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経営を続けるべきか
私は経営者です。 薄利な商売は閉じるべきでしょうか? このままだと、正社員を雇うことも出来ず、社長自身が頑張って自分の給料分(あとパートの時給)を稼いでるだけです。 自分としては社員を雇って、拡大していきたいです。このままだと事業活動とはとても言えない気がします。 ちなみに学童保育所の経営です。耐震上の問題で補助金が得られず、このままだとボランティアで終わってしまいます。 保育以外の付加価値を乗せて、発展出来ないか検討しています。 経営者、事業家としての視点で意見をお聞かせいただければと思います。
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学童保育は別に保育所ではないですね。 学校から帰って来ようとしても家に父母も誰もいない子供を預かって時間を過ごさせる場所ですね。 だから、保育士の資格のある人間を置く必要もない。 逆に、経費削減で、正職員なんかおかないところが多く、その代りゲーム機やソフトをいくつも用意し、あとは図書ですね。 たいしたことはないけど経費は掛かります。 どうしてもお金を払ってくる子供たちは、自分から何かを持ち寄ろうとはしません。 また、学童保育に申し込んでいない友達は寄り付きません。 本当は母親がいる家庭でも相手にしてもらえないのでこういう友達がいるところに行きたいですけど、集会場じゃないので無理です。「あいつはガクドウなんだって」「そうか」 ものは考えようなんですが、補助金をもらっていないなら、政府の紐付きではありません。 賛助会員のようなものを作り、学童保育のメンバーと交流できるようにしてはいかがかと考えます。 それから金をとるのか。とるんです。 もし無料なんかにしたら本来の学童保育のメンバーも払いたがりません。 補助を出す出さないは別として役所も苦情を言ってくるでしょう。 だから賛助会員なんです。自分の事業について、支援してくれる人たちということです。 ただ、同じ金額にすると、召使とか家政婦がいるような坊ちゃんまで来るようになり、学童保育の本来の目的が雲散します。 賛助会員にはおやつは出さないのです。そのかわりお安い値段にするのです。 持って来たければお菓子の持参は許す。 飲み物はだします。真夏などに熱中症で倒れられたら困ります。 こうすると、賛助会員で何かおやつを持ってきた人間は少々なら友達に頒けてくれるんじゃないでしょうか。 賛助ですね。 こういうことができたら、その地域にはなくてならない存在になります。 ある程度活気があって、地域の支持を得られたら、耐震考慮のある場所の確保とか、職員の発生もありうるんじゃないかと思いますが。
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- eroero4649
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閉じるかどうかの最終的な判断は、リーダーたる経営者が決断するべき問題です。日本の首相が「北朝鮮と首脳会談をするべきかどうかを国民投票で決めます」とか言い出したらおいおい大丈夫かと思いますでしょう? 方向性としては二つです。本業としての売上拡大を目指す。これがまずは基本というか原則になります。理想でもありますね。本業がどうにもならなければどうにもなりません。「なぜ売上が悪いのか」あるいは「なぜ採算が合わないのか」というのを突き詰めていかないといけませんね。そこは怜悧な計算が求められますし、その計算ができない、あるいは数字を見て判断や決断ができないというのであれば、残念ながら経営者としての才覚はお持ちではなかったということになろうかと思います。いろんな数字を見て「なにかヒントやきっかけが見つからないだろうか?」と思えるならチャンスはあると思います。 同業者などで「上手くいっている会社には何か共通点はないか」「上手くいっていない会社には自分のところと共通点があるのではないか」と分析することも必要になってくるかもしれません。 「本業以外の付加価値をつけて発展する」というのは、一瞬聞こえはいいですが、実は危険です。「可愛い女の子がミニスカートで運んできてくれるラーメン屋」が「本業以外に付加価値をつけた将来性のある業態」になるかという微妙でしょう・笑?いや可愛い女の子がミニスカートでラーメンを持ってきてくれるくらいならいいけれど、ラーメン屋がカラオケセットを置いて「歌えるラーメン屋」とやりだしたら、これはもう死亡フラグじゃないですか・笑。付加価値ってのは付加価値じゃないと意味がなくて、ラーメン屋にカラオケセットがあってもそれは付加価値ではないですよね。簡単(お金がかからないとか特別な技術や技能が必要ない)に付加価値がつけられて企業価値が高まるなら、同業者のどこかがもう始めているはずです。それで上手くいっているところがあれば真似をしてもいいのではないでしょうか。例えば元アイドルが経営する保育所なんてのがありますね。アイドルの知名度を付加価値としていて、少なくとも現段階ではそれはプラスに働いているようです。もちろん今のうちはまだ名前を知っている人がいても、あと10年もすれば名前なんて忘れられるわけですからそう永続的なものではないですけどね。 もうひとつは、本業外で収入を得て、そっちでなんとか食いつないでいるというパターンです。今この方法で最も名が知られているのはSONYではないでしょうか。収入のメインは今や保険・金融部門で、電気・家電製品やゲーム・音楽ではほとんど黒字を出せていません。 しかし知識と経験を持っているはずの本業でさえ上手くいかないところが、素人の分野で上手くいくのは非常に難しいです。ソフトバンク(ヤフー)は一時期銀行もお金を貸してもらえずにかなり資金繰りが苦しい時期がありましたが、そのときにお金を稼いでいたのが金融部門でした。では孫正義氏がそれだけ金融に優れた手腕を持っていたかというと、実は金融部門を率いていたのは後にライブドアによるニッポン放送買収事件でホワイトナイトとして世に知られるようになった北尾吉孝氏でした。そのライブドアもマネーゲームで資金を作っていましたが、それをやっていたのは若手の社員たちで、堀江氏は蚊帳の外でした(蚊帳の外だったので幸いにも堀江氏は命は助かったのですが)。 確実に現金収入が見込めるような副業があればお止めはしないですけどね。しかしその副業で失敗すると首に縄がかかった状態でその副業に足を引かれるってことにもなりかねないのはあります。 何の腹の足しにもなりませんが、世に英雄と呼ばれる人物も絶対的ピンチに立たされたことがどこかであるのですよ。あのアレクサンドロス大王がガウガメラの戦いでペルシア軍と対峙したとき、ペルシア軍15万の大軍に対し、アレクサンドロス大王のマケドニア軍は4万程度しかいなかったといわれます。ナポレオンはイタリアで3倍の敵に3方向から攻められるという絶体絶命のピンチになりました。そしてあの織田信長は今川義元の十倍の敵に攻められたことがありました。しかしそう考えると、絶体絶命の状況で思考停止に陥らずにその能力を縦横無尽に発揮するというのは、歴史にその名を永遠に残す人はバケモンだと思いますよね。
お礼
回答ありがとうございました。