完全な三権分立された国は存在するのか?

このQ&Aのポイント
  • 日本では行政を担当する内閣、立法を担当する国会、司法を担当する裁判所という三権が存在しますが、実際には完全に三権分立されているとは言い難い状況です。
  • 内閣を組織する総理や国会の議員が兼任すること、最高裁長官の指名権が内閣にあることなど、権力の集中や影響力の問題が指摘されています。
  • さらに、国会と裁判所の関係や弾効裁判の開催頻度も問題視されています。これらの要素から、完全な三権分立された国は存在しないのではないかという見方もあります。
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完全に三権分立された国はありますか?

日本では ・行政を担当する内閣 ・立法を担当する国会 ・司法を担当する裁判所 と3つの権力が一つに集まらず、互いに均衡し 権力の乱用を防ぐ為、分かれている。 という感じのことを中学くらいの時に習った記憶があります。 けれどよく考えてみると・・・ ●内閣を組織する総理・各国務大臣は、一部の人を除き 立法を担当する国会の議員でもありますよね? 互いに衆議院の解散・総理の指名、不信任案の権利を 持ってはいますが、現状それは「党の利益」を優先して 行われるようにしか思えません。 ●最高裁長官を指名するのは内閣です。 そうすると、内閣の人間に嫌われている・疎まれている人は 最高裁長官に指名されることはないと思います。 少なくとも、内閣・国会を批判しまくっているような人は 氏名はされないですよね? 行政事件の裁判権が裁判所にはあっても、 裏で隠ぺいされればどうしようもないですよね。 ●国会と裁判所も関係も、違憲かどうかを判断することと、 法の制定・弾効裁判です。 弾効裁判も裁判官が犯罪行為を犯したときくらいしか開かれません。 ストーカー(2008)、児童買春(2001)、収賄(1981)etc. 犯罪者が裁かれるのが当然なので、 弾効裁判を設置する権利だって大きな権利ではない気がします。 ☆結局、、、 ・最高裁長官は内閣の人間に好かれているもしくは、犬。 ・国会は内閣の人間主導で動いてしまう節がある。 (内閣の人間は国会議員の中でも権力者が多いから) ・内閣不信任も結局、この前の様な最初から 出来レースだったような結果に終わる(2人の造反を除いて) そしたら三権分立は中途半端な状態ですよね。 実質権力者は内閣といっても過言ではないと思います。 組織上、お金や女で隠ぺいが出来てしまう状況です。 その内閣の元となる国会の議員は我々が決めますが、 やるといったことをせずに、やらないといったことをする状況です。。 そこで、民主主義が前提で 司法権・行政権・立法権が完全に分離された国ってありますか?

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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hekiyu
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回答No.3

”民主主義が前提で 司法権・行政権・立法権が完全に分離された国ってありますか? ”      ↑ ありませんし、それは妥当ではありません。 民主制が前提ですから、まず議会があります。 ここまではよいです。 しかし、内閣はどうしましょう。 誰かが内閣の構成員を選ばなければなりませんが、 民主制と採る以上、それは国民か、国会、と いうことになります。 国民が行政の長を選ぶのが、米国です。 国会が行政の長を選ぶのが、日本です。 では司法はどうしましょう。 これも民主制を採る以上、裁判官を選ぶのは国民か 国会か、内閣ということになります。 しかし、国民や国会が選んだのでは、多数者の権利 ばかりが保護され、少数者の権利が侵害されるおそれ があります。 それで内閣としたのです。 そうすれば、多数決の弊害が緩和されるからです。 国民が直接裁判官を選んだりしたら、今の政治家 みたいのが裁判をやることになりますが、それが マズイことは明らかでしょう。 ”そしたら三権分立は中途半端な状態ですよね。 実質権力者は内閣といっても過言ではないと思います”      ↑ 日本は議院内閣制を採っていますので、三権分立は もともと中途半端なのです。 これに対して、米国の三権分立は日本よりは純粋 な形態になっています。 我が国では、国民と一番近い距離にある国会が最高機関 ということになっていますが、御指摘の通り、実質上 一番力を持っているのは内閣です。 特に近代では、福祉国家化していますので、行政権の 力は肥大化しています。

yingtao7
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.2

日本はちゃんと三権分立してます

yingtao7
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2700/13647)
回答No.1

それはおそらくないでしょうね。そんなことをしたら国が動かなくなります。 三権分立は権力の暴走を未然に回避する民主主義の理想、知恵ですが、完全に分離したら、それぞれが独立に権力化して国家運営に支障をきたすでしょう。最小限の相互依存、相互チェック機能が必要になります。それが議院内閣制であり、最高裁長官の内閣指名権です。内閣提出法案の国会での否決権です。 民主政治における多数決原理、三権分立は理想というか、歴史が生み出したいわば妥協の産物です。考えられる最も理想的な国家運営は民主主義ではありません。優れた政治家による独裁です。 「民主主義は最低の政治形態だが、これよりいい方法を思いつかない」とチャーチルが言った言葉は有名です。

yingtao7
質問者

お礼

ありがとうございます。 少なくとも日本の三権分立は三竦みの図式が成り立っていないですね。

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