農業を続けるべきか転職すべきか
- 農業を続けるか転職するか、農業シーンの変化を踏まえて悩んでいます。
- 農業家としての収入が不安定であり、地域の農地集約化の進展にも焦りを感じています。
- 転職活動をするなら早めに行動するべきか悩んでおり、家族のサポートも受けることができます。
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農業を辞めて転職すべきか悩んでいます。
現在、北陸で専業農家をしている30歳・男です。 両親と私の3人が中心で農業を営み、 家族はその他に、祖父母、妻、そして4歳と2歳の子供がいます。 その他、農繁期には数人のパートさんを雇用しています。 以前は東京で会社員をしていましたが、5年前、 農業がしたいという想いから実家に戻り専業農家になりました。 現在およそ6haの田んぼ(うち半分は借地)で耕作を行っています。 元々は両親が6haすべての田んぼで稲を育てていましたが、 私が就農して野菜部門をつくり、減反分の田んぼ2haを畑に転作し、 ネギ・里芋・キャベツなどの露地野菜を育てています。 育てた野菜の販路は市場出荷、スーパーでの直売、飲食店への卸などです。 野菜栽培の導入や減農薬米の生産、 HPを作ってお米の直売に取り組んだこともあり 現在の売上は1500万円程になりました。 そのうち、売上から諸々の経費を引いた利益は約500万円です。 就農時の計画では売上・利益ともにもっと伸ばしていく予定でしたが、 ・転作田では近年の大雨による湿害がひどく野菜の生産がとても不安定になっている事。 ・私の地域は平野部で耕作し易いこともあって田んぼの流動が少なく(辞め手が居ない)、 規模拡大(農地集約)が一向に進まない事。 などの理由から、ここ2年は売上が伸び悩み、利益率も停滞しています。 世帯年収500万円で家族8人が暮らしていく事は可能だと思っていますが、 野菜の収入が不安定なこと、今後子供に掛かるお金が増えること、 両親が年齢と共に農作業で無理は出来なくなっていく事を考えると 決して余裕のある状況だとはおもっていません。 一方、TPPや農政の変化、それに伴う米価下落をにらみ 周辺の地域では農地の集約化がどんどん進んでいます。 集約に合わせて排水路の整備や農地の大区画化も行われ、 50~100haほどの大規模農業法人も増えています。 今後私の地域の農地も周辺の大規模法人へ流動していく可能性が強まっていて、 とても焦りを感じています。 仮に、今後も農地の規模拡大が出来なかったとしても、 無農薬米など更に付加価値のある作物の栽培や、施設園芸の導入など 今とは違う方向に進む生き残り方もあると思います。 しかし、現状にあまり余裕がない中で 更に新しい分野に投資をすることに不安な気持ちもあります。 ※現状が厳しいからこそ、新しいことに挑戦しなければとも思うのですが・・・。 そういった状況の中で、このまま農業を続けるべきか、 サラリーマンとして外に働きに出るべきかとても悩んでいます。 (前置きが長くなってしまいすいません) 農業という仕事は好きです。 ただ、今は不安の方が大きいです。 現在私の年齢が30歳という事もあり、 転職活動をするならすぐにでも動かなければという思いもあります。 勿論、サラリーマンもリストラや会社の倒産などの可能性がある以上 リスクのない職業だとは思っていないし、自営業・農家という経歴から転職するのだから 転職活動も楽なものではないと思っています。 両親や妻は自分が転職を視野にいれて悩んでいる事に対して、 農業を続ける事、転職する事、どちらの道でも構わないと言ってくれています。 もし、サラリーマンとして私が外に出る際は 人手のかかる野菜部門は整理して、両親だけでやれる稲作専業に戻し、 私は兼業農家として農作業を補助するつもりです。 そして甘い考えかもしれませんが、私が勤めに出て外貨を稼ぐ一方で、 もし将来的に地域の農地集約が見込めるのであればそのタイミングで 専業農家に戻ることもできないか・・・とも考えています。 長文になってしまい申し訳ありませんが、 【農業を続けるべきか、転職すべきか】について アドバイスなどを頂けたら幸いです。 農業情勢に詳しい方、同じように中~小規模な専業・兼業農家で今後の 経営方針を悩んでいる方、最近転職をされた方・・・etc。 様々な方からアドバイスを頂けたら幸いです。 何卒宜しくお願い致します。
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はじめまして 私は農業の公益法人に勤めて5年目になる、 45歳のおじさんです。転職も数回経験しています。 少し長いですが、回答をさせていただきます。 質問内容を拝読させていいただきました。 将来への不安な気持ちよくわかります。 わたしも30代前半は、不安と自身とが入り混じっていました。 その頃自らの転職した時期でした。 回答になるかわかりませんが、 転職の話と農業の話を分けて書いてみます。 (転職) わたし自身仕事をするときに、いつも心がけていることは、 「自分で自分を説明できるようにする」ことです。 いくつか面接を経験してきた結果からでたのですが、 自分をどのように売っていくかがだと思います。 それには、これまでこなしてきた仕事の分析が必要で、 分析した自分と希望する会社を照らし合わせたとき、 どんなことができるのかをよく考え、面接でプレゼンすることだと思います。 面接では必ず「どうして今の仕事をやめたのですか?」「どうしてうちに応募したのですか?」は 聞いてきます。そのときに答えられる準備が必要です。 質問者さんの場合、「現在農業をやっているが、家族の将来を考えたとき、収入面で不安が強いため」 としたならば、企業が聞きたいのはそういうことではなく、うちにきてどんなことをしてくれるのかを聞いています。 どんな職業でも将来に不安はあるものです。収入もずっと低いひとも居るはずです。 これにしっかり答えられないならば、転職はまったほうがよいと思います。 もちろんアピールができるなら、転職もありだと思います。 (農業) 現在進めている規模拡大農政は、平地部では有効ですが、 それ以外の中山間地の農地では効果は期待できません。 私の仕事柄、そういう地域の人たちの話を聞きます。 口をそろえて言われるのは、いまの政策ではなにもかわらない。うちらの地域には関係ない。です。 なので山手の環境はもっと深刻であるとお考えください。 さて、質問文を読ませていただいて、よくわからないのは 他の農家や農業生産法人などの企業体、生産組合などとお付き合いがあるのか、 そこから今後の話はないのか、または人・農地プランに位置付けられていないのかなど、 農業を続けていける方法を、一人ではなくみんなで考えているのでしょうか。 TPPに参加すれば、これまでの個人農家では厳しいでしょう。 このまえテレビでは、カナダの酪農家は3万5千頭の牛を飼育しているとありました。 日本では、到底想像できない規模です。 そんな農業とまともに戦えば、結果は火を見るより明らかです。 でも、食料はなくてはならないし、決して滅ぶことはないはずと考えています。 農業を継続するために、その必要性をどう見出すかは、 これは外へ出て情報収集するしかありません。 特にもうける必要がないとお考えなら、兼業でもよいと思います。 農業でもっともうけたいのなら、企業のようなシステム化しないとうまくいかないでしょう。 質問者さんのように、今の農政では農業をやるのかやらないのかを選択させられる農家は多いと思います。 でもどちらを選択しても、最初に書いたように、しっかり分析をしていれば、 おのずと道は見えてくると思います。 かなり長くなってしまい申し訳ありません。 なにか参考になれば幸いです。
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- habataki6
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<売上から諸々の経費を引いた利益は約500万円です。 上場企業の年収ぐらいの感じのようですね 日本は製造業が壊滅的な状況で、働いている人といえば、派遣とかの 流動性が高い人ばかりで、おちつかないという状況ですかね。メイドイン ジャパンって聞かなくなりましたよね、海外で作ったのを逆に輸入していては 儲かりませんよね。 野菜とかより、日持ちの悪い果物のほうが収益は高いように思いますよ ただブランドはその地域特有ですから、そのお仲間に入らないと作る ことできませんよね。 、
お礼
御回答ありがとうございます。 世帯収入ではありますが(家族皆で稼いだ総額)、 今暮らしていくには足りています。 ただ今後の事を考えるとやはり不安です。 私の県内にも果樹産地がありますが、品目によってはかなりしっかりとした産地形成がなされています。
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お礼
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補足
丁寧な御回答ありがとうございます。 ご質問頂いた他農家・法人との関わりについてですが、 私と父でそれぞれ世代を分けて他農家さん達と関わりをもっています。 私が、4HCや農協青年部、青年農業士などに参加し、周辺地域の農業法人さんの後継者や従業員さんと主にお付き合いをしています。(主に20~40代) そして父が、農家組合や自治会合も含めて地域の個人農家さん達とお付き合いをしています。 (主に50~70代) なので私自身は、父親世代~そしてそれ以上の世代の農家さん達との接点はやや希薄です。 また、人・農地プランでの位置付けについてですが、 今現在、私、我が家は地域の担い手になっていません。というよりも、私の地域では人・農地プラン自体が未だ作られていません・・・。 これがまさに農地集約の先が見えない現状でもあるのですが、私の地域では個々の農家同士が経営や農地について牽制しあっている雰囲気があり、一度自治体の担当者も同席の上でマスタープランを話会う場を設けたのですが、全く農家さん達の意見がまとまりませんでした。 話がまとまらない要因としては、 ======================= ・集落営農、農地集約はうまくいくはずがない。 ・区画整備による土地の整理はしたくない。 ・担い手を決める、またはリタイアする者を決める ことなど出来ない。自分が耕作出来ない状況に なってから、農地をどうするか考える。 ======================= といったものでした。 過去にも何度か集落営農や区画整備を話会う場があったのですが、そのたびに私の地域では話し合いがこじれていったそうです。 多くの農家さんは65~70歳位で、 子息は同居・別居様々ですが皆他産業に従事しています。 個々の経営規模は2~3町が多いので、 勤めに出ている息子さん達が会社を辞めて継ぐことは 簡単ではないと思っています。 大規模農政にどんどん変わっていく中で、 地域の今後のビジョンを考えなければならないと 思っているのは私や父だけでは無いはずなのですが、 なかなかその危機感をもった話会いをする事ができていません。