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吹き替えって、どうしてわかるの?
画面を見ずにテレビから流れてくる音声だけで、 その声が、その本人か、他人が吹き替えをしているのかわかりますよねぇ。 特に外人の言葉を日本語で吹き替えているときなんかすぐにわかります。 しゃべっている言葉は普通の日本語なのに・・・ これってどうしてですか? 何が、どこが違うんでしょうか?
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ここまで出ていない理由としては、動きの問題っていうのもあります。 吹き替えってことは元は映画かドラマですよね。 ほとんどは役者さんが動き回りながらセリフを言っているはずです。 対して吹き替えをする時の声優さんは、よっぽど特殊な収録方法でない限りマイクの前でだけ演技をしています。 勿論それが口先だけの演技とは言いませんが、しかし実際に動き回って芝居をしている役者さんと比べた時に全く同じ芝居ができるかっていうと、まず無理です。 どうしたって動いてない体の声ですから。(全体の筋肉の動きからして違う) 普段の生活でも、電話の相手が何をしながら喋っているかって何となくわかる時ありますよね。 あれも同じ理由です。 動きの話とは少しズレますが 落語家さんがお蕎麦を食べるシーンを演じることがありますが、上手いけどやっぱり実際の音とは違うんですよね… よっぽど名人級になるとバラエティで「どっちが本物?」みたいなネタで使われることもありますが… そのくらい「演じて本物と同じ」っていうのはなかなか無いことなんですよね。
「制作された作品・国・作中で登場人物を演じている俳優が話している台詞が何処の国の言語(というか何語)であるか(実写作品ではなくアニメとかであるならばその作品を作った国の公用語である言語の筈)」で自ずと明白でしょう。 「『外国で起きた出来事のドキュメント番組』あるいは『その国で放送された番組のフィルム一部そのものを違う国の番組の中で流す』」場合も、そうでしょう。 後は「本来の言葉」と「吹き替え」とでは「微妙に喋っている時間の長さが違う(又はズレている)」。 そして何よりも「吹き替える為の台詞の言い回し(訳文)がある程度『定型化しているから』」。 例えば「日本のアニメ作品が海外で放送され始めた頃(1980年代後半頃と思われる)」は、「放送されている国の子供達(視聴者側)は『自国で制作されている作品だと思っていた』事が大半もしくは『日本とは知らなかったが、外国で制作された作品ではあるという認識だった』」けれど、「1990年代」からは「『ジャパニメーションという造語』と共に『日本製という共通認識が定着』」していったのですね。 そして「2000年代」に入って「日本国内放送版」や「日本での放送とさほどタイムラグの無い放送」も始まり、「日本語のまま版」と「自国の言語に吹き替え版」とを視聴してみれば「違和感は歴然」な訳です。 「言語によってアクセントが違う・巻き舌での発音の頻度等という違い」があったりもするし、「同じ意味の事を話すとはいっても、口に出す音の長さが違ってくる場合もある訳」です。 例えば日本語で「経験」は「発音するのは4文字」ですが、英語だと「エクスペリエンスもしくはエクスペリメント」と「発音するのが8文字と倍にもなる」でしょう? 「休暇」は「バケーション」といった風に・・・。 「同じ意味の単語」でもそんな風になってしまうけれど、「自分が自国語として使っていない言葉のままでは素養が無い限りは意味が分からないので『翻訳された言葉つまり葺き替えが必要になってくる』そしてそれでいて『映像(作品)に合わせて台詞というか言葉のタイミングがなるべくズレの無い様に合っていなければならない』」のですから・・・。 「言語の違いによる違和感はどうしたって拭(ぬぐ)えない」のです。 「自分が母国語として使っている言葉が下地にある、というかスタンダード(基本・基礎)となっている」ので「違和感を感じてしまうのが当然」なのです。 「日本語」にはまして「方言」というものがあります。 「同じ地方の知人が親の転勤等で他の地方に移住し、そこの方言に染まっていたりしたら感じる違和感」も同じな訳です。 それに「翻訳家の人達」は「自分が教わった人の癖とか『お決まりのパターン(定型文)』的なものの癖が抜けないもの」なんでしょうね・・・。
お礼
違和感を感じるのは、それらのことがすべて関わっているのですね。 ていねいな説明、ありがとうございました。
- chiychiy
- ベストアンサー率60% (18729/31183)
こんにちは 簡単に言うと録音の状態が違うからです。 同時に録音したものは、雑音が入ります。 これは全く無音ではない状態なので、環境音が入っているんですね。 後処理である程度は消すことが出来ますが、 完全には消えることはありません。 吹き替えなどの場合や、後から取って合わせたものは ブースという無音に近いところで録音しますから 雑音がほとんど入りません。 ナレーションはこの方法ですね。 無音の状態と、現場でとった音は明らかに違いますし、 マイクの質によっても変わってきます。 レポートしながら食べ歩いて喋っているのと 何もしゃべらず雰囲気だけで、後からナレーション入れているのと 全然違いますよね? あの違いです。
お礼
これはよくわかりました。 そういう聴き方は気づきませんでした。 だから普通のしゃべりでも何か違うと思うんでしょうね。 ありがとうございました。
- k-a-r-a-p-a-n-a
- ベストアンサー率19% (257/1321)
なんでも言葉の前に「ん」をつける 「んなんだって!?」 「んうわっつ!」 「んがっ!」 「ん大好きだよ」 「んやめて」 これをつけると なんとなく声優っぽくなるでしょう? これだけ声優という仕事が 社会で認知されているのに どうして声優の吹き替えというのは みなさんどうしてこんなにクセがあるんでしょうかね そのままの日常の言葉では声優ではないとか 暗黙の誇りみたいなものがあるんでしょうかね 宮崎駿のアニメを見ていると 声優に素人の起用が多いのは 声優という仕事を信用していないんじゃないかと 思っています 素人の吹き替えでじゅうぶん見られますからね あの人はへそまがりですからねぇ
お礼
特にアニメのキャラって不思議な声が多いですね。 美少女キャラの声なんて、そんなヤツおらんやろと突っ込みたくなりますw やっぱりそういう指導があるからなんでしょうか。 ありがとうございます。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
声優さんが声を入れて居るので、その声を聞けば吹き替えだなと。 それと声が結構明瞭だったりもします。アイドルや役者さんなどを使っている場合でも、演技が下手とかでも分かりますよ。
お礼
有名な声優は明らかですね。 古いところでは野沢那智とかね。 >>演技が下手とかでも分かりますよ。www ありがとうございます。
- josyua
- ベストアンサー率41% (165/402)
♯2の方も仰ったように、言葉が違うんです。 A:"Hey,man! What'up?" B:"Not much,buddy!" アメリカでは一般的なこのような挨拶を日本語訳するのに、 A「よーう相棒! 調子はどうだい?」 B「へっへ。まあまあってとこさ!」 などとよく訳しますが、 質問者様は知り合いや友人に 「よーう相棒!調子はどうだい?」なんて話しかけますか? 日本語にはなっていますが、不自然な日本語なんですよ。 それが吹き替えだと一発でわかる大きな理由です。
お礼
そうですね、そんなこと言いませんよねww 変な会話をおかしな節回しでやるからですね。 ありがとうございます。
- komaba-hongo
- ベストアンサー率13% (14/101)
女「それホント?」 男「もちろんホントさ。ボクがこれまでキミにウソをついたことがあったかい?」 女「ゴメンなさい。あなたを疑うなんて私どうかしてたわ」 男「愛してるよ。ボクを信じてくれて有り難う。愛してるよ。」 …………日本人はこんな日本語は使いません。
お礼
そういうときは特によくわかりますよね。 ありがとうございます。
- 09000000000
- ベストアンサー率10% (8/74)
指紋が個人個人で違う様に声紋も個人個人違うのです なので 声紋も 警察捜査に役立てられてるのです
お礼
????ちょっと??よくわかりません ありがとうございました。
お礼
動いている、動いていない。 そういうところでも微妙な差が出るのですか。 ありがとうございます。