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水道水の中の塩素が体内で食塩に?

Juliusの回答

  • Julius
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回答No.7

次亜塩素酸ナトリウム無水物NaClOは単独で存在します。 ただ無水物は爆発性のある不安定なもので、 通常結晶としては水和物(例えばNaClO・5H2O)として単離されます。 水溶液でしか存在できないのは次亜塩素酸HClOです。 合成反応式は、 2 NaOH + Cl2 -> NaClO + NaCl+ H2O またpH 5以下の塩酸と反応すると、 NaClO + HCl -> NaCl + HClO HClO + HCl -> Cl2 + H2O さて、胃袋の中はpH 2から4の塩酸溶液なわけですが... 結局のところ飲料水の次亜塩素酸ナトリウムは濃度が非常に低いため、 胃液の中ではHClOの状態で反応が止まり、塩素ガスは発生しません。 HClO,NaClOは酸化力が強いので、胃内の有機物を酸化してたちどころに消失します。 まあ、NaClOやNaF(一部の国では虫歯予防のため添加)の濃厚な溶液を誤飲すると、 結構命に関わることになります。 なお、水道水の消毒の過程で、トリハロメタン(クロロホルムとかですが) が微量副成すると言う研究結果がありますが、これは沸騰によって除去できます。 ただ、微量含まれるトリハロメタンの害については、 実ははっきりしないところがあります (濃厚なクロロホルム溶液は発癌性があります)。 塩素殺菌については色々悪口ばかりが先行していますが、 昔ペルーで塩素殺菌止めた結果、コレラが大流行したという事件がありました。 塩素殺菌は、細菌感染による死亡というリスクを明らかに減らしているのです。 一番の実害は、飲料水が不味くなるという点でしょう。 というわけで、私の意見は38endohさんの意見と同じです。

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