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ピラミッド巨石の運搬に船も?

kagakusukiの回答

  • kagakusuki
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回答No.8

 回答No.5です。 >解説図の、跳ねつるべ式の細い支柱は、ピラミッドの場合2,500kg 級の巨石では無理なので、もっと太い材木を通常は3本使って櫓を組み、クレーンというよりはホイストの感じで丈夫な[滑車] (チェンブロックの代用)を幾つも組合わせれば持上がるかもしれません。 >青銅器時代に巨大な滑車を製作するのは不可能でしょう。船への積み降ろしにこんな大きなやぐらをどうやって使うのかにも謎があります。  ピラミッド用の石材を荷卸しする際に、1人で使用する水汲み用の跳ねつるべと同じサイズの物しか使用できなかったというのは質問者様の勝手な想像に過ぎません。  何の根拠も無く、細い支柱しか使用できないという制限を勝手に設けた自説を主張し、その自説が間違っている事を指摘した処で、それは質問者様が勝手に設けた制限が間違っていたという事に過ぎませんから、質問者様の自説とは異なる見解の説とは無関係な話であり、それを否定する何の根拠にもなっておりません。  全く同様に、ピラミッド用の石材を荷卸しする際に、滑車を使用したという話も、質問者様が根拠も無く主張している自説に過ぎず、その自説が間違っている事を指摘した処で、それは質問者様が勝手に考え出した自説が間違っていたという事に過ぎず、質問者様の自説とは異なる見解の説を否定する根拠には何らなりません。  古代エジプトでも跳ねつるべの様なシーソーの原理を使った仕掛けは既に知られており、大型のものを制作し重さ数トンの巨石を船から荷卸ししていたと考えられているという話であって、細い支柱しか無かったとか、青銅製の滑車を使ったといった話など何処にもありません。 >「船を使った痕跡はないか?」という意味です。  回答No.5で述べたラミッドの建築材料として使用された石を切り出した石切り場は全て川の傍にあります。  船を使う必要が無いのであれば、川の傍に石切り場を設ける必要もありませんから、石材の運搬には船が必要だったと考えられます。  又、当時のエジプトには死者の世界はナイル川よりも西にあるとする宗教観があったらしく、ピラミッドの殆どはナイル川の西岸に建設されていますが、その建設材として使用された石を切り出した石切り場はナイルの東岸にもあります。  東岸で切り出した巨石を西岸に運ぶためには船を使う以外の方法はありませんし、船を使って石を運ぶ術があるのなら、同じく川岸にある建設現場へは船を使って運搬する事が合理的であり、長距離を態々困難な陸路を使って運搬する理由はありません。 >客船とは別機能が必要な貨物船  毎年起きるナイル川の増水時に使用するもの、即ち定期的に使用する必要が生じるものなのですから、別の用途に使用されている船を転用するよりも、専用の船を作った方が合理的です。 >木製の水準器や直角定規などの治具(じぐ=測る道具)も当時に使われたのは驚きでした。当時すでに鋸(のこぎり)が開発されていた証拠です。  平らな木材を得る事は、木材を縦に割ったり、鑿や粗い石などで削る事によっても出来ますから、木製の水準器や直角定規の存在するからといって、それは必ずしも鋸が存在した事の証拠にはなりません。  但し、古代エジプトの遺跡からは実際に銅製や青銅製の鋸が出土していますから、当時のエジプトにおいて一部の木材加工に鋸が使用されていた事は間違いないと考えられます。 【参考URL】木材加工学I(奥村 正悟)  KYOTO-U OPEN COURSEWARE > 農学部 > 12 - 木材加工学I(奥村 正悟), 2012 > 講義ノート > 第3回 切削の概念、切削の基本用語、木材切削の特質などの説明を通じた木材切削への導入。/PDF   https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/faculty-of-agriculture-jp/6767000/pdf/03.pdf

ohhTokyo
質問者

補足

(ここは #8です)  現在までの判明経過概要をお知らせしておきます。 ◆巨石運びに「船を使った」証拠は見当たらなかった。 橇で運んだ図、コロで牽いた図、乗用船の現物(太陽の船-模型、水に浮かべた形跡あり) は存在し、実在していた証拠となる。 石積みの「船」は、言葉で言われているだけで壁画や記録図、現物も無い。どちらか「不明」というよりも、痕跡が全く無いので、実在しなかった可能性が高いが、存在しなかったという証拠も無い。 ウェブ上に記事が無いなら、その基になる学術書などでも解明されていない筈で、研究者による今後の調査報告を待つことになる。 ◆橇や修羅(コロ運搬の台車)への「積み降ろし」方法は、木材と梃(テコ)・やぐら・十字形ろくろ、牽き綱などによる何とおりもの方法があることが判明した。 その作業状況や道具の記録類や現物は残されていないが、橇やコロ台へ載せた記録図があるので、どの方法かで積み降ろしたのは間違いない。 船への積み降ろしも、同様にして行われたことが証明できる。 ◆採石場からの「巨石切出し工具」は、青銅器の鑿(ノミ)・鎚・鏨(タガネ)類によったことが、遺物の「鏨」現物が発見されたことで、明らかになった。 後に、ヒッタイト族かアッシリアから製鉄技法が伝来し、武器や工具に画期的な進展をもたす迄、不純物が多かったと思われる青銅合金が唯一の文明的な利器として活用されたのは間違いない。   --------------------------------------------------- なお、サイト各資料によると採石場や石切り場は礼拝堂・築山との間の都合による配置らしく、船積みの都合で石切り場を決めた [証拠] は出ていないようです。 また、青銅器の時代でも馬車(戦車)の車輪が作れたのですから、鋳物の鬆(ス)が少なければ滑車も造れた筈です。鬆があると、作業中に応力集中や金属疲労の関係で重加重の滑車が破断する危険があるので、実用したかどうかは不明です。 (参考) 4頭立て戦車  http://homepage3.nifty.com/EuroCities/Gate/GateHistoryAll.htm 人類と金属の出会い  http://www.castalloy.co.jp/jinrui.htm 青銅器による文明   http://blogs.yahoo.co.jp/hs_anriver/15612098.html   

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