• 締切済み

サムソンに負けてますて、マジで言ってるんですか?

よくテレビに出てくる識者の人達はサムソンの名前を出し、日本企業は韓国企業にシェア争いで負けてるなどと言いますが、あの人達はその事を本気で問題だと考えているのでしょうか? これまでの日本の主力産業、花形産業は、価格競争に勝てなくなると、日本で製品を作るのを諦め、途上国へと技術移転していきました。 繊維、鉄鋼、造船など、日本で作っていたのでは割に合わない分野は、日本から韓国、台湾へとどんどん移転していきました。 日本から産業が出て行くと、当然、日本企業のシェアが落ち、韓国企業のシェアが増えます。 そのたびに、日本のメディアは『韓国に負けた』などと言い、韓国メディアは『日本に勝った!!これからは韓国の時代だ!!』などと言い続けてきました。 ここに来ても、日本の識者達は懲りずに『サムソンに負けている』だの『日本は韓国に勝てない』だのとまだ言っています。 日本の識者達はこれまでも度々、韓国に負けたと言い続けてきましたが、一体、"韓国の時代"なんてあったのでしょうか? 私が考える日本の真の問題は日本から電器、自動車産業が途上国へと出て行った時の事です。 本来なら、順番からして、そろそろ日本からgoogle やfacebookのような企業が出て来なければならないのですが、今のところそのような企業が出てくる気配もありません。 日本の識者の人達は、日本から世界的なIT企業が出て来ない事を問題だとは考えていないのでしょうか? マジで、サムソンを始めとした韓国企業に負けている事を問題だと捉えているのでしょうか?

みんなの回答

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.3

 いくつか、認識の違いがあるようです。  たとえば、日本企業のシェアと、日本の国内生産の世界シェアを混同しています。日本企業が海外に生産拠点を移しても、企業のシェアは低下しません。トヨタのシェアは、アメリカや欧州での生産を含んでいます。  日本国内産のシェアの低下を日本が負けた証拠だと主張する識者が本当にいるのかどうか、本当は根拠薄弱な話ではないでしょうか。  海外に現地法人を設立して生産することを、技術移転とは普通言いません。高校レベルの教科書を参照ください。  今回、パナソニック、ソニー、シャープが薄型テレビでサムソンに敗れたのは画期的なことで、従来の海外移転とは全く異なるとほとんどの識者は指摘しています。過去にも同じことがくりかえし起こったというのは質問者の独創的な意見で、具体的に説明する必要があると思われます。  革新的なIT産業が日本でも出てくる順番というのも経済学では耳新しい話です。  いずれにしても、識者の名前を挙げて質問していただけたら、その主張を聞いてきちんと回答できると思います。

回答No.2

「ソニーがサムソン電子に負けた」という事実を「日本が韓国に負けた」という事に置き換えてしまっては拙いです。 実際、ソニーはここ数年は、アメリカ人がCEOをやっていた企業で、日本国とはあまり関係ない多国籍企業でした。 また、サムソン電子という企業は、殆ど韓国企業を卒業した国際企業ですから、サムソン電子が強い事がイコール韓国が強いことにはなりません。 実際、サムソン電子で働く人の大半が非韓国人で、世界レベルで優秀な人材、世界レベルで給与が安い人材を活用して、ソニーに勝っているのです。 「韓国の時代」なんて未だかつてなかったし、そのような時代が来る保証もありません。 そのような事実無根を発表している人がいたとすれば、間違えなく、識者でなはなくて、愚者でしょう。

Guan-Yu
質問者

お礼

現在、ソニーは金融部門で稼いでいる企業です。 それをサムソンなどと比較するのは正しいのか?と言う気がします。 それに日本と韓国では法人税率なども違ううえ、韓国政府などは輸出企業の為に為替介入などもしていると聞きます。 韓国の場合、産業がまさに官民一体になっています。 これにある意味、日本は韓国に負けていると言えると思います。 しかし、もう日本では終わった産業で負けただのと言ってても仕方ありません。 インターネットの世界ならば、外国の消費者に製品(ソフト)を売るとしても、輸送費もかからなければ、相手国の関税もかかりません。 あっという間にダウンロードするだけです。 ですから、アメリカのIT 企業のように、若造が作った会社が、ほんの何年かであっという間に時価総額数十兆円の企業になります。 トヨタが時価総額ン兆円までなるのに、一体、何十年かかったでしょうか? Google やface bookが、その気になればトヨタやソニーでも簡単に買収できるわけです。 政府も産業界も、日本から世界的なIT 企業を誕生させようと考えてないとしたら日本の将来は暗いと思います。 中国に先を越されるかもしれませんね。 ありがとうございました。

  • IDii24
  • ベストアンサー率24% (1597/6506)
回答No.1

そうですね、すでにメーカーなどの第二次産業に関しては日本の十八番ではありません。あの世界はアメリカのマネをして、さらに安い労働力で日本ものし上がって来た世界。当然ノウハウさえマネすれば他の国で十分できる。日本の賃金が高くなっている現在、負けるのは当たり前。 じゃあIT企業は出るのか?ですが無理です。なぜなら、政府が中途半端に企業の囲い込みをしているから。三菱、東芝、日立、NEC、富士通など国内大手は政府の優遇策の中に居ます。マイクロソフトが日本の事業の入札で取れないのはそのせい。 先の大手は絶対につぶれることは無く、国の事業が受注できるのです。そんな中でIT企業なんて出るわけがない。国の事業だけをやってる企業が優遇されるのだから。 日立はSEC(アメリカの証券市場)の上場を止めました。これは日本国内だけで全然儲かるから。それのほとんどは国の発注なのです。

Guan-Yu
質問者

お礼

アメリカのIT 企業の場合、ベンチャー企業から始まるのが多いですよね。 日本の場合、政府や金融機関を始めとしてバックアッブがほとんどないのではないですか? 政府は大企業を保護するだけでしたら、若い才能のある人は外国の企業へと行ってしまいます。 いつまで経っても、アメリカのIT 企業と競争できる日本企業は出て来ないと言う事です。 こんな事、テレビに出ている識者の人達だってわかっている事だと思うのですがね・・・。 『サムソンに負けてます。』ではなく、『アメリカのIT 企業に追い付け、追い越せ。』と言うべきじゃないんですかね? ありがとうございました。

関連するQ&A