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平面図形と回転の問題|AB=2、BC=AE=√3、CD=DE=1、∠ABC=∠BCD=∠DEA=90°
- 平面図形と回転の問題|AB=2、BC=AE=√3、CD=DE=1、∠ABC=∠BCD=∠DEA=90°
- 五角形ABCDEの問題|3点B,D,Eが一直線上にあることの証明
- 五角形ABCDEが回転する問題|点A並びに点Bの軌跡の選択肢|辺CDが半直線L上に重なるまでの面積
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質問者が選んだベストアンサー
5角形ABCDEにおいて、 |AB|=2 |BC|=|AE|=√3 |CD|=|DE|=1 ∠ABC=∠BCD=∠DEA=90° (1) |BD|^2=|BC|^2+|CD|^2=3+1=4 |BD|=2 cos(∠BDC)=|CD|/|BD|=1/2 ∠BDC=60° |AD|^2=|AE|^2+|DE|^2=3+1=4 |AD|=2 △ABDは正3角形だから ∠ADB=60° cos(∠ADE)=|DE|/|AD|=1/2 ∠ADE=60° ∠BDE=∠ADB-∠ADE=60°-60°=0 だから 3点B,D,Eが一直線上にある 5角形ABCDEが辺BC上を延長した半直線L上を時計回りに滑ることなく回転し始める。 90°回転後の5角形をA'B'CD'E'とすると (2)このとき、 Cを中心に90°回転し AはA'に,BはB'に移動し D'を中心に60°回転し A'はLに,B'はA'に移動するから 点A並びに点Bの軌跡として最も適当なものは (ア) (3)辺CDが初めて半直線L上に重なるまで、 5角形ABCDEが通過した領域の面積をS 回転後の5角形をA'B'CD'E' とすると |AC|=√7 ∠ACA'=π/2=90°だから |扇形CAA'|=7π/4 △ABEは|AE|=√3,|BE|=1,∠AEB=90°の直角3角形だから |△ABE|=√3/2 △BCEは底辺|BC|=√3,高さ1/2だから |△BCE|=√3/4 △CD'E'は底辺|CD'|=1/2,高さ√3/2だから |△CD'E'|=√3/4 だから S =|扇形CAA'|+|△ABE|+|△BCE|+|△CD'E'|+|△ACE|-|△A'CE'| =|扇形CAA'|+|△ABE|+|△BCE|+|△CD'E'| =7π/4+√3/2+√3/4+√3/4 =(7π/4)+√3
その他の回答 (1)
(1) 三平方の定理から、 AD=BD=√{(√3)^2+1^2}=√4=2 よって、三角形ABDは一辺の長さが2の正三角形です。 三角形ABDにおいて、頂点Aと辺BDの中点(これをMとします。)を線分で結ぶと、 三角形ABMと三角形ADMは、3辺の長さがそれぞれ等しく合同であり、 ∠AMB=∠AMD=90° 三平方の定理から、 AM=√(2^2-1^2)=√3 以上から、中点Mと頂点Eは一致するので、3点B、D、Eは一直線上にあります。 (2) 質問文中には「五角形ABCDEが辺BC上を延長した半直線L上を反時計回りに滑ることなく回転し始める」とありますが、添付画像では半直線Lが右に向かって伸びていて、「時計回りに滑ることなく回転し始める」ということを示唆しています。 自分は、あくまでも反時計回りで考えたので、そのように回答します。 添付画像にある五角形ABCDEの状態を図(a)、これから辺ABが半直線L上に重なるように頂点Bを支点(中心)として反時計回りに90°回転した状態を図(b)、これから頂点Dが半直線L上に乗るように頂点Aを支点(中心)として反時計回りに180°-(∠DAE+∠EAB)=120°回転した状態を図(c)、これから辺CDが直線L上に重なるように頂点Dを支点(中心)として反時計回りに180°-(∠CDE+∠EDA)=60°回転した状態を図(d)とします。 なお、図(a)における頂点Aを点A1、頂点Bを点B1、図(b)における頂点Aを点A2、図(c)における頂点Bを点B2、図(d) における頂点Aを点A3、頂点Bを点B3とします。 ・点Aの軌跡 点A1→点A2 点B1を支点(中心)とする半径A1B1(長さ2)の4分の1円の弧 点A2→点A3 半直線L上にある頂点Dを支点(中心)とする半径A2D(長さ2)の6分の1円の弧 点A3→点A1 半直線L上にある頂点Cを支点(中心)とする半径A3Cの4分の1円の弧 なお、AC=√{2^2+(√3)^2}=√7(三平方の定理から) ・点Bの軌跡 点B1→点B2(点A3に一致) 点A2を支点(中心)とする半径A2B1(長さ2)の3分の1円の弧 点B2→点B3 半直線L上にある頂点Dを支点(中心)とする半径B2D(長さ2)の6分の1円の弧 点B3→点B1 半直線L上にある頂点Cを支点(中心)とする半径B3C(長さ√3)の4分の1円の弧 以上は、実際に描いてみれば分かります。 答えは(ア)で、時計回りの場合と全く同じになります。 (3) このような問題では、(1)(2)がヒントになっていることが多いので、その方向で考えてみました。 そして、反時計回りで考えたことが、「怪我の功名」であったとも言えます。 3点B、D、Eが一直線上にあることから、五角形ABCDEは線分BDによって、直角三角形ABEと直角三角形BCDに分割することができます。 先ず、図(a)における直角三角形BCDが、頂点Bを支点(中心)として、反時計回りに90°回転することを考えると、線分BDは、半径BDで中心角90°の扇形を形成します。 また、線分(辺)BCは、半径BCで中心角90°の扇形を形成します。 そして、両者が重ならないのは、線分(辺)BCが30°回転するまでの間です。この間に、線分(辺)CDが通過する面積と、線分(辺)BCが30°回転するまでに形成する扇形の面積の和は、直角三角形BCDの面積になります。 これは、直角三角形ABEについても同様で、結局図(a)から図(b)までの間に、五角形ABCDEが通過した領域の面積は、半径BD=2、中心角90°の扇形の面積と、直角三角形BCDの面積と、直角三角形ABEの面積の和、つまりこの扇形の面積と、五角形ABCDEの面積の和になります。 なお、扇形の半径は、回転の支点(中心)と、この支点(中心)から最も離れた点を結ぶ線分(辺)とします。 例えば、線分(辺)BCを基準に考えても、この殆どの部分は線分BDを半径とする扇形と重なるので、結局は線分BDを半径とする扇形を考えることになり、それであれば初めから線分BDを半径とする扇形を考えた方が合理的です。 なお、この場合には、AB=BDなので、どちらで考えても同様です。 以上の考察を踏まえて整理すると、次のようになります。 ・図(a)から図(b)までの間に五角形ABCDEが通過した領域の面積 扇形の半径はBD=2(ABとしても同様)、中心角は90°、この面積は2^2π*90/360=π 五角形ABCDEの面積は、(1*√3)/2*2=√3 よって、π+√3 ・図(b)から図(c)までの間に五角形ABCDEが通過した領域の面積 扇形の半径はAC=√7(前述)、中心角は120°、この面積は(√7)^2π*120/360=7π/3 よって、7π/3+√3 なお、この場合の扇形の半径であるAC=√7は、三角形の一辺にはなりませんが、この場合でも考え方が正しいことは、奇しくもANo.1の方が示されています。 ・図(c)から図(d)までの間に五角形ABCDEが通過した領域の面積 扇形の半径はBD=2(ADとしても同様)、中心角は60°、この面積は2^2π*60/360=2π/3 よって、2π/3+√3 これから、反時計回りに回転した場合の求める面積は、 π+√3+7π/3+√3+2π/3+√3=4π+3√3 参考までに、図(d)から図(a)までの間に五角形ABCDEが通過した領域の面積を求めると、 扇形の半径はAC=√7、中心角は90°、この面積は(√7)^2π*90/360=7π/4 であるから、この領域の面積は7π/4+√3 これは、五角形ABCDEが時計回りに回転した場合の答えになります。 (この状態を鏡に映せば、時計回りに回転した状態になります。)