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氷を作るために与えるエネルギーとその効果について知りたい
- 氷を作るためには80cal/1ccのエネルギーが必要であり、逆に水を凍らせるためには同じく80calの熱を奪う必要がある。
- 電気エネルギーを用いて氷を溶かす場合、1ccの氷を溶かすためには0.093Whの電力量が必要である。
- 加えた電気エネルギーは溶けた水が保有しており、水を凍らせる際には同じく80calの熱を奪うための電気エネルギーが必要である。
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Q1,Q2とも、その通りでよいと思います。 ただ、氷蓄熱冷房では、氷は0℃の水混じりのザラメ雪状態にすることが多いようです。そのほうがパイプで輸送するのに便利ですから。
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- foomufoomu
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すみません、前の回答のリンクを間違えていました。 http://www.meltec.co.jp/museum/ice/ なお、効率だけを考えれば、氷蓄熱冷房より普通にエアコン(COP=4~6)を使ったほうがよいです。 氷蓄熱暖房は、深夜電力を使うのと、夜は外気が冷たいので移動する熱量が少なくて済むという点が優れています。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 確認させてください。 Q1) > 驚くべきことに今の冷蔵庫はCOP≒2になっています。 例えば、下記の考え方でよいでしょうか。 1ccの水0度→氷0度 エネルギー約0.1Whを奪うための電力は約0.05Wh(元質問計算値(逆現象)の半分) 氷0度1kg→-10度まで冷やす電力は、2.9Wh …氷の比熱0.5cal/g×1kg×10deg=5,000cal→5.8Wh これの半分 Q2) > 驚くべきことに今の冷蔵庫はCOP≒2になっています。 > 氷蓄熱冷房より普通にエアコン(COP=4~6)を使ったほうがよいです。 この両者COPの違いは、外囲温度差(利用できる熱交換媒体差も含む)による効率が影響しているとの見方でよいのでしょうか? #### 何度も済みませんがよろしくお願いします。
- foomufoomu
- ベストアンサー率36% (1018/2761)
電気で「熱を与える」のは簡単ですが、「熱を奪う」ことはできません。かわりに「熱を移動する」ことで問題を解決しています。ヒートポンプという装置を使います。冷蔵庫、エアコンもヒートポンプです。 ヒートポンプは必ず熱を捨てる部分があって、エアコンの屋外器、冷蔵庫背面の放熱板(今は直接見えないものが多いですが)から熱が出ていきます。 ヒートポンプの効率=1kWhの電力を使って移動できる熱量?kWhは、COPという数字でカタログに記載されていますが、驚くべきことに今の冷蔵庫はCOP≒2になっています。電気の仕事量の2倍の熱を移動できるのです。 ヒートポンプで氷を作って冷房に利用する装置はすでに「氷蓄熱冷房」と呼ばれて一般化しています。 http://www.meltec.co.jp/products/refri_aircon/renewal/lineup.html
お礼
適切なご回答をありがとうございました。 この問題を扱うのが久しぶりだったので、熱交換器とかCOPという評価尺度の存在をすっかり忘れていました。