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間知ブロックの擁壁の強度計算

がけ条例に該当する間知ブロックの擁壁があります。30年近く前に作ったようです。高さ3m、角度70度くらいです。設計図面はありません。現場で色々調査する以外はありません。 家を擁壁近くに作れるかどうかを判断するために擁壁の強度計算はこの状態で可能なのでしょうか?

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回答No.1

30年前から宅地造成規制区域でなければ、間知ブロックは裏コン無しの35cm厚かと思われます。 この状態だと、強度計算は無理だと思います。もたれ方式で計算すると持たない。 多分「転倒」でOUTだと思います。(間知ブロック自体の曲げによる破壊は無視) 土木の考え方だと、間知ブロックは経験則に基づいたもので、35cmで高さ5m限度だとOKの指針があったかと思いますが、建築の考え方だと安定計算を求められますので基本的にOUTの可能性が非常に高いと思われます。 各都道府県の土木事務所は、経験則に基づいた「小型構造物標準設計図集」で間知ブロック設置の判断を行っており、それを基に安全性の根拠とするのが一番いいでしょう。 一般的に、間知ブロックを安定計算で設計すると、とんでもない裏コン厚になると言われてます。 また、建築部局は、宅造規制区域用の間知ブロック標準設計集なるものを発行していると思います。 これによると3mでは、必ず裏コンが必要となっているはずです。 結論としては、所在の都道府県の土木事務所へ問い合わせて「小型構造物標準設計図集」(都道府県によって名称は若干違うと思いますが)を入手し、安定性の根拠とするのが一番いいと思います。ちなみに兵庫県では測量設計業協会が取り扱ってます。 以上は開発許可が絡まないことを前提として書いてます。 以上、記憶で書いてますので、不確かな部分があるかもしれません。とりあえず参考になればと思い、回答しました。 https://www.cgr.mlit.go.jp/techserv/documents/04/h25shokouzoubutsu.pdf

参考URL:
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks04/kogatakouzoubutu.html
lock_on
質問者

お礼

細かいことまで教えていただき非常に参考になりました。 確かに裏コンは打ってないようです。よってOUT判定でしょう。あとは2の回答通り基礎を地盤まで届かせられるかどうか?にかかってきそうです。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.2

基礎杭を岩盤まで打てば可能だと思いますよ、軟弱地盤でも、岩盤まで基礎杭を打てばOKですから、擁壁からの距離は高さの分以上後退する必要はあると思います(45度以下)。 間知ブロックの構造体耐力は測量を元に計算できませんので、基礎杭に家の荷重を載せるのなら、間知ブロックの耐荷重は変わりません。 建てられるか否かは、建築物の工法で変わると言う事です。 それ以外には6mのL型擁壁を敷設すれば大丈夫、つまり間知ブロック下の道路面から3m下にL型擁壁をして間知ブロックの高さまでの6mなら全横荷重をL型擁壁が受けるので、間知ブロックには設計以上の荷重は絶対かかりません、まあ費用的に無理でしょうけど。 それ以外は、間知ブロックを耐荷重に合うように積み直す(裏に鉄筋入りコンクリートなどで荷重耐量を上げるなど、適合するように作り変える)。

lock_on
質問者

お礼

質問文に書いてある通り、擁壁から離れることはできません。 擁壁の再構築も「予算的には」不可能ですから残った方法は基礎?を地盤まで届かせることと思われます。 大変参考になりました。 ありがとうございます。

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