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真空蒸着の構造

ImprezaSTiの回答

  • ImprezaSTi
  • ベストアンサー率26% (534/1995)
回答No.4

補足に対してです。 「絶対真空は-101325Pa」とありますが、これは大気との相対圧力です。 絶対圧は、高真空で 0.1~10^-5 Paです。この程度になると、相対圧力は使いません。で、普通のゲージ式メーターでは分からないので、代わりに真空放電を使って放電状態を目で見て確認します。 あと、アルミの溶解状況を確認するための窓ですが、当然、窓にも付着します。が、窓面までの距離が離れるほど、付着量が薄くなるので、数百mm程度離れれば、フィラメント自体が発光するので、数回は確認できるでしょう。 で、何回か蒸着すれば、当然、窓面に蒸着したアルミの膜厚が厚くなって確認しにくくなるので、そこのアルミをはぎ取るのです。学生実験では、全体がガラス瓶のため、てきとーなところでガムテープを貼って、その粘着力で剥いでいました。装置であれば、内面にサランラップの様なもので被い、使い捨ての様にしていくとよいでしょう。

nokia1200
質問者

お礼

ありがとうございます。 絶対圧とゲージ圧の違いについて自分なりに調べてみました。 違いは理解したのですが、ネット上にある圧力単位の換算表を見るとやはり意味がわかりません。 今持っている真空ポンプに90Torrと書いてあるのですが、表で換算すると11,998.8Paとなりますがこれは蒸着に使えるポンプでしょうか、それともターボ分子ポンプが必要でしょうか。 窓への蒸着の件、具体的に説明いただいて良く理解できました。 

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