普通ではないことは悪いことなのか

質問

私は慢性疾患を患って7年になります。
病気を理由に、学校でいじめ、誹謗中傷を受けてきました。
その頃はいじめっ子が憎くて仕方がありませんでした。
しかし、相手の立場になって考えた時、私の様な人間はいじめられたり、誹謗中傷されても仕方がないのではないかと思うようになりました。
私が「普通」ではないので、周りは攻撃的になるのではないかと...
普通ではない人間は、普通な人に何を言われても耐えるしかないのでしょうか？

回答No.3

Vwiyoonn

まず、あなたが持病をお持ちなのはあなたのせいなんかじゃありません。論理的に考えれば誰にしても100%健康なんて訳がないんですから、程度の差はあれ誰だって病人なんです。故に、それを理由にあなたに下劣な接し方をする人々は単に愚か者ということにすぎませんし、愚か者たちの行動を正当化するために自分を責めることはありません。
　加えて、普通であることが尊ぶ気風は、別に誰だっていいってことの言い替えでしかなく、人を十把一絡げにしてこき使ってポンコツになったら捨てちまえばいいよな、という因業な連中の意思が最優先された時代の名残にすぎません。むしろ、普通でないのが人の当たり前のありようなわけです。
　で、持病を持っているからといって他者からの理不尽に耐えねばならないなどということはありません。

　加えて、なにかにつけて自分を責めるくせがついてしまうと、鬱病を招く可能性があるので、できるだけ早くそうした考え方をたちきらねばなりません。とりあえずは北海道人っぽいようなので身近な緑の多い公園などで時折軽い運動をすると、軽い鬱ならば医者や薬の世話にならずとも快方に向かうという発表が先般あったくらいですので、気が重いときにはお勧めです。それに、人類以外の生き物には教わることって多いですよ、ほんっとに。

　で、差別というものがいかにいい加減な根拠に基づいているかについての知見を得るためには、お近くの図書館でスティーヴン・ジェイ・グールドの『人間の測りまちがい―差別の科学史』をお借りになるとか、司書の方に民俗学などの差別史の本を探してもらうとよろしいでしょう。もし、蔵書がなくても北海道であれば道立図書館からとりよせることが可能です。で、お読みになられればいかに差別が愚かことなのかが分かりますよ。

　人生悪いことばっかじゃないよ。ほんと。年一二で死にかけるベテラン病人からの助言でした。

お礼

人生悪い事ばかりです。渡る世間に鬼はなしと言いますが、私の周りには鬼ばかりです。生き地獄とはまさにこのことを言うのでしょう。