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TPPによって農業改革を行ないます。

TPPによって日本の農業改革を行います。まずは企業を参入できるようにします。そのままではTPPなどによって日本の農業や農業周辺の従事産業、農村の物流などが壊滅してしまうため、その分は税金で補助して農業を守るそうです。で結果、毎年3兆円近い補助金を農業政策で助成するそうです。これはTPP推進派の方々によるTPP妥結後の日本の農業成長戦略議論での総意です。 これって単なる企業へのバラマキではないでしょうか? お米の価格が下がって、税負担が大幅に増すのでは全く意味がないのでは?

みんなの回答

回答No.5

>TPPによって日本の農業改革を行います。 現状のまま放置しておいても米作はいずれ崩壊しますので、本質的にTPPとは関係ない国内問題です。 ・1ha未満の小規模農家が全体の8割 ・平均年齢65歳以上(35歳未満は僅か5%) ・農家の殆どが兼業農家 ・兼業農家の収入の殆どが農業以外の収入 というのが米作の実態。規模が小さすぎてまともに稼げず後継ぎも逃げていく、文字通りの「たわけ者(田分け者)」状態。大規模化、規制緩和、競争の導入など大改革によって稼げる農業に変身させない限り、低い農業収入、若者の農業離れ=農家の高齢化、消費者は高値で買わされる、政府は補助金出費を強いられる、という全員が不幸な状況は今後も続き、衰退は止まらない。 どうせ避けられない大規模化、規制緩和、競争導入という改革メニューをみれば、それは自由化と同じこと。TPPを拒む理由はありません。 >日本の農業や農業周辺の従事産業、農村の物流などが壊滅してしまう たとえば過去にGATTウルグアイラウンドで対象とされた牛肉や果物は、自由化すれば壊滅すると言われていましたが、実際にはどれも立派に存続しています。 [牛肉] ・安い輸入牛肉が出回ったことで牛肉全体の消費量が増大したなか、国産牛肉の生産量は維持している。 ・農家の高齢化、生産意欲の高い農家の大規模化などにより農家戸数は減少したが、生産性は向上した。 [オレンジ] ・消費量全体の減少傾向が続き国産オレンジの生産量も減っているが、シェアは国産が9割を占める。 [りんご] ・消費量全体の減少傾向が続いている影響で、国産りんごの生産量も減少傾向。 ・高品質化が図られ差別化された国内産と異なり、外国産は味や歯ざわりなどの品質で消費者ニーズを満たすことができなかったため、ほとんど輸入されていない。 >毎年3兆円近い補助金を農業政策で助成するそうです。 TPPに参加しても農業対策費用を積み上げる必要はあまり無いと思います。過去にGATTウルグアイラウンドの農業対策として既に6兆円使われましたし、その内訳には無駄も多かったにもかかわらず、日本の農業は立派に競争力を確保しています。つい最近も、東日本大震災の復興対策予算の多くが全然関係無い別の用途に流用されていたという報道がありました。政府にカネを持たせても、どうせ不公平で非効率な配分しかされず、無駄になるだけでしょう。 >これって単なる企業へのバラマキではないでしょうか? というよりは、族議員の肥やし、地元への利益誘導。 >お米の価格が下がって、 まず、日本の巨大なコメ市場にインパクトを与えられるほどの量を諸外国で生産出来るようになるのは、まだかなり先だと思います。生産体制を整えるにしても、日本市場に受け入れられると確信できない限り、拡大投資に踏み切れないはず。そして日本市場で認められるには、日本人消費者の嗜好にあわせた味や品質が必要で、価格だけで何とかなるものではない。そのような諸条件を満たせるようになるのは恐らく容易ではありません。 >税負担が大幅に増すのでは全く意味がないのでは? おっしゃる通りだと思います。カネを撒くとか、ハコモノを作ることを正とする旧い考えを改めて欲しいです。農業が危機に瀕しているのは過去の失政が原因であり、必要な対策はばら撒きではなく抜本的な制度改革です。法規制の変更にカネはかからない。

E-1078
質問者

補足

> たとえば過去にGATTウルグアイラウンドで対象とされた牛肉や > 果物は、自由化すれば壊滅すると言われていましたが、実際には > どれも立派に存続しています。 でもこれって結局多額の補助金、税優遇、法的保護をしているから存続できているもので、実質的には国の援助無しには存続できないのでは。破産企業を無理やり国が税金投入し続けて存続させてるみたいな状態ですから、金をドブに捨ててるのと一緒なのでは。 > 日本の巨大なコメ市場に > そして日本市場で認められるには、日本人消費者の嗜好にあわせ > た味や品質が必要で、価格だけで何とかなるものではない。 > そのような諸条件を満たせるようになるのは恐らく容易では > ありません。 これは幻想なんじゃないですか? 日本での米の需要はずっと右肩下がりを続けて、今では小麦が主食になり、日本で米が主食の時代は終わっていますよ。今後も日本で日本のブランド米作っても衰退が目に見えていて、高級食の方向でやるようなこと言ってる人までいますが、日本のブランド米なんて今では中国やオーストラリアでも生産されていますから、日本で高い人件費で手間をかけて作っても意味ないんじゃないでしょうか。 それにオーストラリアなど海外企業は日本人消費者の嗜好にあわせた味や品質の小麦を作って成功し続けていますよ。だれに聞いたか知りませんが日本市場で認められるには日本人じゃないとダメなんてどう考えても幻想でしょう。幻想にしがみついていて、結局農協がやっていることを別組織がやってもバラマキ先が変わるだけで、税金の無駄遣いが増えるだけですよね、これでは。 日本の改革って結局こうやって一方が一方から金を取りあげたりしているだけで、誰も実態に目を向けないで幻想ばかりを語っているから何も上手く行かないのでは?

回答No.4

重要なのは、兵糧攻めにあわないことです。当然日本は、狙われていますから生き残るにはお金ではないのです。物資がなくなると誰も生きられません。それに、1000兆の国債赤字でもわかる様にかなり痛めつけられ攻撃を受けているのです。生きるには、物資をつくることと、民間を育て流通させることです。赤字については、明治維新でも治世が変わり解消した実績があるので心配いらないでしょう。

E-1078
質問者

お礼

攻撃を受けている? よくわかりませんでした。

  • asuki-7
  • ベストアンサー率15% (9/60)
回答No.3

TPPをテコにした農業改革によってのワタミの利益も拡大しそうですね。 ワタミの会長もニッコニコと笑いが止まらないでしょう。

  • juntsubol
  • ベストアンサー率10% (1/10)
回答No.2

TPPに賛成し推進する人はそういった利権を得るために推進している訳です。ちゃんと理由があるんです。 農業改革と称して国から税金から毎年毎年自社へお金が入るようになる、こりゃやめられませんよ。 こういうのを レント・シーキング といいます。

回答No.1

反TPPに対するバラマキです。 企業参入なんてTPPに関係ないことです。早くすればいいのに  騙されてはいけません。TPPでコメが自由化されれば8割のコメ農家は失業です。 日本の失業率は跳ね上がります。耕作放棄の土地が今の10バイに増えます。

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