昨日、米国の犯罪事件記録の番組を観て人の心の闇・・

質問

＞人の心の闇・・

人は、神にでも悪魔にでも、どちらにも成りうることをよく自覚できました。また、行き過ぎた児童虐待は、我が子を犯罪者への道に引き込むことも知りました。日本の犯罪者も実は児童虐待の被害者ですか？

回答No.3

eroero4649 · ベストアンサー

＞日本の犯罪者も実は児童虐待の被害者ですか？

さて、それを正確に調べるのは難しいですね。人間というのは誰だって自分が可愛いし都合のいい生き物です。犯罪者に「あなたが犯罪者になってしまったのは家庭環境のせいですか？」と聞かれたらたぶんほとんどの人が「そうだ」というでしょうが、客観的にそうだったかどうかなんて調べようがありません。本人申告ならウソをつく人だって大勢いるでしょう。

ただ、虐待というのは連鎖する傾向にあるのは事実だそうです。それはDVもそうなんですけどね。
自分自身が虐待されて育ってきたので「それが普通」と感じてしまうので、自分の子供にもそう接してしまうのです。例えば、親に足蹴にされて育ってきた人なら、「自分が大人に蹴っ飛ばされてきた」わけですから、その異常さがピンとこなかったりします。
私の父親はDV親父でしたが、私は子供の頃、どこの家でも子供は父親に叩かれてるものだと思っていましたからね・笑。ただウチはちょっと派手だけど、まあゲンコツや平手打ちなんてどこでもやってるものだろうとね。まあ当時はTVドラマの「あばれはっちゃく」でも主人公はしょっちゅう父親に殴られてましたからね・笑。
また祖母や母が殴られてるのも見ていましたから、女性に対する暴力の意識も正直、低いです。DVのジョークで、「あなたは奥さんに暴力を振るったことはありますか？」「とんでもない、ただ、おおふくビンタなら少々・・・」というのがありますが、女性の前では口にはしませんが、内心「平手で頭をはたくのは暴力のうちに入らない」と思っています。

人間は誰でも自分が育ってきた環境が「普通だ」と認識するものです。虐待された人は「それが普通だ」と思ってしまいます。
実際、子供の虐待死事件で母親について調べてみると「あの母親もその母親から虐待されていた」なんて話がしばしば出ますよね。

私は以前BBCだか何だか海外の番組で若者の不良グループのルポを見たのですが、そこに出ていた不良グループのリーダーは移民の子で貧しくて差別される環境で育って不良になるしかなかったのですが、その様子を見るとやっぱり不良とはいえリーダーとして頭角を現すくらいですから頭もいいし度胸もある。もしこの子がきちんと教育を受ける機会があればどれだけいい大学に行けたのだろうかと考えたらなんともいえない気持ちになりましたよ。

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.2

hekiyu

米国ですか。

米国の研究ですが、常習的犯罪者の９５％には染色体異常
が発見されています。
しかし、１００％ではありません。

女性を８人、レイプして殺した「大久保清」の父も祖父も
同じような犯罪者でした。

一卵性双生児の片方が常習的犯罪者であるときは、もう片方
も常習的犯罪者になっています。
この関係は、大人になるほど薄れていきます。

「無知の涙」で有名になった「永山則夫」死刑囚は、
育った環境が劣悪だったから、と抗弁しましたが、同じ
境遇で育った兄弟はまともだ、と一蹴されました。

”日本の犯罪者も実は児童虐待の被害者ですか？”
　　　　↑
と、言う訳で、そう単純化できるものではありません。

遺伝や素質により犯罪を侵す者も多いのです。
また、不況の時には、窃盗などの財産犯罪が増え、
豊かになると、家族、知人間での殺人が増えます。

遺伝や環境に左右されながらも、自分の意思で犯罪を
侵すのです。

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.1

satuki1995

その番組を見たわけじゃありませんが、そのまま犯罪者と児童虐待の被害者とをつなげるのは、乱暴かと思います。反対に溺愛された人が犯罪者のときもありますし、近所の方が「普通のご家庭でしたよ」という場合もあるでしょう？全てのデータを並べても、それのみが原因だとどうして断定できるでしょうか。

少なくとも児童虐待を受けて前向きに生きてる方がたくさんいるわけですから、それはどうかと思います。

人は神にはなれないと思いますよ。それは悪魔と同じ意味ですよね。悪魔にはなれるかもしれません。それでも完全には無理だと思います。闇をみつめるのが楽な時はありますが、それは自分の場合は逃げてる時です。何かのせいにしようと思えば、なんとでも言えるんです。

犯罪者になる人間の考えていることなど、普通の人間には分からないと思います。分からないから研究している方もいるんだと思います。

お礼

ご回答ありがとうございました。