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季語の謎
西瓜は、秋の季語とか。 いくら旧暦と新暦のずれとは言いながら、あんまりではありませんか? 1か月ぐらいずれても、スイカは夏真っ盛りに稔り、夏の中だと思うのですが。 なぜなんでしょうか? 朝顔は、晩夏~初秋に咲いているので、まだ分かるのですが。
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旧暦と新暦では季節感が違うでしょう。 立春は二月四日頃でしょうか、現在で言ったら絶好のスキーシーズン、真冬もいいところです。 また、立秋は八月八日頃。時期が遅れたスイカにとっても十分過ぎるほど暑い盛りですが、暦の上ではもう秋です。また、この頃から盆を過ぎた頃には鈴虫たちもいっせいに鳴きはじめます。 暦に即した季語と虫の音という季節の臨場感は風流の世界です。 スイカは八月頃が一番美味いとした昔の人たちの感覚を含めて、秋の季語でいいのではないですか? ただ、他の回答者も言う通り、季節感や温暖化に伴う暑い時期の長期化は気温の面からは夏の時期が拡大傾向にあり、今やスイカも夏の季語としても使われるのでしょう。 風流の世界ですから、時代や環境の変化に伴い、それなりに季語も変化する。 それでいいのではないですか。
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- ithi
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gesui3 さん、こんにちは。 昔、西瓜は日本では立秋(8月7日)以降が旬とされているようです。ちょうど盂蘭盆のあたりだと思うのですが、お施餓鬼の供え物に西瓜を上げる風習のある地域もあるようです。だから秋という定義もまんざら外れていないのです。 西瓜 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%AB#.E5.AD.A3.E8.AA.9E
お礼
はい、わかりました。 ありがとうございました。
スイカは秋の季語です。 これはスイカの旬が立秋(8月7日頃)を過ぎる頃であるからで、 この時期は暦の定義では秋になり、 秋の季語として使われます。 暦では暑いから夏と言うことでなく、8月は秋と理解するしかないでしょう。 ただ近年は暦でなく歳時記に即して夏の季語とすることもあります。
お礼
そうか。暑い盛りが立秋か。 やられました。
- SPS700
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お礼
ほんとうだ。 現代俳句では夏なのですね。 むべなるかな。
お礼
おっしゃるとおり。 常に実景と暦は大きくずれていて、そこに地球温暖化が加わっているのですね。 いつか柿や栗も夏の季語になっていくかもしれませんね。