使用期限切れの薬はどんな害がありますか？

質問

使用期限切れの薬はどんな害がありますか？
家に大量な使用期限切れの薬があるので「危ないから捨てよう」と親に提案したのですが「効果が弱まるだけだから大丈夫」と言って捨ててくれません。私は薬に関する知識がほとんど無いので、「使用期限が切れたら使ってはいけない」となんとなく思っているだけで「どの様に危ないか」を知りません。それを知っていれば親も説得出来ると思うのですが、どの様な害があるのでしょうか？親の言う通りに効果が弱まるだけでしょうか？ちなみに家にある薬は大体が10～6年前が使用期限のものばかりです（；-_-）

回答No.5

find-out

理論的に説得するのは困難かも知れないです。なぜなら厚生労働省は使用期限切れの薬の販売を禁止していなかったからです。
やっと昨年の６月１２日に、使用期限切れの薬の販売が禁止されました。
薬の使用期限の設定ですが、有効成分の量が９０％を下回ってしまう時期を使用期限としています。なので使用期限が切れても、有効成分はまだ十分に残っているのです。しかも使用期限は余裕をタップリ取っているので、使用期限をかなり過ぎても有効成分は９０％以上の場合が多いのです。
気になるのは、期限を何年も過ぎていて、服用すると具合が悪くなってしまうことですが、薬の成分が長期間の間に変質（分解）しても体に影響を与えないように、製薬メーカーは分解物の毒性試験を行っています。（この試験をしないと、薬として承認が下りません。）
この試験により健康被害が無いことが証明されているのです。
なので結論としては効き目が弱くなるだけで、服用しても特に問題無いと思います。
ただし見た目で明らかに変色・変質していたり変な臭いがしたり、液体なら浮遊物が認められたり、分離していたりと、最初と大きく違う形態に変わっていた時は捨ててください。
服用できるか判断に迷った時も捨ててください。説得できる根拠は示せませんが、さすがに１０年近く過ぎているのは問題だと思います。