• ベストアンサー

ロシアと中国は仲良いのですか?

Ganymedeの回答

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.4

ロシアのマスコットは熊(こぐまのミーシャ)。 ふなっしーの着ぐるみは中国製(着ぐるみとか言うなっしー!)。 二人は仲良し http://p.twipple.jp/77dIc さて、朝日の「論座」(雑誌は部数減で廃刊されインターネット版だけになった)に、すぐれた論評が載っています。 廣瀬陽子 『最近の中露関係――ロシアの脱欧入亜と両国のライバリティ』 - SYNODOS JOURNAL(シノドス・ジャーナル) - 朝日新聞社(WEBRONZA) http://webronza.asahi.com/synodos/2014072200001.html [引用開始] かつて中露は、ソ連時代のいわゆる「中ソ対立」や国境問題により、関係が緊張していたが、ソ連解体からしばらく時を経て、両国は関係改善に利を見出すようになっていった。 1996年4月には、中露と中央アジア3カ国(カザフスタン、タジキスタン、キルギス)が安全保障、経済、文化など多面的な地域協力を推進するために「上海ファイブ」を結成した。2001年6月にはウズベキスタンも加わって、上海協力機構(SCO)として拡大・改組し、さらなる関係強化を続けている。 また、2004年10月14日に長らく両国間のしこりとなってきた中露国境問題が最終的に妥結し、以後、両国関係の深化が極めて顕著になっていった。特に、グローバルレベルでは政治・経済の両面で欧米に対して共闘することも目立っていき、二国間関係の進展は2010年頃にピークを迎え、2011年1月1日には両国間の石油パイプラインも開通した。[中略] その一方で、地域レベルや機構のレベルでは中露はライバル関係にある。[中略] ロシアはインドとは軍事協力を進めていることも、中国を苛立たせている。ロシアは、中国が空母開発を進める中で艦載機の着艦に不可欠な機体制動用ワイヤの販売を依頼したのだが、それすら拒否した。 [中略] だが、前述のように、ウクライナ情勢を受け、ロシアが外交の主眼をアジアに向けたこと、そして中国もそれに呼応したことに伴い、最近の中露関係が顕著に深化している。[中略] 欧米がロシアに対して制裁を課す中、中国は一貫して制裁に反対してきた。[中略] プーチン大統領は5月20、21日に訪中していたが、その中で最も注目すべき出来事は、中露が5月21日に、ロシアによる中国への天然ガス供給契約に調印したことだろう。[中略] 契約によれば、ロシアは2018年から30年間、380億立方メートル/年の天然ガスを中国に供給することになり、総契約額は4000億ドルを上回ると考えられている。[中略] さらに、そのプーチンの訪中にもう一つ重要な動きがあった。 5月20、21日に上海で開催されたアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA:Conference on Interaction and Confidence-Building Measures in Asia)の首脳会談の首脳会談で締めくくられた。CICAは日本ではあまり知られていないと思われるが、カザフスタンのナザルバエフ大統領が提唱して、1992年に創設されたロシア、中央アジア、南アジア、中東[*10]という地域の安全保障、相互協力と信頼醸成目的の首脳会議である。 [*10] 具体的な加盟国・組織はアゼルバイジャン、アフガニスタン、エジプト、インド、イラン、イスラエル、カザフスタン、中国、キルギス、モンゴル、パキスタン、ロシア、タジキスタン、トルコ、ウズベキスタン、パレスチナ自治政府。[中略] また、7月1日にはロシアがロシアのルーブルと中国の人民元との通貨スワップ協定締結に向けての合意が近いという報道が流された。 [中略] このように、最近の中露関係の進展は顕著であるが、他方で、両国間のライバリティは水面下で火花を散らしていると言える。今後の両国関係も、決して一筋縄にはいかず、経済的な権益の計算やウクライナ危機などの国際問題の推移などにも影響され、表面的には友好を保ちつつ、水面下では腹の探り合いをしていくのかもしれない。 [引用終り]

jeedpfzm
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >最近の中露関係の進展は顕著であるが、他方で、両国間のライバリティは水面下で火花を散らしていると言える。 具体的な内容はともかく私も現在の中露が 「蜜月な関係ではない」とは思います。

関連するQ&A

  • 中国にロシア人

    こんにちは。 戦前の満州が舞台のアニメを観ていたらロシア人家族が出ていました。(この家族はとても貧しかった) また、中国人がロシア語を勉強していしました。 何故、中国にロシア人が住んでいたり、中国人がロシア語を勉強したりしていたのでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • 中国とロシア

    中国とロシアの関係についてお聞きします。中国がロシアから戦闘機を購入するそうですが、ロシアは中国に戦闘機のコピーを造られて、怒っていたとばかり思っていました。また同じように騙し討ちで購入したような空母も動かしています。一度ならずも二度までもと、完全にロシアは中国に対して怒り心頭と思ってましたが、スホーイ35をあっさり売ってしまう?結局、同じ穴のムジナだったのでしょうか?中国が最近手に入れたらしい空母への着艦用のアレスティングワイヤーも、ロシアからではないのでしょうか?

  • 中国とロシアはどう変わって来ているのでしょうか?

    中国とロシアの政府と国民は それぞれどう変わって来ているのでしょうか? 中国もロシアも概ね反日だと思っているのですが、 中国はネット規制や言論統制で歪みながらも世界を知ろうと 一生懸命もがいている感が有り、 何十年か後にはもっと友好的になれるんじゃないか? と私は思えています。 ロシアは、あまりよく知らないのですが 最近東側は、韓国中国系の移民と衝突が激しく 子供までもが黄色人種を軽蔑するような態度を取るとか、 未だプライドは高く不精で人の命を軽く扱う国のままだ とか。 友好的になれるのか怪しく思えています。 そこで、国際問題にお詳しい方。 ここ数十年の中国とロシアの政府と国民の変化と、 20年後、30年後の両国との関係がどうなっていそうか? のご推測を聞かせて頂けませんでしょうか? よろしくお願いします。

  • 同じ「共産党」でも仲が悪い?

    皆様、お世話になります。 日本共産党と中国共産党、ロシア共産党、朝鮮労働党はおなじ「共産党」ですが仲が悪いと聞きましたが、それはなぜでしょうか? また、中国共産党とロシア(ソ連)共産党は昔から仲がいいですか? どなたか分かる人がいましたら、(わかりやすく)教えてほしいです。 宜しくお願いします。

  • ロシアとウクライナはなぜ仲が悪い?

    こんにりは。ロシアとウクライナは民族的にも近いはずなのに、主に天然ガスを巡って揉めていますが、なぜロシアとウクライナは仲が悪いんでしょうか? ウクライナもロシアを刺激してまで急激な親米路線に走ってもあまりメリットがないような気がします。一方、ベラルーシは 親ロ的ですが、ウクライナとベラルーシではどこが違うのでしょうか。 また、ベラルーシとウクライナの関係はどうなんでしょうか。

  • ロシアと中国の軍事力

    中国とロシアは長い国境で接しているので、領土をめぐる争いがいつ発生してもおかしくないと思うのですが、両国の関係は平静を保っているように見えます。 日本と中国なんて、尖閣諸島と東シナ海の一部しか接していないのに、領土問題が山積しているのに比べたら、不思議でなりません。中国人なんてどこにでも出ていくので、ロシア領内にもどんどん出ていって、向こうで問題を起こしていても不思議ではないのに。 今、中国の人民解放軍がどんどん力をつけていって、ロシア軍との差が縮まっていると思いますが、軍事バランス的には今どちらが上でしょうか。昔はナチスドイツにも勝ったソ連=ロシアが圧倒的だったでしょうが、今はどうでしょう。そして両国が戦争することはないと思いますが、戦争になればどちらが勝つのでしょうか。そしてロシア以外の周辺国のほとんどと問題を抱えている中国とロシアが戦争する可能性は本当にゼロでしょうか。 軍事オタの方はたくさんいらっしゃると思いますので、よろしくお願いいたします。

  • 中国とロシアは分けて考えるべきではないのか

    日本は尖閣で中国と揉めていますが、今度は北方領土でロシアとなんだかおかしなことになりつつあります。 中国と揉めるのはわかります。日本が実効支配していることに中国が抗議しているんですから。いわば降りかかる火の粉であって日本は守っているだけです。 北方領土については話は別です。北方領土は65年間日本は実効支配しておりません。ロシアは実効支配している土地に大統領が行っただけの話です。騒ぐ必要はないと思います。むしろこの際住民がおらず立ち退き補償が不要な歯舞諸島だけ返してもらって平和条約を締結すべきと考えます。周囲の環境が日本に不利になった今、意地を張っていると損を広げるだけだと思います。 ロシアは中国と違って日本に恨みをもっておりません。それどころか日本と仲良くしたいと願っており、シベリアの石油を日本と共同開発したいと希望しています。それを日本側が北方領土の問題解決が先と突っぱねているんです。 日本は第二次大戦で北方領土を取られてしまいました。残念ですが、ドイツよりかなりマシです。ドイツは大幅に国土を削り取られました。たとえてみれば北海道を取られたようなものです。日本は北方領土だけで済みました。良かったではありませんか。 私は中国の威嚇には武力で対応できるよう準備しておくのは必要と思いますが、ロシアとは妥協して平和条約を結ぶべきだと思います。一度に二つの大国を相手にしてはなりません。日本は国際関係において冷静に大人の対応をすべきだと思います。 対ロシア外交について皆様方のご意見をお願いいたします。

  • ★中国とロシアについて

    この2国はなぜ、いつまでたっても、世界中の嫌われ国家なのですか?・・・・・・・・・ 中国はなぜ、共産主義を捨てきらないのですか?・・・ ロシアはなぜ、覇権主義を捨てきらないのですか?・・・・・・・・・・・・・ 教えてネット、真実を・・・・・・・・・・・・・・・

  • 中国の軍事力がロシアを上回るのはいつですか?

    1.軍事力も国力(経済力)の一部である以上、近い将来、中国の軍事力(核を含む)はロシアを上回ると素人ながら思うのですがどうでしょうか? 2.その結果、中国はシベリアを取りにいく(又はロシアを併合する)と思います。ロシアもNATOに加入して必死に抵抗すると思いますが何れにせよ世界規模の混乱が発生すると素人ながら思いますがどうでしょうか?

  • ロシアと中国は、どちらが戦争強いですか? 

    ロシアと中国は、どちらが戦争強いですか?