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一軒家はなぜ木造が多いのですか?
材料費が安いからですか? それとも木造であるメリットがあるのでしょうか? 夏は涼しいとか。
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(1)どうも勘違いした「回答」が一部で見受けられるのですが、建築士の立場から申し上げる事が出来るのであれば、素材としての「鉄(主に鉄筋や鉄骨の事です)」も「コンクリート(主に普通ポルトランドセメント)」も、これを生産する為には「膨大なエエネルギ」ーが必要なので、特にヨーロッパなどでは建てた後の「冷暖房や照明」に使うエネルギーを削減するのは当たり前の事で、建てる時点での「生産エネルギー」の削減も進められていますので、COP21の議定書が実行に移されれば、日本でも「無駄な鉄骨造(プレハブ住宅)」は消えて行くものだと考えています。 (2)次に日本の国土の70%は「森林」なのですから、近場の材料を使うのが人間の常ですから、「木造の住宅」が当たり前だったのです。 但し戦後の燃料として木を伐り過ぎたので「外国産木材」を輸入し始めたのですが、今や住宅用に使えるだけの「年輪」になりましたので、政府では「木を使った住宅」に「木材エコポイント」まで出していたのです。 ちなみにイギリスでも16世紀までは「木造住宅」が中心だったのですが、木の切り過ぎで「石造りの家」になったらしいくらいですから、運びやすくて組みやすい木造の方が、好まれたのだと思いますよ。 (3)特に欧州ではオーストリアで開発された「CLT」と言う素材を使って、9階建ての木造マンションなども建てられていますので、ここまでして「鉄」や「コンクリート」を使わない様な政策に変更しているのですから、日本でも「自国の木」を使わないと、国際機関から文句を言われるのも時間の問題でしょうね。 女子高生が行っている「jkビジネス」にまで改善案が提示されているくらいですからね。 (4)「木造住宅」と言えどもピンからキリまでありますので、一概には言えませんが、他の素材に比較すれば「安い」と言えますし、地震に対して言えば「軽い」のも有利な点ですね。更に自国の木を使えば「ウッドマイレージ」も小さくなりますので、国際機関からは褒められると思いますよ。 (5)「夏涼しいのか?」と聞かれれば、「工夫さえすれば涼しいですよ!」とは言えますが、普通の家では対応する事は無理ですね。 建物自体が「高断熱の家」で太陽光を窓の外側で遮蔽しないと、侵入してくる熱エネルギーのせいで、室内温度はドンドン上がってしまいますので、必ず窓の外で遮蔽をしてください。 北側の窓には大した日射の量はありませんので不要ですよ。 (6)冬場の寒さと「壁体内結露」に関しても、「木造住宅」はとても有利ですね。 鉄は木の350倍も熱を通しやすい材料ですし、アルミに至っては木の1,000倍も熱を伝えますので、アルミサッシだと表面結露が発生しますが、同じ事が壁や天井の内部でも発生していると考えておいてください。 (7)日本は自分の国で使う木材だけでは無くて、韓国や中国、遠くは中東にまで、日本の木材を輸出しようとしていますので、「林業」はもう一度日本の主力産業に育つ可能性もありますので、地域の活性化にもつながるかも知れませんよ。 「補足」があれば「追記」が可能です。
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- nsan007
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比較的小さな家は木造が安上がりです。 ある程度以上の規模で大きな部屋が欲しいとか3階建て等の場合は骨組みを鉄骨などにする方が安く上がる場合も有ります。 鉄筋コンクリートは骨組みだけでなく、サッシュや防水等仕上げも違いますので、いくら打ち放しでも安くは上がりませんし、断熱や防湿などにも費用がかかります。 重量鉄骨の骨組みに木造の壁や屋根を付けて行く工法はサッシュや断熱も木造と同等で安く出来ます。 木造では大きくても8帖や10帖程度の部屋が基準になりますが、うちは一つの部屋を5.4m毎に重量鉄骨の柱を割りつけて18帖単位でしていますから、木造では出来ませんし、1階と2階の柱や壁の位置がずれても自由な間取りに出来ますし、後に壁を取っ払って間仕切りの変更も何時でも簡単に出来ます。 木造はどうしても経年変化で柱の傾きやねじれが出ますが、重量鉄骨はまず狂いません。 又2階の床をコンクリートにしていますから2階で走りまわっても下の階でそれほど気になりません。 夏の涼しさ等は断熱材の使い方や庇の利用等で変わりますが、構造は何でも同じです。 鉄筋の家は雨が漏りやすい、湿っける、夏は暑い等と言われますが、その特性に対応した対策をしていないだけです。 ちなみに鉄骨でもプレハブなど軽量鉄骨はそれなりに問題も多いですし、木造でも在来工法、2×4 ログハウス等と色々な種類が有りますが、2×4は地震に強いと言われるものの、在来工法でも壁の量ゃ筋交いなどをしっかりと入れれば2×4以上に強くも出来ます。 在来工法でも社寺仏閣等では数百年以上にもなる建物も数多くあります。 一概に言えませんが60坪程度以下ならやはり木造が一番安いと思います。 ちなみに家は100坪を超えていますから、鉄骨併用の方が安くついていると思いますし、木造で成立しない間取りです。
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ありがとうございます。
- tpg0
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こんにちは。 我が家も檜造り木造二階建て二世帯住宅の一軒家で、総建築費は延べ坪面積73坪で5千万円(坪単価70万円)です。 また、我が家の近所に高級木材の黒檀や紫檀を豊富に用いた豪邸が建ってますけど、延べ坪面積100坪程度と大きめな木造高級住宅ですが、総建築費は2億円(坪単価200万円)と聞いてますので高級木材を用いた木造住宅は鉄筋コンクリート造りの一軒家より材料費が高くなることがあります。 なぜ、一軒家に木造住宅が多いかは屋根に瓦を用いた和風建築が多いからでしょう。 なお、我が家の間取りは、10畳和室1間に8畳和室が2間で8畳相当の洋室が4間の他に18畳相当のLDKと私達長男夫婦と同居してる私の実母専用の小振りな6畳相当のDKで、4LDK+3DKの木造二階建て二世帯住宅ですが、寄せ棟造りの和風建築ですから檜造りが似合います。 ちなみに、建築した当時は私の弟が大手ハウスメーカー(積水ハウス)に勤めてましたので、積水ハウスで建てると社員割引が適用されて1割引になるそうで積水ハウスで建てることも検討しましたが、昔から付き合いのあった大工さんを信頼して建てましたから、やはり昔ながらの大工さんに頼むと木造建築になるのです。
お礼
ありがとうございます。
- monari
- ベストアンサー率27% (5/18)
安価だからだと思います。 家を建てるとき、一番大きな制限が、お金だと思います。 鉄筋コンでも南向き以外はひんやりして涼しいと思います。 私が住んでいた鉄コンのマンションでは角部屋、南向きでは無かったのでエアコンなどかけなくても夏はひんやり、冬は暖かかったです。 しかし、鉄コンの一戸建ては南向きの部屋だったので暑かった。 木造にも住んだことありますが、南向き角部屋なので夏は暑い、冬は寒かったです。 鉄コン南は夏は死ぬほど暑い、木造南は冬は死ぬほど寒い 地震とか鉄コンに住んでいるときは全く感じなくテレビで知ることが多かったですが、木造は暴風でも揺れます。昔のご近所さんが木造に住んでいて、「ジェットコースターみたいだった」と行っていた意味が少しわかりました。かなり大袈裟なんじゃと今でも思っていますが… エアコンの効きが全然違うので、私は鉄コンがおすすめです。
お礼
ありがとうございます。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
まず、だいたいの建設費が、木造が坪30~50万円、 軽量鉄骨が40~70万円、鉄筋コンクリートが80~ 120万円だという事が大きい。 庶民が組めるローンでカバーできるのは、せいぜい軽量 鉄骨までです。 確かに風通しは木造や鉄骨の方がいいけど、実際にエネ ルギーを消費しているのは冬の暖房なので、本当は、 気密性が高いコンクリート造の方が省エネになります。 日本に多い火災や地震、津波に対しても、鉄筋コンクリート 造、それも剛性の高い壁式構造が桁違いに強いです。 気仙沼や南三陸の被災地を視察した時、見渡す限りの荒野 になった中に、ポツンと残った壁式RC造の住宅をいくつか 目にしました。 数倍のコストのみが問題ですが、耐用年数も数倍なので、 本来は高くないのですが、ローン(1世代で負担する)の 問題がネックです。 政府の助成金やモーゲージローンなど、仕組み作りが必要です。 http://okguide.okwave.jp/guides/63083
お礼
ありがとうございます。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
まず、値段の違いがあります。 木造だと坪40万~70万ぐらいですが、 鉄筋コンクリートだと100万はします。 それから、歴史的な意味もあるでしょう。 日本は木材が沢山とれましたし、地震が 多く、また比較的平和な社会です。 だから、木造が適していたのです。 これが中国などになると、強盗団などが 出没しましたので堅固な石造りが盛んに なりました。
お礼
ありがとうございます。
- maiko0333
- ベストアンサー率19% (839/4401)
昔は木造しかなかったのです。 マンションは鉄筋コンクリートしか選択肢がありませんでした。 ハイムや2×4なんかができたのはつい最近のことです。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。