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孫子の兵法とは
俗な言い方をすれば、「安く買って高く売る」ということかと思います。 もちろん、本当に売買するという意味ではないですので・・・ ・結局は、彼我の認識の差を利用して、もしくは認識の差を生み出して 価値ある地点等を価値のないように認識させ低コストで得る。 また、価値のない地点等を価値あるように認識させ高コストを強いる。 ・そもそも価値とは全体との盤上的関係と全体との時間的関係とによって変化するものである。 別の言い方をすれば、例えば将棋の歩のひとつの動きの価値を全体で生み出していく。 ・ひとつの動きの価値を全体で生み出していく為には、全体を盤上的に時間的に有機的に整えるという準備が必要である。 ・上記の有機的に整える準備というのは低コストであることが望ましい。 ・???? ということは、価値というものは相対的なものであり、自分の構想力と活用力で変化することとなる。 ということは、現実とは自分と敵の構想力と活用力の限界の反映であるとはいえないか? だから、「己を知り、敵を知れば」=限界同士の作用により戦いの流れが定まってくるなるのでは? あと、????の部分を上手く表現できる方がいれば教えてください。
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- mekuriya
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孫子の兵法の要諦は「戦わずして勝つ」です。知力を使おうとせずに、やたら武力に訴えようという姿勢では最終的に負けてしまうという思想なのです。 「安く買って高く売る」というのは質問者さんなりの表現なのでしょうけど、反って意味が分かりにくくなっています。どういう意味の比喩なのか正直言って意味が分かりません。 孫子が目指す勝利とは最終的、総合的な勝利なのであって、個別の戦闘での勝利などは必ずしも目標としていません。兵の動かし方を重視しているのでなく頭の使い方を重視する思想といえます。
- hanniyagi100
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兵、軍、を如何に動かせば、戦争を有利に、勝利に導けるかが兵法であり、軍学、なのです。 「安く買ってい高く売る」の経済学、ユダヤ的、西洋的、功利主義とは、相関が薄いのでは? 功利主義と結びつけたのは、尖閣に対する中国の対応に関連づけての事でしょうか。 「孫子の兵法」とは春秋時代の、何国だったか思い出せませんが、軍師をしていた。孫ビンが書き残した書のようで、40年ばかり前に小誌に眼を通した事がありますが。商業主義的な内容があったという記憶はありません。思い出せるのは、「敵を知り、己をしらば百戦すともあやうからず」 と宮本武蔵が「五輪の書」に引用している。戦争は、始める前の情報戦が重要であると言うことと。 兵を率いる際には。 武田騎馬軍団の旗印「風林火山」 「疾きこと、風のごとく。静かなること、林のごとく。犯すこと、火のごとく。 動かざること、山のごとし。」 ぐらいです。 春秋戦国、の時代は、戦国時代であり、生きる、生き延びる事に、緊張を強いられる、過酷な時代でもあったようです。それは同時に、思惑、心、が通用しない。妄想、空想に溺れていては、国も個人も「溺れいる犬は打て」となり、生き延びる事が出来ない。おのずと、自分を高め、強めなければならない。そのためには、心でないもの、としての知恵、が求められ、目覚めざるを得ない。 春秋戦国時代は、諸氏百家、百家奏鳴、と言われる。知恵の時代、でもあり。 心の機微や、認識論、などは。古代中国だけで、出尽くしている。とも言われているようです。 古代インド、古代ギリシャ、と共に、知恵の時代、はいずれも2500年ばかり前、とは、その頃が 人類の知能の遺伝子的、頂点なのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 >「安く買ってい高く売る」の経済学、ユダヤ的、西洋的、功利主義とは、相関が薄いのでは? 「もちろん、本当に売買するという意味ではないですので・・・」 「価値ある地点等を価値のないように認識させ低コストで得る。 また、価値のない地点等を価値あるように認識させ高コストを強いる。」 低コストで得るというのは軍事力を消費して要地等を占拠するという意味です。 高コストを強いるというのは敵に価値にみあわない軍事力の消耗を強いるということです。 >古代インド、古代ギリシャ、と共に、知恵の時代、はいずれも2500年ばかり前、とは、その頃が 人類の知能の遺伝子的、頂点なのでしょうか? 高度な実験や複雑な前提を必要としない分野においては、天才は容易に本質を看破するものだから 2500年前の時点でほぼ究極まで達したとみています。 その後は、天才の業績を凡人が解釈・理解する作業ということになりますかね。
お礼
回答ありがとうございます。 孫子に関し、やけに断言しますなあ。 断言する者ほど素人なのです。