落合博満氏 ドラゴンズＧＭ就任

質問

• 落合博満氏がドラゴンズに復帰し、ゼネラルマネージャーに就任することが発表されました。
• 落合氏の監督再就任はなく、谷繁選手が兼任監督となります。
• 落合氏のGM就任に期待し、強固なチーム作りを望む声もあります。

回答No.3

uniquepro

本来ならすんなりＯＢの若手に監督職を禅譲するのが目的だった高木”ｔｈｅ老害”守道がまさかの”人気も実力もない”クソ監督だったのが誤算。そもそも観客動員数回復のために結果を残した落合一派を粛清（クビ）にしたのに、終わってみれば落合政権下の平均にも満たない入場券収入の低調ぶり。本来ならオーナーの肝いりで落合監督電撃復帰、となるはずだった。

ところが、そもそも上記の落合排斥の話は中日＆親会社がメインだったわけではなく、実際は中京・東海圏の中日新聞＆中日ドラゴンズを支援する各企業経営者らの思惑の方が強かった。確かに落合氏の前任時は協賛企業へのあいさつ周りはほとんどしていなかったようですし、はっきり言えば東海地域の成金の顔色をオーナーも幹部も伺い続けた結果の、落合解任だったわけで。
（たかが軽四の自動車会社会長に平身低頭で媚びを売る大新聞社首脳…ト○タの会長相手ならともかく）

となると、中日としても落合監督復帰のカードは切れない。そもそも落合も来季兼任となる谷繁も”生え抜き”ではない。この辺、実はセの東西巨大球団（もちろんＧとＴ）以上に”純血”を尊ぶ向きだと。もっとも、中日に純血を維持出来るほどの指導者の人材はいないのですが。
※昨季・今季を見れば分かる通り、所詮食い扶持を得るためにすり寄ってくる程度の人間しか、中日のＯＢには存在しない。今度の老害政権に限れば、コーチ選定の大条件が”中日に所属経験があるか否か”だけでしたし。それを得るために高木は就任した訳なので、本来成績不振で緊張も萎縮もするはずの、あの退任会見時のやり切った感はそういう意味だろうと。中日球団的にも老害守道を非難する声は一切聞こえませんし、ＯＢ復権という目的を達成した前監督は球団的には”救世主”にも見えているでしょう。

ではどうするか。落合ＧＭという、オーナー的には編成の全権を預けたと言ってはいるが所詮は閑職。そして兼任監督と言っても自分以下の捕手にロクなのがいないので選手専念するしかない谷繁。この２名を”ＯＢ指導者の凱旋”までのつなぎ、ということにしての今回の布陣なのでしょう。
※ここまで来ると上記ＯＢ指導者が誰かは言わずもがな。予想通り次回ＷＢＣのコーチ就任もほぼ決まり。

運がいいのか悪いのか、落合時代の主力選手はそろいもそろって老いたポンコツばかり。放っておいても２～３年で償却期間終了で引退ｏｒ戦力外が決定的。今度はベンチ陣も選手も落合の血が入っていない選手で構成出来る。だからこその”落合ＧＭ”だったのでしょう。ＧＭなら”球場で直接指導出来ない”ですからね、現状のプロ野球の規則では。

どちらにしても、中日球団に谷繁・落合体制下で球団を強化するという意図は全くない。落合前任時にコストカットして結果を残していることに味を占めての、二匹目のドジョウ狙いもあるのでしょうが。某歌手の歌にこんな一説もあります。

「ドジョウのいいとこ出せなくて～元々ドジョウに良さがない♪」
※某前首相を皮肉った一説ですが。

そう上手い具合に何匹も同じ手は通用しません。だからこそ、落合もあえて受けた上で中日の堕落っぷりを退任後の講演ネタにするために受諾したのかも知れませんね。どう考えてもあの球団を強くする筋合いは、クビになった元監督にはありませんから。

あと、落合も谷繁を助ける気はそもそもあるのか。すでにバッテリーコーチに元広島監督の達川光男を招請。捕手の理論的に谷繁と達川は水と油（投手のいい球を投げさせる谷繁、捕手が望む球を投手に（誘導して）投げさせる達川）。これを呼んだ意味を勘ぐってみても、谷繁に監督としての権限をそれほど与えようとは思っていない可能性さえある。そもそも谷繁は落合の傀儡同然の監督就任ですし。ただこの手の傀儡は古今東西必ず飼い主に噛み付いて内紛になるものです。それを球団も落合派も誰も彼も狙っているとなると、中日に…明日なんかないですね。

長文失礼しました。どうも中日の来期以降が”暗い日曜日”ばりのバッドエンディングしか思い浮かばなかったもので。

お礼

ご回答ありがとうございました。