そういうものが できていて独立を阻止するとかの名目で実現しそうです。

meido2010
質問者

補足

マンハッタン計画について、研究者はあらゆる図面を作り 中心にウランやプルトニウムが搭載できる爆弾。という ものを確認した時に、原子爆弾の製造をやらされている。 と確信したそうですが。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11128/34636)
回答No.1

>この大量破壊兵器が生み出された経緯は、アメリカがひた隠しにしていたので詳細には分かりませんが政治と科学者の共同作業であることは明確です。 東大や京大といった最高学府の学生さんに問いかけるのであれば、最低限の知識をこちらも持ち合わせた上で問いかけるのが礼儀だと思います。原爆開発計画は「マンハッタン計画」という国家的プロジェクトでした。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%A8%88%E7%94%BB 当時のアメリカやカナダの物理学者が総動員されたともいわれますね。 科学者は政治や軍事に疎いですから、「こんな強力な爆弾が開発されたら、敵から使われることが怖くて戦争そのものが起きなくなるだろう」って考えたのです。でも現実はそんなに甘くはなかったのです。 ちなみに原爆開発計画は、ドイツでも日本でも行われていました。特にアメリカはナチスドイツが先に開発して使われることを恐れていました。実際はドイツでも基礎的な研究程度で、日本に至っては研究室で紙の上の計算と簡単な実験をする程度が関の山でした。マンハッタン計画には当時のお金で20億ドルも投じられましたが、これは当時の日本の国家予算を上回る金額であり、アメリカが第二次世界大戦で使った爆弾生産のお金が総額で42億ドルだったということですから、原爆だけでアメリカが製造した膨大な数の爆弾の製造費のおよそ半分にも達していることになります。 原爆症がそれこそ世代を重ねてまでもあれほどの苦しみを被害者に与えるとは、おそらく世界中の誰も想像できなかったと思います。しかも物理学者は医者ではないですからね。「一発で、敵の艦隊を全滅させられる」くらいの認識ではなかったかなと思います。事実、広島と長崎という悲劇があったにもかかわらず、戦後にアメリカが行った原爆実験では爆発する原爆に向かって自軍の兵士を歩かせるという狂気の実験を行っています。 https://youtu.be/ZWSMoE3A5DI この実験に参加した兵士たちは原爆症に苦しむことになりました。 放射線物質の恐ろしさは近年、劣化ウラン弾という形でイラン人やアメリカ兵を苦しめています。 物理学者が恐ろしいというより、戦争という行為の恐ろしさではないかなと思います。

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