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明治以降に日本に進出した外国の企業(製造業)

資本や技術で優位に立つ国は、安い土地と労働力を求めて外国に工場をつくりますが、外国の企業(製造業)が日本に工場をつくった例を教えて下さい。 明治時代から昭和20年までは、そのような例を思いつきませんが、戦後にはあったような気がします。 うまく表現できませんが、日本で生産して日本国内外で販売して、儲けだけは進出企業がガッポリ手に入れるケースで、例えば、コカコーラは該当しますか。 よろしくお願いします。

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  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21373)
回答No.1

どぞ。有名な例です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%BC%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9 ゼネラルモータース以外にも、フォード、シンガーミシン、 ジーメンス、ダンロップなど、100%外資の企業って、日本 でも多かったんですよ。 また、元は外資系のウエスタンエレクトリックは、沖商会 と合弁会社を作り、のちに日本の会社と言える「沖電機」 になったという例もあり、外資と民族系ってのは案外 あいまいな部分もあります。 たしかその手の例としては、日本ビクター、東洋オーチス エレベーター、NCR(前身はナショナル金銭登録機)などが あったはず。どれも元は合弁か100%外国資本だったかと。

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ウワッ!!こんなにいっぱいあったのですか!。 まったく思いつきませんでした。 やはり、日本も安価で良質な労働力を得ることができる市場として見られていたのですね。 今の日本企業がアジアに進出してきたように…。

その他の回答 (2)

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/133480/1/eca1101-2_045.pdf 21業種82社に及ぶ程度である ※ P46 2) 外務省特別資料品「同本に於ける外国費本」昭和23年, 68-9へ ジ。電気機械関係9社が機械関係24社に続いて多い とのこと。 安い土地と労働力を求めて外国に工場をつくります ↓ 元来,直接投資,とりわけアメリカの直接投資は,両大戦聞を過渡期として, 1950年代以降全面的ヒ展開してきた資本輸出形熊であり, とのこと。

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 日清戦争の時代からアメリカ資本の直接投資を受けていたのですね。 しかも、電機産業に投資が集中しています。 一部を抜き書きしますと 「電機産業が軍事的・政治的・経済的集中性を高める重要な手段を供給する産業であるために,官軍需市場の比重は高い。この市場での競争では政府,軍部との接触とそこからの情報が必要かつ重要」であって、「技術支配の根幹は寄生性,依存性を体質化することによって自主開発能力を去勢することである」と。 これがアメリカの長期戦略であったのかもしれません。 こんな状況の下、アメリカに戦争をしかけたのですか(絶句)…。 「安い土地と労働力を求めて外国に工場をつくります」という生易しいものではなく、直接投資で支配する利点もよく分かりました。 論文「わが国電機産業に対する直接投資 - 第1次大戦前の場合 -」は、読めば読むほど奥が深いですね。 質問した甲斐がありました。

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.2

 外資系工場の立地は明治中期、すなわち日本の産業革命期に始まっています。それまでは鉄鋼や造船、また鉱山などで外国人のお雇い技師が活躍していましたが、これらは政府の殖産興業・富国強兵政策の基礎を担う部門でした。ところが外資系の工場は、消費財を主とする点で新しい動きだといえます。  GE(東芝)、ダンロップ(住友ゴム)、リーバブラザーズ(ユニリーバ)などがその典型です。やや遅れて大正末にはフォードやGMも進出しました。  日本に進出した企業のリストや経営の特色については、たとえば下記の文献であらましを知ることができるでしょう。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/bhsj1966/29/3/29_3_35/_pdf

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私は、教科書に出てくるお雇い技師だけは知っていましたので、外国企業の進出といっても技術指導くらいと思っていました。 自動車、電機機器、タイヤ製造等の今でも著名な一部の会社は、百年も前には外国企業の現地工場だったのには驚きです。 そんな中で日立の“やせても枯れても日本人の手で”という信念に感動しました。 参考資料「戦前日本における企業経営の近代化と外資系企業」は、とても詳しくてよく理解できました。 「外国企業の日本進出は戦間期に集中し、その国籍も第一次大戦以降とくにアメリカに中心を移した」とありますが、こんな国によく戦争を仕掛けたものだと思います。

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