昔の東京の一人暮らしの人はゴミ捨てをどうやったか

質問

1960年代くらいまでの東京では、ゴミの収集は、
収集車が巡回して、「チリン、チリン」と鐘を鳴らしながら通り過ぎていき、
収集車が近づいてきたら、ゴミを預けるようになっていたと聞きました。
それだと、一人暮らしの人は留守中にゴミ収集車が通ったらゴミを出せないことになります。
一人暮らしの人は、ゴミをどう処理していたのでしょうか。

回答No.5

santana-3

皆さんの回答にあるように、「コンクリート製のゴミ箱」に入れて回収を待ってましたね。
当時は台所から出る生ゴミ以外は殆ど無いと思います。そのゴミを新聞紙に包んでゴミ箱に入れていました。ポリ袋は無い時代ですから、なるべく水分を飛ばしてから新聞紙に包むようにしていましてね。

ここで、そのごみ箱から、どの様に回収していたのか、の記憶がまったくありません。
親に「ゴミ屋さんが来るから、ジャマしないように家の中にいなさい」と言っていたので、回収時に外に出たことがありませんでした。

ペットボトル及び樹脂製品は無い時代です。発泡スチロールも当然ありません。コンビニもありませんから、弁当もありません。ジャンク菓子もありません。缶ジュースもビンジュースも一部の人しか購入できません。

「新聞紙、ダンボール」「少量の金属製品」「陶器類」を捨てたかっらた、リヤカーを曳いた屑屋さんが「くずい～おはらい」と定期的に来るので頼みます。

一人暮らしの人は、近所の人に「くず回収」を頼むのが通例でしたね。

回答No.4

Postizos

60年代の都区内ですが
コンクリート製の据え付けのゴミ箱があってそこに入れておくのです。今でも残している家があります。前に木の蓋がはまっていて、上にもトタンで補強した木の蓋が蝶番でとまっていました。
http://fanblogs.jp/syowa/archive/6/0
http://blog.goo.ne.jp/3788616/e/15b3cc900e9f49c812332404b8af06f0
清掃員は荷車を引いて朝ゴミを収拾してその時もしかしたら鐘を鳴らしていたかもしれません。中継所で積み直して東京湾埋め立て地「夢の島」に運んでいたのだと思います。
家では生ゴミは新聞紙に包んで片づけやすいようにしていましたが、ゴミ箱の中はいつもきれいとは言えない状態だったと思います。毎日のように中を流したりして工夫して掃除していましたが。
ゴキブリもいましたがドブネズミが今よりずっと多かったように思います。
収集日はおぼえていないのですが今と同じかもっと頻繁だったように思います。
ただゴミの量は今よりずっと少なかった。プラスチックのゴミというのはあまり無かったですね。八百屋や魚屋ではチラシや新聞紙を切った物で包んでくれました。納豆は竹の皮か藁に入っており、豆腐は鍋を持って買いに行くのです。買い物カゴが無いと買い物は不可能でしたね。
紙くずなどは庭でたき火をして燃やしていました。

オリンピックの時にゴミ箱がカッコ悪いという話になり、ポリバケツに入れて出すことになりました。バケツに名前などを書いていたものです。
アパートの場合はゴミ箱は共同だったと思います。たぶん管理人か当番が決められていたんだと思います。バケツも最初は共同だったと思います。
バケツから車に移すのは同じでしたが、荷車もその頃トラックになったのだと思います。
東京オリンピックからゴミは質も量も変わってしまったように思います。

古新聞や空き瓶などは「廃品回収業」通称クズ屋という人たちが買いに来ました。

独身の若い人用に下宿あるいは寮といって世話や管理をする人が常駐するアパートがわりと普通だったんじゃないかと思います。となりのアパートの冷蔵庫は共同の大きいのがあって、氷屋が来て氷を入れてそれで冷やす物でした。電話はあっても共同です。電話をすると大家さんか管理人か入居者の誰かが出て本人を呼んでくれるというシステムだった。

アパートも玄関で靴を脱いで上がるようなのばかりで大きな家のような感じでしたね。私もとなりのアパートに勝手に上がって知り合いになったお兄さんやお姉さんに部屋に入れてもらってお菓子をもらったりしていました。
お兄さんから自衛隊に入ってパラシュートで飛び降りる訓練をしているなんていう葉書が来たりもしました。いずれ退役して航空会社に行きたいと言ってたそうです。

下町ではなくて山の手での話です。ずいぶん人と人の距離が近かったのですね。

回答No.3

jugemu_chosuke

東京ではないですが家の前にゴミ箱を常置していました。廃棄の都度その中に捨てていました。
回収日にはそのゴミ箱を指定場所に出しておいて回収後それを取りに行きました。

ゴミ箱は昔は木製でしたがその後ポリバケツになりましたね。いずれにしてもゴキブリの天国でしたね。

回答No.2

maiko0318

今のような核家族ではなく、
大人数で住んでいたし、長屋と言って
軒を連ねてたくさん住んでいましたので、
問題はなかっただろうと思います。

回答No.1

may1995

ちゃんとその時代で体験された方が解凍されるとよいですが、
私の考えだと. . .
多分出せないときはためておく、という事だと思います。
あるいは、長屋的な感覚で、相互扶助で、「今回は留守にしているのでお願いします」
とか、「次はそちらのものもまとめて出します」とか、
頼むばかりの側だと、「いつもお世話になってます」と言ってなにかお礼を差し入れるとか. . . でしょうか。ごみ収集のひとと仲良くなっておいたり、御礼を時々
さしあげたりすることで、「ごみをここに置いているので持って行っていただけますか？」
と頼めるような仲になっておく、というのもあったのかもしれません。

海外だと今でも鐘などで合図して収集しているところがあるようですが、
その場合チップをあげる人もおり、一日で同じところを何度も通ることもあるそうです。
日本だとチップ制度はあまりなさそうではあるので、
あまり日に何度もは来ていただけそうにないですね。