• 締切済み

財務・投資活動によるキャッシュフローと間接法

なぜ間接法は営業活動によるキャッシュフロー計算にしか適用されないのでしょうか。

  • bawn
  • お礼率91% (201/219)

みんなの回答

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.1

営業活動によるキャッシュフローは、決算整理仕分けによって実際の金銭の授受とPL上の認識とが異なってくるからです。 ある商品を単価1万円で100個仕入れ、100万円支払ったとします。キャッシュフローでは100万円のキャッシュフローアウトです。しかし、PLではこれだけでは100万円の売上原価になりません。PLでは、売った分の仕入れだけが売上原価として認識されます。100個仕入れたうちの70個を単価2万円で売ったときに初めて、70個分の仕入値の70万円が仕入原価になります。 単価2万円で70個を売ったうちの50個は現金で受け取り、残りの20個分については掛売りで支払いが来期になったような場合、PL上の売上高は140万円ですが、キャッシュフローインは100万円でしかありません。 上記の取引を現金だけで見ると、100万円支払い、100万円受け取ったので、差引ゼロです。これでは利益がいくらなのかわかりません。そこで、受け取った金額ではなく売った金額がいくらで、支払った金額ではなく売れた分の仕入れに払った金額を計算し、本当の利益額を計算する会計操作が必要になります。これが決算整理仕分けです。 PL上の売上高と売上原価はこの決算整理仕分けによって実際に支払ったり受け取ったりした金額とは異なる金額が売上や原価になっています。ですから、PLから営業活動によるキャッシュフローを計算しようとした場合には、PL作成時に行った計算を逆算してゆかなければなりません。 しかし、財務活動によるキャッシュフローは、入金したときが借りたときであり支払ったときが返済したときであって、払ったけれども来期の返済として認識されたり、ということは生じません。投資活動によるキャッシュフローも同じです。ですから、PLに記載されている金額の増減だけでキャッシュフローが計算できるわけです。従って財務と投資については、直接と間接との区別が生じません。

関連するQ&A

  • キャッシュフロー計算書の間接法について

    キャッシュフロー計算書の作成で「営業活動によるキャッシュフロー」の区分を間接法により表示する場合、税引前当期利益に加算されるものとはどういったものなのでしょうか? 個人的には「受取利息及び受取配当金」ではないかと思っていますがよく理解できていません。 宜しくお願いします。

  • 簿記のキャッシュフロー計算書(間接法)について

    簿記のキャッシュフロー計算書(間接法)が良く分かりません。 問題の一部抜粋ですが、資料として以下のものがあります。 PL ・社債利息15,066 BS ・当期末未払い利息1,065 ・前期末未払い利息1,000 この場合のキャッシュフロー計算書は、 CF計算書(間接法) 営業活動によるキャッシュフロー  支払利息15,066 小計  利息の支払額15,001 となっているのですが、 なぜ営業活動によるキャッシュフローで 支払利息15,066 が計上されているのに、 小計の下にまた利息の支払額15,001を計上しないといけないのでしょうか? どちらか片方だけとかでは何故駄目なのでしょうか? よろしくお願いします。

  • キャッシュフロー計算の間接法について

    キャッシュフロー計算書(間接法)の一部分で理解出来ない所があります。 営業活動によるキャッシュフローの小計欄の下の利息の支払額が分かりません。 下記に問題を抜粋したものを書かせていただきます。 --------------------------------- 問題. 次の資料に基づいてキャッシュフロー計算書を作成した場合、 キャッシュフローの金額を示しなさい。 なお、受取配当記と支払利息は「営業活動によるキャッシュフロー」に含めるものとする。 「資料」 貸借対照表 借方 前払費用:期首=300、期末100 注意1.前払い費用の内訳はすべて借入金利息に係るものである。 損益計算書 借方 支払利息:660 回答. 間接法によるキャッシュフロー計算書 I 営業活動によるキャッシュフロー ~~~ ~~~ 小計 ××× 利息の支払額460(※) 営業活動によるキャッシュフロー ××× (※)PL支払利息660-期首BS前払費用300+期末BS前払費用100=460 --------------------------------- このような形で支払利息の箇所だけ抜き出したのですが、 利息の支払額の計算がよく分からないのです。 2週間前の時に教えてもらった時は、なるほど、理解出来た・・・という感じだったのですが、 自分で解き直すとやっぱりしっくり来ていないのです。 誰か分かりやすく教えてもらえませんか? 先生に教えていただいた時は、BOX図(?)のようなものを書いてもらったのですが、 メモがどっかに消えてしまい、そのBOX図(?)も覚えていないのです。 もしかしてこの図の事?とか分かる方がいましたら、図の書き方も教えて欲しいです。 簡単な図(支払利息か前払い費用の図?だったはずなのですが・・・) よろしくお願いします。

  • キャッシュフロー計算書(間接法)について

    キャッシュフロー計算書について質問があります。 キャッシュフロー計算書の間接法の「営業活動によるキャッシュフロー」に 関する処理で、いろいろな資料を見ていると 1.当期の「貸倒引当金繰入」の額を加算処理 2.前期と比較した場合の「貸倒引当金」の増加額を加算処理 の2種類があるようです。1と2の額は当然のことながら一致しないことが ありえるはず(貸倒れが発生したときなど)ですので,少し困惑しています。 この差は何なのでしょうか?お教え願います。

  • 間接法キャッシュフローにおいて、営業活動の小計前で

    間接法キャッシュフローにおいて、営業活動の小計前で、人件費と営業関連の、未払い、前払い、経過勘定は、考慮しないのでしょうか? 手持ちのテキストでは、直接法のほうだけで、それらがでてくるのですが。

  • キャッシュフロー計算書(簿記)について

    キャッシュフロー計算書の投資活動によるキャッシュフローで 有形固定資産を取得したときになんで減価償却費を足すのか教えてください。 特に間接法では営業活動によるキャッシュフローで減価償却費をたしてるのだから、 二重に計上していることになるのでは? そこのあたりがよくわかっていないです。 よろしくお願いします。

  • キャッシュ・フロー計算書(間接法)について

    間接法のキャッシュ・フロー計算書について質問があります! 貸倒引当金戻入が特別利益に記入されています。 間接法で特別損失と営業損益の逆算を全てやっていくと、貸倒引当金戻入も逆算の対象になりますよね? そうすると、さらに非資金である貸倒引当金のマイナスをすると二重計上になってしまうのでしょうか? 質問内容がおかしかったらその時もご指摘ください!

  • キャッシュフロー計算書の直説法と間接法の違いについて。

    キャッシュフロー計算書の直接法と間接法の違いについて知りたいと思っています。分かり易く解説されたURLがありましたら教えて頂けますでしょうか。 (自分でも調べてみましたが、キャッシュフローとは何か、について書かれているHPは沢山あるのですが、直接法と間接法の違いに関して書かれてあるHPは見つける事が出来ませんでした。) 出来ましたらここで詳しく教えて頂けましたら有難いです。 宜しくお願い致します。

  • キャッシュフロー計算書の直接法、間接法の名前の由来

    キャッシュ・フロー計算書に直接法と間接法がありますが、なぜ「直接」、「間接」と呼ぶのでしょうか。

  • キャッシュフローの間接法で調整不要の項目について★

    キャッシュフロー計算書の問題を 間接法で解く場合、損益項目の調整をしますが、調整不要の項目もありますよね。 今解いていた問題で、営業外収益に仕入割引、営業外費用には売上割引が出ているのですが、 解説を見ると上記の2つの勘定科目は調整不要と書いてあるのですがそれが何故なのか理由が分からなくて困ってます(ρ_;) どなたか教えて下さい!!

専門家に質問してみよう