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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:同意障害の事例について)
同意障害事例: ヤクザの指つめ
このQ&Aのポイント
- A組の親分Xが敵対するB組の者に怪我を負わされた。Yが責任を取って指を切ったが、Xは仕方なく指を切った。
- A組の仲間が警察に通報してXは傷害罪で捕まった。
- 「結果無価値論では」、「行為無価値論では」と説明することが求められる。
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質問者が選んだベストアンサー
結果無価値、行為無価値の説明は不要ですよね? 自己の身体は純粋に個人的法益だと考えると、これは 自分のモノの毀損や窃盗が罪にならないのと同じく、結果無価値説 でも、行為無価値説でも犯罪は成立しないことになります。 行為無価値説でも法益侵害の発生は必要とされるのが 通常だからです。 だから、傷害は個人的法益を保護するものだが、それは 純粋に個人的法益だという訳ではない、ということが 前提になります。 結果無価値説をとった場合 被害者Yの承諾する意思に瑕疵がない場合 本件では、✕に傷害罪は成立しないことになります。 承諾する意思に瑕疵があった場合は、錯誤の問題となり 過失傷害が成立することになります。 行為無価値説を採れば、動機が不法なので、✕には傷害罪が 成立します。 この場合、錯誤は問題にならないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど! とても詳しいご説明ありがとうございます。 ご説明を参考にさせていただきもう一度考え直してみます。 ありがとうございました。