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なぜ日本軍を信頼できるのでしょうか

cse_ri2の回答

  • cse_ri2
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回答No.16

No.13です。コメントへの返答を。 >「次回の状況下で如何にしてその失策を防ぐか、どうやって陥穽を予知して落伍から逃れるか、被害を最小にする方法を考える事」を他国では例えば米国の幼年兵学校から・・兵大学では随時行っているらしく私は勝手に穿っている。一方日本では全く話題にならず、行われていない。それが残念なのです。 いや、これは質問者さんが知らないだけでしょう。 アメリカでの教育内容の詳細は知りませんが(質問者さんがご存じなら、URLまたは書籍を紹介してください)、日本も防衛大学で将校教育はきちんとしていますし、防衛研究所で過去の戦史の研究もしてます。 昔、防衛研究所が発行した著作物を読んだことがありますが(チラ見ですので書籍名は覚えていません)、日本や東洋・西洋の戦争を詳しく研究しており、慨嘆したことを覚えています。 参考:防衛省防衛研究所  http://www.nids.go.jp/ >核弾頭についても日本は一か月以内に数十個を作る力があるでしょう。 まあ、作れることは作れるでしょうが、製造後のテストができないので100%不良品ですね。(苦笑) 少なくとも、メーカー保証は付けられない。 私は本職が技術者ですので、テストの重要性はよくよく認識しています。 「作りました! でもテストしてません」では、日本の製造業失格ですよ。(苦笑) >ここで質問の真意を再度付け加えご説明します。(1)糧食不足日程の派兵(2)民間船隊による無防備補給線(3)沖縄本土戦さらに(3)特攻戦法の総ての根底に通じて存在する大問題があります。 >皇軍が常に『人命軽視』なのです。 旧帝国陸・海軍に、人命軽視の悪弊があったことは、私も同意します。 しかし、戦後の自衛隊はその悪しき伝統は払拭されていると、認識しています。 実際に戦争が起きていないので、どちらが正しいか証明はできませんが、各種災害復旧活動で、彼らが汗を流す姿を見れば、少なくとも彼らは命をかけて国民を守るだろうと、そう信じています。 もちろん、いざ戦争となれば、自衛隊にも能力の限界があるので、一人残さずすべての国民を守ることはできないだろうということもまた、現実ではありますが。 >人命最重視であってほしい。 矛盾ですね。自衛隊を含む「軍隊」が敵を殺す組織である以上、人命最重視はありえません。 「日本国民の生命と財産を守り、かつ可能な限り味方の兵士の犠牲を少なくする」 というのが、目指すべき目標でしょう。 >現在の戦争では前線が絶えず高速に位置を変え移動します。国内海外を問わず軍事力の弱点とならない補給を必ず国内でも連続しなければなりません。軽視は禁物です。少なくとも米軍が米国民に対する同等レベルが欲しい。 国内でたとえば台湾の方が、距離的に近い島しょ、それから東京都の小笠原は船で大海原を1日かかります。 今の自衛隊の離島防衛は、一言でいうと「いったん敵に獲らせてから、敵の補給を断って弱らせ、その後奪還する」です。 島に立て籠って、味方がくるまで必死に耐え抜くような作戦は取りません。 当然、制空権・制海権下で作戦が行われますから、補給の断絶はありませんし、潜水艦対策は日本は世界トップレベルです。 >ところで「インド解放という戦略目的」は今日までの人生で初めて出会う私が聞いたことのない事柄です。 上記に関しては、訂正します。インパール作戦の目標は、「援蒋ライン」の断絶です。 しかし、インドに攻め込む関係上、日本が組織した「自由インド軍」6000名が作戦に参加しました。 彼らの参戦により、インド国内での抵抗運動が激化することを期待したと思われます。 >牟田口大将という責任者がいて、軍事会議で弁明言い逃れたと聞きます。これを一般の裁判所でi民事、刑事両面から裁判にかけ、公開で量刑を行う。 日本は法治国家です。 既に故人となった牟田口大将を裁く法律があるなら、是非そうしてください。 >ii「同状況下で如何にしてその失策を防ぐか、どうやって陥穽を予知して落伍から逃れるか、被害を最小にする方法を考える事」を大学で研究し、対策を公開する。iii兵站補給を維持しない状況下のあらゆる命令を禁止する。 既に民間で(たぶん自衛隊でも)、同様の研究は山のように行われていると思いますが。 >アメリカ軍が保有する設備と能力を超えるまで十分に完成し公開し、同意を国民に得てからでないと人命をうしなう派兵になります。 今後の自衛隊の取り組みに期待ですね。 私としては、味方の人命損傷を最小限にする、ドローンに代表される無人兵器に期待しています。 まあ、無人兵器は常に誤爆のリスクがありますが、東シナ海や南シナ海など海上で使う分には、そのリスクはかなり下げられます。

masaban
質問者

お礼

ありがとうございます。ほぼ私が欲しいお答えです。 これらが実際に実現され、広く広まる話題であってほしいと思います。実際の軍事にこの基本的意見が生きる日本ならなにも心配はありません。実現が大事です。この意見を基本に慢心なく注意深く足元を固められるとうれしいです。  海外派兵が拙速であったり、犬死のもとにならないよう祈ります。  一方海外派兵はアジアの国々に不安と不信を日本に向けるのが間違いのない時勢です。それは国内では解決できません。  外交で不信を拭いきれないなら、やはり海外派兵に私は反対します。

masaban
質問者

補足

「失敗の本質」を10/8木曜に読んで感想 著者の狙いを書かれた序章7ページまで読むと、根拠を提示しないまま罵詈雑言の限りが著者グループにより大東亜戦争に負けた敗者の軍に対しなされる。中立から見れば、敗軍将の一員のくせにまるで勝軍の一員のように嵩にかかって、根拠のない中傷が連綿とある。そこで根拠を本文に探すことにした。 本書は皇軍の軍史による戦史と戦争指導側からの組織論から大東亜戦争を批判する狙いらしい。この本の論拠は国際のあらゆる方位から見た記録と異なり、国内の資料一方に頼るらしい。それでも「失敗の実態を明らかにしてその教訓を十分かつ的確に学びとることこそ、・・われわれに課された責務」と本書の見どころがはしがきiiiに書かれている。実際にその実利が本書に果たされたか検証してみよう。 1章失敗の事例より 章中には6節あるらしい 1/6 ノモンハン事件を最後まで読んだ。戦史事実がかかれ、敗戦の度敗者を批判している。原因を総じて「楽天主義、組織の欠陥、関東軍が満ソ国境紛争処理要綱を示達したが、中央部が意思表示しないまま、関東軍が容認されたと考えた」という。ではその教訓は書かれているか?正しい対処法の提案は1例でも書かれているか?皆無だった。 提案がなく、謝罪も教訓もなく、実利の無いことから課題に対してこの章では著者は全く反省に至っていない。 2/6 ミッドウェー作戦には日米間のシナリオの対比がなされていた。そして作戦について日本の暗号が解読され、情報が漏れたと書かれている。兵力絶対量に劣性明確な米軍であったが、日本に勝ったという。以降に戦史事実がかかれ、敗戦の度敗者を批判している。文中には講談師の説話のようなものが散りばめられている。 59ページのアナリシスという分析説明では著者が「作戦遂行に際して当初の企図と実際のパフォーマンスとのギャップをどこまで小さくすることができるかということによって、成否がわかれる。・・より錯誤が少ないかということがポイント・・」とした。ミッドウェーに限る話だろうか。60ページから61ページにわたり、「・・暗号が解読されていることに・・必ずしも致命的マイナスとならなかっただろう・・当時世界最強といわれた第一機動部隊の実力から・・好ましい帰結に結びつく可能性もあった。」 これが反省の言葉だろうか、無反省の極みにある。 著者は結論を「第1に本作戦の・・目的・・司令部のレベル、第二に・・第一機動部隊のレベル・・日本海軍全体にまとわりついている戦略・傭兵思想のレベル」が敗戦の原因としている。どこに教訓が現れたか、全く実利の価値がない。66頁まで続く作戦と戦備の比較分析は、はしがきの著者に戒めが「物量の違いとするなかれとありながら」一歩も新しい反省を生み出してはいない。 3/6ガダルカナル作戦67ページから69頁「そもそも海軍には、陸軍のような兵站補給線がない。・・陸軍は・・補給能力を検討しなければならない」と捉えていながら、なにも教訓を示していない。最後に「日本軍の補給線の伸びきった先端、ガダルカナル島をついてきたのである。」と陸軍の兵站補給だけでなく、海軍にも兵站補給線の護持が戦争の勝敗命運を分ける大事であることが明確なのに、兵站補給線をどうしたらよいか、何の提案も教訓も著者から示されない。海軍の兵站が島しょ部で特段に大事なのに、人肉食をするほどの困窮だったのに、全く未だもって著者たちは認識していない。 89頁まで浪花節か講談のみたてだろうか、連綿と戦史が述べられている。 89頁最後から4行前「攻勢終末点の逸脱」という小項で「陸軍における兵站線への認識には、基本的に欠落するものがあった。すなわち補給は敵軍より奪取するかまたは現地調達をするというのが常識的ですらあった。海軍における主要目標は米国海軍機動部隊撃破であり、本来的には捕球物資輸送の護衛等に艦艇を供しようとするものではなかった」と結んでいる。 素人の私の結論と一つも変わらない。何にも私は研究していないけどわかる。軍人の中将大将が、戦闘翌日に悟るならまだしも、数十年かけてたどり着くなど嘆かわしい。そして教訓も対策の欠片も提案してはいない。これは反省ではない。 著者たち知能レベルが低すぎる、もう先を読むに値しない。 我慢して続けよう。 91頁「第一線からの作戦変更はほとんど拒否されたし、したがって第一線からのフィードバックは存在しなかった。大本営のエリートも、現場に出る努力をしなかった」とかかれている。本書の最初、はしがき5ページには危機的状況、危機が生じたとき軍隊が本来の任務を果たすべき状況と著者たちは意見を断じている。 が私の意見を述べれば、危機は第一線が最初に感じ取り、大本営に伝え始められるものであり、フィードバックが速やかになされなければいけない。しかるに大東亜戦争の時代のみならず、この著者たち一線の防衛教育者の現代まで全く日本軍に自覚なく反省もフィードバックの道も存在していないとわかる。 4/6インパール作戦 「人情という名の人間関係重視、組織内融和の優先・・このような人間関係や組織内融和の重視は、本来、軍隊のような官僚制組織の硬直化・・を発現させ、組織の合理性・効率性を歪める結果となってしまったのである」だと、阿呆!なんのひとつも回避策の提案がないではないか。 5/6レイテ海戦ではフィールド氏という外人さんが聡明な独創的イニシアチブが欠けていた。命令または戦則に反した行動をたびたびとった。虚構の成功の報告を再三したことだそうだ。全く日本の防衛教育第一人者は対策に何の考えも持っていないらしい。情けない。 6/6沖縄戦・・問題を後世に残したそうだ。なんだこれ。 2章失敗の本質186ページから187頁 共通事項をならべると陸軍の参謀本部、海軍の軍令部という日本軍の作戦中枢が作戦計画の策定に関与している。作戦中枢と実施部隊との間に、大きな距離がある。統合的近代戦であった。組織戦であった。これらの共通事項に日本軍の大きな注意を払うべき欠陥があるんだそうだ。 いいとこなしの日本軍!答えが次の回答だ。具体策だという。 参謀総長と軍令部総長を廃止し、別に一幕僚長を置き、その下に陸海軍混合の幕僚を置く、参謀総長と軍令部総長の上にさらに一人の幕僚総長を置く、参謀総長と軍令部総長を並列して・・・ まったく役立ちそうもない回答の羅列だ。 234頁ダブルループ学習が日本軍には存在しない欠陥があるそうだ。だめだ日本軍。じゃあどうやって改善するの?提案なしのダメな著者、防衛大学教育者! 236頁、戦闘失敗の責任はしばしば転勤と・・いつの間にか中央部の要職に就く・・ だめだ日本軍。じゃあどうやって改善するの?提案なしのダメな著者、防衛大学教育者! 3章失敗の教訓全く改善提案のかけらもなし。

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