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「段」と「行」の違いがよくわからないのですが

日本語を勉強中の中国人です。「段」と「行」の違いは何でしょうか。私が「行」を使うところは、日本の方が「段」を使うようです。たとえば、添付写真の中の雨靴を言う時に、私は「1行目」、「2行目」などを使うのに対して、日本の方は「1段目」、「2段目」などの表現をするようです。私の「1行目」、「2行目」という言い方は間違っているのでしょうか。日本語の「段」は普通どのような時に使うのか、教えていただけないでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • phobos
  • ベストアンサー率49% (515/1032)
回答No.9

> 日本語の「段」は普通どのような時に使うのか、教えていただけないでしょうか。 例示の雨靴の並びのような場合は、「段」を使うのが自然でしょう。 ここでは現物の写真が並んでいるので、陳列棚に商品が並んでいる様子が連想されます。 棚板の縦位置は「○段」で表しますから、「上段の左端の靴を見せて下さい」などと言って目当ての品物を指示するのが普通だからです。 これが写真ではなくて平面に描かれた絵や記号などの並びだったら、「列」を使っても良いと思います。 しかし「行」を使うのは非常に不自然です。 すでにご回答にあるように、ふつう「行」は文字や文章でだけ使うものだからです。 > 「行」と「列」の定義も混乱です。「横の並び」を「行」と言い、「縦の並び」を「列」と言う私の考え方は間違っているでしょうか。 私も時々混乱してしまうことなのですが、質問者さんのこのお考えは、ある場合には正しいのですが、別の場合には当てはまりません。 まず、横並び=「行」、縦並び=「列」が正しいのは、数学での「行列」の定義の場合だけです。 Excelの「行・列」もこれに習っていますね。 しかし日本語には元々縦横の向きに固定した並びの数え方は無いと思います。 ですから「横並び=行、縦並び=列」に当てはまらない場合が沢山あります。 1)ふつう「行」で数えるのは文章の行数ですが、この場合は文章が縦書きか横書きかの違いで、行数を数える方向も縦横が当然変わってきます。 2)並んだ実際の事物を数える場合には「行」は使わず、「列」を使います。 その事物が縦に並んでいるか横に並んでいるかの違いで、数える方向も縦横が変わってきます。 特定のものを指示する場合には「○列めの前(右)から○番目」のように言います。 > 表の中の横の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「行」と言いますか。 特に名前は無いと思いますが、あえて言うなら「区切り行」でしょうか。 いつもながら質問者さんの日本語はお見事です。 そればかりか、日本語ネイティブの私などが日頃見過ごしてしまっているいろいろな事について興味深く気付かせて頂くことが多いので、新鮮な感性のご質問をいつも楽しみにしています。

sobatya_cn
質問者

お礼

ご丁寧に回答していただき誠にありがとうございます。おかげさまでわかるようになりました。絵までも作ってくださり感激です。わかりやすいですね。勉強、頑張ります。

その他の回答 (9)

noname#224207
noname#224207
回答No.10

No.4です わざわざお礼を記入頂きありがとうございます お礼の中に追加のご質問がありましたので、説明させて頂きます。 行、列の言葉そのものについては他の回答者さんの回答をご覧下さい。 数学用語がPC用語になり、今や若者の常識になっていることがご理解いただけるかと思います。 >右から〇列目、奥から△列目、などと左右や前後から数えます」というお言葉の意味は縦の一直線のことを言っているでしょうか。それとも横の一直線のことを言っているでしょうか。 囲碁の碁盤上の全面に石が並んでる姿をイメージして下さい。 右端から数えた場合には、目的の石がある場所では、結果として縦方向に石は並んでいることになります。 (縦に一列に並んでいる、という言い方をします。整然と並んでいるのを一列に並んでいる、という表現をします つまり右から数えているのは、縦に並んでいる石の並びが幾つ並んでいるのか数えていることになります。 (縦にに一列に並んでいるのが〇列並んでいる、という言い方になります) 奥から、つまり相手の側から数えると、結果として石が左右に並んでいる並びをいくつあるかのを数えていることになります。 (左右に一列に並んでいるのが、△列並んでいる、という言い方をします) この場合の「奥」に対して自分の側を言う場合は「手前」と言います。 添付写真の長くつの場合は左右には整然と並べられていますが、上下で見た場合にはジグザグになってしまっています。 このような場合は整然と並んだ並びの方を優先して上から〇列目の右から△個目の長靴という言い方をします。

sobatya_cn
質問者

お礼

何度もご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。おかげさまでよく理解できました。

noname#217907
noname#217907
回答No.8

エクセルの表やリレーショナルデータベースでいう、「行」と「列」は英語のROWとCOLUMNを日本語で「行」と「列」という言葉に翻訳(置き換え)したものです。 なので、日本語本来の意味とは必ずしも一致しないんです。 EXCELの表の横一直線は「行」です。縦一直線は「列」です。EXCELなどの表ソフト、リレーショナルデータベースがIT以外でも一般的になってきたので、他でも同じように使う人も多いです。 もともとの日本語には、行、列に縦、横の区別はありません。

sobatya_cn
質問者

お礼

再びありがとうございます。おかげさまで理解できました。

  • kmee
  • ベストアンサー率55% (1857/3366)
回答No.7

数学や、そこから派生したもの(コンピュータ等)では matrix = 行列 row = 行 column = 列 という訳を使っています。 これはいわば専門用語(technical term)であって、元来の日本語とは少し違います。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.6

元来、日本においては(No.1の方がおっしゃるように)五十音図の呼び方と一致した、ものでした。  わ ら や ま は な た さ か あ   ←ア段  ゐ り い み ひ に ち し き い   ←イ段  う る ゆ む ふ ぬ つ す く う   ←ウ段  ゑ れ え め へ ね て せ け え   ←エ段  を ろ よ も ほ の と そ こ お   ←オ段 ↑  ワ ラ ヤ マ ハ ナ タ サ カ ア  行 行 行 行 行 行 行 行 行 行  従来、日本語は縦書きでした(その点は中国でも同様でした)。それにしたがって縦を「行」と呼び、「横」を「段」と呼んできました。五十音図が基本という意味ではなく、すべてがそういうふうになっていました。階段やはしごの段は横と決まっていました。  行列の「列」は「並ぶ」という意味があるだけで、縦横は決まっていませんでした。区別したいときは「縦列」「横列」と呼びました。行列は「デモの行列」のように「縦に」なるのは、「行」に縦の意味があるからです。ご一行という時も横に並ぶ意識はなく、「縦並び」だったはずです。  ところが、横書きが主体になったおかげで、意識がちがってきました。横書きの「一並び」も一行と呼び出したから、混乱が起きました。おまけに「エクセル」が「行」と「列」で縦横を呼び出したから、使う人は混乱しましたが、しかし若い人は適応力で乗り越えています。  日本人が欧米文化に接したときに、混乱が起きましたが、やはり外国人も日本という異文化に接する時は受け入れなければならないこともあるでしょう。

sobatya_cn
質問者

お礼

ご丁寧に回答していただきありがとうございます。おかげさまでよくわかりました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.5

    #1です。補足です。 >>「行」と「列」の定義も混乱です。「横の並び」を「行」と言い、「縦の並び」を「列」と言う私の考え方は間違っているでしょうか。     日本語では間違いです。 >>たとえば、表の中の横の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「行」と言いますか。     いいえ、「段」といいます。 >>縦の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「列」と言いますか。               書いた文字なら「行」、その他では「列」、あわせて「行列」とも言います。     下記に五十音の図があります、上から下へが「行」、左右が「段」です。     https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%94%E5%8D%81%E9%9F%B3%E5%9B%B3&biw=1920&bih=888&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=0MQLVISbB8rqigLf1YGgCQ&ved=0CCUQsAQ

sobatya_cn
質問者

お礼

再びありがとうございます。難しいですね。

noname#224207
noname#224207
回答No.4

行は漢字本来の意味とは離れて極めて限定して使われています。 行は文書についてのみ使われます。 行は文字の並び以外のものには使いません。 添付写真のように、写真そのものについて、被写体の並びをいう場合には列を使います。 文章で段という言葉が使われるのは、文字の並びを表すのではなく、文章の区切りを表します。 >日本語の「段」は普通どのような時に使うのか 階段の段数が一番基本のイメージです。 この延長線上で棚や机の引き出しなどの上下の位置をあらわすときに使われます、 商品が陳列されている場合には、「下から〇段目の棚に置いてある物」という意味を省略して「下から〇段目の物」と言い表します。 階段からのイメージですから行は使いません 平面上での並びはあくまでも列で表し行は使いません。 添付写真のような画像はあくまでも平面です。 (右から〇列目、奥から△列目、などと左右や前後から数えます。) 列の長いものを行列と言い表します。 「チケット売り場に行列している」「門の前に行列ができている」などと使います。 段はこのように物の位置を表す以外に、柔剣道や囲碁将棋などの技量のランクとして使われています。 これも階段からのイメージです。 極めて特殊なのは歌舞伎など日本古来の演劇などの、説話の区切りとして使われます。 忠臣蔵などのように幾つもの説話が組み合わされてできている場合には、その説話一つ一つを〇段目と言います。 行と列については、元来は数学の用語として使われていた使いかたがあります。 この使い方をPCのエクセルなどの表のセルの位置を表すのに転用されて使われています。 本来の日常語とは別の使い方です。 日常語では縦の列、横の列と言い表し、行は使われません。

sobatya_cn
質問者

お礼

ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。大変詳しいですね。とても参考になりました。日本語の場合、横の並びを「列」と呼べることはわかりました。 補足欄以外に、もう1箇所補足させていただきます。 「右から〇列目、奥から△列目、などと左右や前後から数えます」というお言葉の意味は縦の一直線のことを言っているでしょうか。それとも横の一直線のことを言っているでしょうか。

sobatya_cn
質問者

補足

補足いたします。 「行」と「列」の定義も混乱です。まさにエクセルの表が頭に思い浮かびます。「横の並び」を「行」と言い、「縦の並び」を「列」と言う私の考え方は間違っているでしょうか。たとえば、表の中の横の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「行」と言いますか。縦の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「列」と言いますか。中国語に影響されたかもしれません。概念は混乱です。

  • HIROEVO
  • ベストアンサー率50% (142/281)
回答No.3

とても綺麗で、丁寧な日本語を使われていますね。 ○「行(文章など)」の場合   ああああああああああああああああああ ⇐ 1行目   いいいいいいいいいいいいいいいいいい ⇐ 2行目   うううううううううううううううううううううう ⇐ 3行目 ○「段」の場合 基本的には、「階段」や「棚」の上に並んでいる様な物と考えて下さい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 階段・棚 ああああああああああああああああ ⇐ 1段目 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  階段・棚 いいいいいいいいいいいいいいいい ⇐ 2段目 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  階段・棚 ううううううううううううううううううううう ⇐ 3段目 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ですので、添付されていた「雨靴」の場合は。 単なる言葉の並びでは無くて、「3つの固まり」に分かれて表示されているので。 棚や階段の上に、物(文字)が置かれて並んでいると言う事です。  上の段(1段目) ・ 真ん中の段(2段目) ・ 下の段(3段目) ご相談者が、「黒色の雨靴」が欲しい時は。 「真ん中の段(2段目)」の「黒い雨靴」を下さいとなります。

sobatya_cn
質問者

お礼

ご丁寧に教えていただきありがとうございます。わかりやすいですね。わかるようになりました。

sobatya_cn
質問者

補足

補足いたします。 「行」と「列」の定義も混乱です。「横の並び」を「行」と言い、「縦の並び」を「列」と言う私の考え方は間違っているでしょうか。たとえば、表の中の横の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「行」と言いますか。縦の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「列」と言いますか。

noname#217907
noname#217907
回答No.2

通常は「行」は文字などの並びか、表の場合などにしか使わないですね。 物が積み重なっている様子をいう場合は、「段」を使いますね。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

sobatya_cn
質問者

補足

補足いたします。 「行」と「列」の定義も混乱です。「横の並び」を「行」と言い、「縦の並び」を「列」と言う私の考え方は間違っているでしょうか。たとえば、表の中の横の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「行」と言いますか。縦の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「列」と言いますか。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

日本語では横の並びを「段」と言います。五十音の「ア段」は、アカサタナハマヤラワです。     日本語では縦の並びを「行」と言います。五十音の「カ行」は、カキクケコです。     雨靴で右上の赤い靴とその下の小草花は、同じ「行」にあります。黒白格、黒色、小草花は、同じ「段」にあります。    行は、普通原稿等の「書いた文字」に使います。カタログ等、図の場合は、「列」を使うことが多いと思います。      文法用語の、五「段」活用と言うのは、五十音図の5つの段に「あいうえお」と広がっているからで、サ「行」変格活用(略して「サ変」)は、サシススセセと、サ行に広がっているからです。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。五十音図ですか。長年日本語を勉強しましたが、恥ずかしいことに、その並び方は頭にはっきりと思い浮かべませんでした。どちらが縦なのか、どちらが横なのか、頭の中でぼんやりしております。

sobatya_cn
質問者

補足

補足いたします。 「行」と「列」の定義も混乱です。「横の並び」を「行」と言い、「縦の並び」を「列」と言う私の考え方は間違っているでしょうか。たとえば、表の中の横の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「行」と言いますか。縦の一直線のスペースは何と言うのでしょうか。「列」と言いますか。

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