- ベストアンサー
戦争の記憶って本物ですか?
今年が2013年ですから、敗戦から68年です。 当時12歳の少年少女が80歳になっています。 そういうこともあって戦争の記憶を残そうと 色々な番組が放送されていますが、 そもそも、子どものころの記憶って確かですか? 本当の記憶と、まわりの人から何度も話を聞くうち 実際に体験したように刷り込まれてしまう後付の 記憶があります。 たいていの人の昔の記憶は、本当の記憶より 後付記憶が勝ってしまうように思ってます。 ということで、68年前の記憶など証拠としての 勝ちなどまるでないと思うのですが、実際は どうなのでしょうか? よろしくお教えください。
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
質問者さんの疑問はもっともだと思います。 この質問には脳の専門家にしか答えられません。 記憶の曖昧さについては、検索して調べてもらえば色々な事例を知る事ができます。 特に戦時中では、人々は常に睡眠不足の上、空腹の栄養失調状態で脳も十分機能しておらず、記憶も不確かです。 ですから質問者さんが言われているように後付け記憶の様な事が頻繁に起こります。 そして人間の脳は出来事を記憶しても、その出来事が衝撃的であればあるほど記憶を思い出せないようにしたり、事実を自分に都合の良いように書き換えたりもします。(出来事に対する解釈を変える) なぜ、脳はその様な事をするかと言うと、そうしなければ自分の身に起こった衝撃的な出来事に対して、自分自身が堪えれなくなるからです。 こう言っては失礼ですが、戦時中の出来事を語る人の話はいくらか割り引いて聞くべきだと思います。
その他の回答 (12)
- hey_hey_11
- ベストアンサー率25% (235/921)
絶対にないとは言えませんが、嬉しい、楽しい、怖い経験をしたときは何時までも記憶にありませんか。 湾曲している部分はあるにせよ、嘘を言っても何も得るものがないと思いますので、疑って見たり聞いたりするのは疑問を感じます。 先ずは、その話を自分の中に受け入れなければなにも始まらないと思います。 それに、他国では日本の歴史認識を疑っているようですので、今一度見直す機会にしてもよいのでは。 本当のことを言っているのはどちらの国か自分で判断する材料としても良いのではないでしょうか。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
どうせやるなら戦争で美味しい思いをした記憶も残しておいてほしいです。 カネの糸目をつけない軍隊に物品を納入した業者や、軍の庇護の下に売春宿を経営した朝鮮人などの美味しい記憶を!
- mstk2
- ベストアンサー率26% (157/588)
あると思います。 後付記憶というのかどうか知りませんが、記憶の歪曲という意味では、たしかに起こっていると思います。 たとえば、局地戦に負ければ兵士がたくさん死に、悲惨な撤退戦があり、残された死体には蛆がわくなんてのは先の大戦に参加したどの国も同じはずなのに、日本やドイツで圧倒的に多く語られ、英米ではあまり語られない。英米でも同様の体験をした兵士遺族は多いはずなのにです。 ということは、情報の選別がおこってます。つまり敗戦国では戦闘の悲惨さの記憶が多く吸いあげられるのに、最終的な戦勝国では、戦争の尊さ、有意義さの記憶が多く集約される。 そんな状況下では、全体の空気にあわない記憶を語っても無視される。日本でオレは米軍機を30機おとしたと豪語する戦闘機乗りの爺さんは無視されるし、アメリカで私の息子はオキナワで悲惨な死に方をしたから戦争はいけないと訴える老婦人は無視され、少なくともマスコミにはのぼらない。そうするうちに、個人の記憶もしだいに全体の空気に合うよう変型していく。 これは質問者さんのいう後付記憶に近いと思います。
お礼
ありがとうございました。 そうしたことも確かにあるように感じます。
- hideka0404
- ベストアンサー率16% (819/5105)
戦争で良い思いをした人なんて、番組じゃ使えないからね・・・ 偏向報道も甚だしいです。 大体日本が侵略した前提での番組作り自体がおかしいです。 中国のテロから、共産党軍の南京虐殺をテーマに、せんそうを仕掛けられたことを取り上げない限り、やるだけ無駄ですね。 観るたびに、未だにウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムが続けられ散るのかと、反吐が出ます。
お礼
ありがとうございます。 番組の意図が変だという主張ですね。
- hunaskin
- ベストアンサー率30% (1854/6060)
たしかに記憶の形成は不確定要素が多すぎますね。 >勝ちなどまるでないと思うのですが、実際は >どうなのでしょうか? 価値(ですよね?)がまるでない、ということはありません。 なにがしかの価値は必ずあります。 ということで >勝ちなどまるでないと思うのです は間違いです。思い違いです。冷静な判断が出来ていません。 科学の話をしたいのなら、自分の個人的体験や感想を根拠にしてはいけませんね。 その意味でも間違っています。 科学的な話をしたいのならば事象の評価において「まるで」なんていう強い価値判断を伴う言葉を使うのはふさわしくありません。 記憶の形成や変容は自然科学の分野の話ですが、記憶の価値は社会科学で語られるべき事柄です。その整理ができていないこも事実判断と価値判断の混乱の原因でしょう。 その意味でも間違っています。 ま、とりあえず、戦争の記憶を語る人が日記や備忘録をつけている、という可能性くらい思い至らないといけません。
お礼
漢字間違いのご指摘ありがとうございます。 で、お教えいただきたいのは、単なる記憶に証拠としての 評価は可能だろうかということです。 よろしくお願いします。
- tounyo
- ベストアンサー率33% (1/3)
40歳半ばですが3歳の記憶から残ってます。 歳を重ねると共に思い出せない記憶も増えてるのが現実ですが、やはり衝撃の強い体験は残ってます。 と言っても、自分の行動は若い時と変わらない記憶ですが、場所やシチュエーションは曖昧になって来てます。 もちろん記憶の日時なんて思い出せないし、その時の服装は覚えてたはずが思い出せない。 きっと最低限必要な記憶しか残さないのかって感じます。 話が質問とはそれますが戦争の話にはいつも疑問に思います。 私が義務教育の間は終戦日には登校し戦争の話を聞いたり映像で観たりしました。 しかし、悲惨な状況だったのは教わりましたが、戦争勃発になった原因は教わりませんでした。 未来の事を考えるなら、原因がいちばん大事だと思う私には全くとまでは言いませんが教訓として機能してないと感じます。 正しい記憶と情報が欲しい時は、直接体験者に聞く事が重要だと思います。 そうすると正しい記憶に基づく正しい感情で話してもらえました。 ちなみに兵隊としての経験者の祖父世代の方には、戦争で殺した人の数を自慢そうにする方など、友達と集まると特に自分が勇ましく戦っている話を自慢気に話す方がたくさんいました。 当時子供だった私の親は 「くーさい警報」 とか言って屁をして友達と遊んでたと聞きました。 都会じゃない田舎は戦争中でも都会と比べるとかなり平和だったようです。 なんでこんな子供の頃の話を記憶してるかと言うと、学校で教わった話と全く違う話で衝撃な話だったからだと思います。
お礼
ありがとうございました。 3歳の記憶ってすごいですね。 勉強になりました。
- rokometto
- ベストアンサー率14% (853/5988)
一人ならそういうこともあるでしょうね。 しかし目の前で大量の人間が無残に死んでいく光景、あなたなら忘れます? インパクトがあればあるほど記憶は鮮明に残ります。 とても小さい頃の記憶、ちょっとならあなたにもあるでしょう。 それに複数の証言を重ねることで真実に近づけることができます。 まあ戦争の悲惨さと平和の大切さを訴える取り組みを「まるで価値がない」なんて言えてしまう世代がでてきてるんですね。 なんだか悲しくなってくるね。 戦後68年、日本人の先輩が焼け野原とたくさんの周りの人の死からどれだけ頑張って復興し経済大国にしてきたか、思いをはせられないのかな。 サッカーの本田が依然スポーツ紙に答えたインタビューも読んでほしいね。 「若い世代は先人の遺産に乗っかってるだけでまるで感謝してない」 そんな話だったんだけどね。
お礼
科学の話をしているつもりですが 貴方は感情の話をしています ありがとうございました。
- yaasan
- ベストアンサー率22% (2728/12284)
あなたも生きてきて鮮烈に覚えている記憶がいくつかはあるでしょう。 戦争体験はまさに鮮烈に記憶に刻まれるのです。完璧に、とはいかないかも知れませんが、嘘は混じってないと思いますよ。
お礼
なぜそう断言できるのか不思議です。 貴方は後付記憶の経験がないのですか? 私の質問は雁に裁判だったとしてその記憶が証拠として 取り上げられるかどうかの問題を質問しているのです。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
例えば、質問者様が子供のころに家族で遊園地に行ったとします。 遊園地に行った……という事実が記録。 遊園地に行って、「楽しかった」……というのが、記憶。 人間が、人間であることの一つは、この感情の記憶ですよ。 だから、多少、事実と違っていても、 戦争の恐怖、悲しみなどの「記憶」を伝えることは重要なのです。 単なる事実だけでは、戦争の持つ悲惨さは伝わりません。 伝わらなければ、再び、同じ過ちを犯す日が来る危険も大きくなる。 質問者様の過去の記録に「感情の記憶」がなければ、 質問者様の人生って、いったい、何なのでしょう。 記憶とは、それほど重要なモノなのですよ。 記憶は記録ではない。 記憶は、記憶そのものが「本物」なのです。
お礼
歴史として残そうという話に感情は不要だと思います。 各番組は歴史として重要と言ってますが、それならば 事実かどうかあやふやなものは排除すべきです。 ついでに感情の話をすれば、感情は年齢とともに 変わってきます。年を取って涙もろくなるなどと 言いますね。 その時感じた感情と、10年度そのことを思い出しての感情、 60年後に思い出しての感情は、すべて異なるといっても 過言ではありません ありがとうございました。
記憶と記録は違うって事です。 記録に想いは入れないけれど、記憶には想いが一杯詰まっているのです。 その想いを伝えること、残していくことも大事なことなのです。
お礼
ありがとうございます。
- 1
- 2
お礼
ようやく私の疑問にお答えくださる方が いらっしゃってうれしいです。 私はずっとその疑問を持っています。 ありがとうございました。